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世界のはじっこでの日常生活。思考生産物の物干し竿。


by miomio
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土曜日の冒険

バイクに乗って街に出る。
ルールがあるようでないような道を
背筋をすっと伸ばして
雨上がりのひんやりした風を受けると
私もいっぱしのラオス人のような気がしてくる。

真のラオス人は
ジャンパーとかジャケットを前から羽織ったり
傘を差してバイクに乗ったり
ヒールで巻きスカートだったりするし
ヘルメット着用率も100%には程遠いが
そんなあたりは真似はせず
若葉マークの私は電動自転車か!?ってくらいな
超安全運転なスピードで町をなめるように走っていく。
こっちの人はクラクションをあまり鳴らさないし
飛ばすし、ルールも結構なんでもありだけれど
そんな殺人的な空気がないので、運転も楽しめる。

マニュアルだってんで、ひやひやしたんだけれど
ギア3からブレーキ踏むときにちゃんとクラッチを
踏み損ね、交差点で右往左往して止まってしまい
あせればあせるほど、出発しないという
(しかもギアが固かった)昔乗ってたマニュアルの車に比べたら
バイクの足のギアってあってないようなもんでいいねぇ。

今日はフィンランド人の同僚と一緒だったんだけれど、
路地裏のカフェでごはんを食べて
めまいがするうまさのコーヒーWithココナッツミルクを飲み
お寺に行って、Siin(ラオスのスカート)の生地を買いに行って
私のIDの写真を撮って、すっごい地元のハーバルサウナのあとに
一時間のマッサージというフルコースの土曜日を堪能。

雨季なもんだから毎時間20分くらい雨が降るんだけれど
カフェやお店やお寺やサウナで
人生でやりたいこととか恋愛と仕事をどう両立するかとか
仏教の教えが人としてのあり方にどう影響したかとか
そういう話を一日かけてゆっくりする。

このサウナがまた穴場感たっぷりの、看板もなんもない
(ラオス語ではあるのかもしれないけれど、普通の路地裏)
住宅地の真ん中にあって、いつも週末は地元の人で結構にぎわっている。(私二回目)

サウナ自体は一応男女分かれているのだけれど、(真ん中にファミリー用もあり)、
サウナを出てしまえば、真ん中にしきりがあるだけで、
しかもその仕切りもただの木でできてるから、全然隠れてない(笑)
サロンを巻いただけの裸の男女が出たり入ったり、お茶を飲んで、
売店で買えるヨーグルトやらミルクやらを体にすりつけたり、
ボディスクラブでマッサージしたり、おしゃべりしたりして
サウナに出たり入ったりする。

前回着たときは高校の先生だっていう女の人に声をかけられて
今日はラオス中央銀行のおじさんと知り合いになった。
(おじさんは奥さんときていたので、女性セクションでお茶を飲んでて
フィンランド人同僚と私に「お二人は若くてきれいですねぇ」
と声をかけてきたという出会い方w奥さんもにこにこ同席)
基本普段の生活が保守的なラオス人が、
サウナでこういう接触の仕方をするというのは興味深い。
ここは別に怪しい出会い系な場所ではなくて
家族や友達同士で気軽にくる息抜きの場なのである。

それから一時間のマッサージへ。ラオスに着てから4回目なのだけれど
一時間のマッサージが500円しないというマッサージ天国。
ちょっと感じのよい「スパ」でも1000円くらいなので
ここにいる間にいろんなマッサージを試してみよう。

というわけで家に帰ったら8時半。
「今日は私の義理の姉のお誕生日だったんだよー」と言うことで
鴨のヌードルのあとに、ケーキをいただきました。
ラオ語の勉強をして、日記を書いて就寝。

非常に健康で人間的でいい生活ができてます。
寺とかサウナでアニカ(友達)と話しているときに
ラオスでいろいろやってみたいこと(仕事関係、非仕事関係)が
浮かんできた。人生やりたいことリストをアップデートしよう。
この贅沢な環境に甘んじることなく、自分を磨いていかなくては!
by miomiomiomion | 2011-09-17 15:36 | 楽しく生きる