世界のはじっこでの日常生活。思考生産物の物干し竿。


by miomio
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

心の栄養補給

部屋で本を読んで号泣していたら
びっくりした同僚にドアごしに

お~い大丈夫か?

と聞かれた。(恥)
大丈夫大丈夫。心遣いありがとう。
いい本を読むと心が潤う。
自己啓発本もタレントの美容本も読むけれど
おりにふれて
こういういい本をじっくり読みたい。

ベッドの横のサイドテーブルに水のボトルをおいて
ちびちび飲みながら(別にここでお酒飲まなくていいのよ休暇じゃないから)
気になった単語を辞書でひいたり
気に入ったフレーズに蛍光ペンでひいたり
どっぷりの自分の時間にはいれる読書の時間は
何にも代えがたい貴重な時間。
暇つぶし、なんかじゃ決してない
心の栄養補給時間。

今読んでるのはコレ

Kite Runner

The Kite Runner

Khaled Hosseini / Riverhead Trade

スコア:



1975年から始まる
アフガニスタンの舞台のお話。
連のアフガン侵攻、タリバン、
アメリカのアフガン難民たち
差別や心の葛藤や原風景、父親との葛藤
ちょっと距離感がある題材かもしれませんが
読み始めるとそれはもうもうぐいぐい引き込まれて
同僚に確認されるほど、泣いてしまう箇所もあり。
文章が何よりすごく美しくて
アフガンやパキスタンの砂埃の風景が
ぱーっと眼前に広がっていくような文章の流れがある。
本の核心にあるテーマは「贖罪」
本当に心の奥底にぐぐぐと隠されている
弱さやずるさに向かい合う
平凡な主人公の心の揺れ動きに
そしてカリスマティックな父親や
愛にみちた脇役たちの言葉に行動に
ぐぐぐと胸をつかまれる。

結局夜の3時に読み終えてしまった。
2010年の最後にとてもよい本に出会えたなぁ。
実はこれプレゼントで、
「すごいいい本だから読んでみて」といわれたのを
アフガン?うーんと思って放置していた私。

2011年はもっともっとちゃんとよい本を読もう。
調べてみたら
「君のためなら千回でも」という題名で
邦訳でも出ているようですね。ぜひぜひ。

君のためなら千回でも(上巻) (ハヤカワepi文庫)

カーレド・ホッセイニ / 早川書房


[PR]
by miomiomiomion | 2010-12-18 03:17 | みおの本棚