世界のはじっこでの日常生活。思考生産物の物干し竿。


by miomio
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カテゴリ:映画評( 8 )

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Lunch box 「めぐり逢わせのお弁当」

この80年代のアイドルの歌のタイトルみたいな邦題のセンスは
どうかと思うけれど映画はとてもいい。
え?ここで踊り入れるの?なドラマも歌も踊りもてんこ盛りの「インド映画」とは一線を画す
静かでゆるやかで暗いトーンで物語りは展開する。
胸をぐらぐらつかまれるようなことはないし、登場人物はみんな地味。
「平凡」な生活を粛々と生きている。
今もっていないものを手に入れるためにもがくことはなく
日常生活に不満はあるけれど、何かを変えようという方向に
エネルギーのベクトルは向いていない。
毎日、繰り返し生きていくだけで大変だからだ。
そんな中で、歯車がぽろっと狂い、会うことのない二人に接点が生まれる。
それから二人が関係を深めていく展開が味わい深い。
妻に先立たれ、生きることに大きな期待をしていない孤独な男と
家庭にいて、世間との接点のない孤独な女。

私が一番好きなのは「カフェ」の場面。
想い、期待、失望、恐れ、喜び、情熱、全方向の人間の感情がほとばしるのに
二人は出会わない。そして現実は私たちが期待しているようにはIt does not happen.
大人になると、現実なんて自分ひとりの気持ちで動かせない事情が出てくるのよね。
わかるようで、もどかしく、切なくて、ちくんとくる。

もしかしてな希望の光がちょっとだけ見えなくもない終わり方。
でも何にも起こんないかもしれないし、
二人が出会ったらどんな会話をするんだろうと
外野ながらやきもきする。

人の出会いが”手軽”で”お気楽”で脆い現代に生きていると
手作りのお弁当や手書きの手紙に象徴される「人とのつながり」が懐かしくなる。
すごい勢いで変わっていく現代インドの中で
取り残されていた二人がみていくこれからと、毎日届けられていくお弁当。

歌と踊りはありませんが、奥行きと広がりがある素敵な物語です。
ぜひ。
★★★★☆
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by miomiomiomion | 2015-01-05 07:24 | 映画評
キーファーサザーランドといえば「24」の印象が強すぎるんだけど
海外ドラマ「Touch」が面白い。当然のことながら私はDVD視聴ですけんども。

キーファーはドラマのキーになる自閉症のジェイクの父親役なんだけれど
(私は24とTouchしか知らないけど)こういう幸せな家族を持たない(でも以前は持ってた)
”苦悩するいい父親”をやらせるとすっごくしっくりくる。
いわゆる「イケメン」とはちょっと違う、頼りになって、ちょっとだけ影があって
でも健全で、いい人で、苦悩の度合いが24より(←比べる対象にしちゃだめか)成熟して
彼の表情にぐっとくる視聴者がたくさんいそう。

内容は結構複雑で、ちょっと強引なところもあることはあるんだけど
”科学、スピリチュアリティ、感情がブレンドされ、
世界中の一見無関係な人々がお互いに影響し合う”(By Wiki)話。
ちょっと前に菊池凛子が助演女優賞をとった「バベル」とコンセプトが似ている。
物語の舞台はNYだけれど、イラクや日本やヨーロッパも絡めて展開していく。
「バタフライエフェクト」。
あの時、あの場所で、君に会えなかったらー
北京で蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起こる。

小さな出会いと決断が変化を生んで、大きなうねりになって展開していく。
キーになるのは過去・現在・未来が「数字で」見られる自閉症のジェイク。

正直、全ての世の中の事象は数字でパターン化できるという理論?、
ジェイクがどうして時間を数字で見られるのか、というのが
右脳派76%の私には理解ができないのが残念(時間があったら調べてみるけど、
集中力もたなさそう・・・)

でもさ、この「今日一日の小さな決断が、一週間後に地球の裏側の
誰かの大きな決断につながるかもしれない」って理論とか理屈はおいといて
ロマンティックよね。

で、今日は夜は昨日バーであったドイツ人の人と食べたんだけど、
まず、昨日バーに行ったのは、夕食の誘いがあってたまたま町に出てて
すごいいいタイミングで夕食が終わったあとに、スリランカ人の友達から
「飲みにいかない?」コールがあったから。
(家でご飯食べてたらわざわざ飲みには出ない)
で、このスリランカ人は、昨年の10月に
別のスリランカ人の友達と初めてのバーに行ったときに
たまたま隣の席で、同じ国出身だってんで(で私もスリランカに行ったことがあって)
おおいに盛り上がってからのつきあいなんだけど
そもそももとから友達だったスリランカ人のほうも
実は会ったことのないスーダン在住の日本人の友達(そう、あったことないけど
彼女は私の友達なの)に紹介してもらったから、
彼女とそのスリランカ人はアンゴラで一緒に働いていたとかで。
で、彼女を知ったきっかけも紹介で
これまた会ったことのない台湾在住の日本人の友達(そう彼女とも友達なの)で
その彼女を紹介してくれたのが、私がスリランカで一緒に仕事したことのある
今パキスタンにいる日本人の友達。

ね、すでにアジア、アフリカ、時間軸、結構壮大につながってるでしょ?
しかも会ったことないのに、シンパシー感じられる人たちで。
FBない時代にはさすがにこういうつながりかたはしにくかったことを考えると
SNSってやっぱりすごいよね。

