世界のはじっこでの日常生活。思考生産物の物干し竿。


by miomio
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雨の土曜日に

雨が好きだ。
それもしとしと降る梅雨みたいのとか
ニュアンスのあるパリみたいなんじゃなくて
アジア、アフリカの天から滝が落ちてくるような豪雨が好き。

豪雨のときにバイクで通勤というのは苦痛だけれど
今日みたいにまるまる一日特に外に出る用事がなくて
大きな窓の外には、心をがしがし洗い流すような大雨が降ってるとき、
私は一日の始まりがとっても素敵なものになる予感がする。
晴れの日のワクワク感とはまた違った、ゾクゾク感とでもいうかな。

ラオスにきてこのうちを借りる決め手になったのが大きな窓とメコン川。
おうちの中から、大スクリーンの窓にうつる豪雨と雄大なメコン川をみると
映画のなかにいる気分になってくる。ストーリーのない、自然の猛威。
そこになすすべもなく立ち尽くす(実際は座っていても)自分。

濃紅のブーゲンビリアが雨に打たれている様子ははっとするほど美しいし、
屋根に規則正しく落ちる雨音はまるで今日のために用意されたBGMのよう。

ゆっくりバスタブにお湯をためて、雨音を聞きながら、読書をする。
バスタブで本を読むと、ふっと「冷静と情熱のあいだ」の主人公の美しい女の人を
思い出す。彼女はいっつもお風呂にはいっていた。(映画は覚えてないけれど
原作の本では、彼女はお風呂でよく読書をしていたのだ)

外が大雨+バスタブ+読書、たまにグラスワイン(←これは夜)
もしくは雨+キャンドル+ラベンダーのオイル+顔パック

それだけで人生のグレードがワンランクアップする(気がする)のが大雨の効用。

雨降って固まるのは、地だけじゃないのだ。
気持ちが流れたあとに、残るのはさあまたがんばろうという上向きの精神。

今週は久しぶりーに外出しないでゆっくりする。
朝風呂+読書もそうだし、昨日のBBQの後始末をして、
きのことチーズとたまねぎのホットサンドを作って
昼はそうめんを作って
夜はえびを解凍してパエリアを作った(つもりがただの炊き込みご飯であった)
雑誌を読んで、次の休暇でやるべきことのリストアップをし、
来週の予定を見直して、
ちょっとだけ友達とスカイプして、
最近日課になってる筋トレとダンベルと、ラオス語。

スケジュールに☆をつけたくなるようなスペシャルイベントがなくても
いやないからこそ、自分の巣に戻って、ふーっと息をはきだす時間にする。
明日は3月11日、東日本大震災からまるまる一年だ。

ゆっくり内省する日を作ろう。
雑念も雑音もゆっくり噛み砕いて
今の自分に向き合う時間があると
自分の根っこが太くなってくる。
広げなくちゃいけないのは、視野と翼ばかりではないんだな。

雨が降る週末は、自分の根っこを育てる日。
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by miomiomiomion | 2012-03-10 08:02 | 衣食住