というわけで、一つのつながりや行動が時間も国も隔てて波及していくことの面白さ。

で、そのドイツ人の彼のほうも、出張で来ていて
ランダムなレストランに入って一人でごはんを食べて、
たばこでも吸うかなってんで、
たまたま一席あいてた外のテーブルでたばこを吸ってるときに
隣に座ってたオーストラリア人のグループと意気投合し、
じゃいっちょ飲みにいくか!って流れで来たバーで
私にあったってわけ。

私にあったっていうより、その一緒にきていたオーストラリア人と
私たちが一緒に飲んでた(スリランカ人とイギリス人と飲んでたんだけど)
イギリス人と知り合いで
「ジョインしなよ」ってんで
隣に座ったのが今日ごはんを食べたドイツ人の人。

あ、別になんか運命感じた~!とかそういうんじゃなくて
たまたまTouchみてバタフライ効果のこと考えてて
ああ、そういえば今日の夕食も(ドラマティック度はかけるけど)
十分なバタフライ効果じゃないか、と思ったのでした。
これからどういう展開になるかは不明ですが、
とても楽しい夕食で新しい友達ができてよかったなってのはあるけど。

スリランカ人の友達がいなかったら
彼がたばこを吸いに外にいかなかったら
私が早く帰ってたら
・・・・なんにも意識しないで
動いている一つ一つの行動がこれからの人生シナリオを
180度変えるかもしれない、って
ちょっとワクワクしない?

Touchおすすめよー。
しかしドラマのDVDってはまると廃人になるね。
制御がきかなくて何時間もまとめてみられちゃう。
やばいやばい

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by miomiomiomion | 2014-01-26 23:53 | 映画評
今日は仕事が終わってから
ドイツ映画をドイツ大使館にドイツ人の友達と観にいきました。
で、お約束のビールを飲みながら(ビアラオだけど)
鑑賞したのが

BASTA - C(r)ook

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ドイツ映画って今までノーマークというか、
マレーネ・デートリッヒくらいしか浮かばないけど(How classic!)、
この映画がなかなかカメラワークはいいし、
BGMの選択も絶妙で、
ユーモアも理解の範囲をちょっと押し広げるくらいだし
(Little Britainみたいに完全場外だとちょっと困る)
ちょっとイタリア映画的な雰囲気のある軽快さと
フランス映画的なアンニュイな感じ(女性陣!)と
私のツボにすとーんと入りました。
全然ハッピーエンディングじゃないのにすっきりする不思議な余韻。
人もいっぱい死ぬし、暴力も満載なんだけど、全然陰惨な重量感がないし
ロマンティックなシーンもあるんだけれど、ウェットでない。
いろいろ詰め込んであるのに、おなかいっぱいにならないのは
音楽の選択と役者の巧妙さだなぁ。

ドイツ映画ってもっとどよーんとしているかスクエアな感じかと思ったら
全然違うのね。ま、日本映画が全て小津安二郎なわけじゃないのと一緒だけど。

ハリウッドもボリウッドもみるけれど、私が好きなのは
こういうノーマークで俳優も全然知られてないけれど
独特な世界観をもつ、後味の悪くない映画(”よい”必要は必ずしもなくて)。
自分の普段使わない脳の部分に染み込んでくる様な感覚とか
そうくるか!みたいなでも狙いすぎてない変化球とか
そういうワンダーランドな世界を展開してほしい。
味のある美男美女というか、ザ・オーラが出ている人を見るのも楽しい。

ラオスはまだ映画館がちゃんとなくて隣国タイもまだまだハリウッド大作がメイン。
裏道のくたびれた小さな映画感で珠玉の映画をみたいなぁ。
ニューシネマパラダイスみたいな、プリンスチャールスとか。
日本で言うと早稲田松竹か、で終わったあとで小さい喫茶店でコーヒー飲みながら
映画の感想を言い合うの。くーそういう時間いいなぁ。
そういう映画館、ビエンチャンにもできないかなぁ。

ま、DVDが50円で買えるお国柄なので、映画館はビジネスとして
なりたたなさそう・・・残念~
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by miomiomiomion | 2012-03-07 22:28 | 映画評

今そしてこれから

Hereafterを観る

つかみのリアルな津波映像が「時期的にふさわしくない」と
問題になった作品だけれど映画自体はとてもいい。
「Hereafter」には来世という意味があるのだけれど
この映画が焦点をあてるのはあくまで「今」。
津波だけじゃなくて、サイキックとか死後の世界とかドラック中毒とか
ドラマチックな要素が詰め込まれているのに、
ハリウッド的なうるささや派手さがないのが
クリント・イーストウッドの職人芸のなせる業。

マット・デーモンは相変わらずマッチョだけれど
このフランス映画よろしい静かな展開にすんなりと居場所を見出している。
いい役者だと思う。私のタイプではないけれど(←誰も聞いていない)
クリント映画の指定席のマット以外も、主人公のフランス人の女の人も
その彼氏も、性格が正反対の双子も、料理クラスの先生も生徒も
ラブストーリーの相手ですらも、「普通で」「となりにいそうな」
いい意味で全然キャラが突出していないリアルな人物の存在感。

そんなリアルなストーリー展開で語られるのは
迷いや、悲しみや、苦しみを内包しながら
期待や、気づきや愛に突き動かされていく巡りめぐり行く人生の妙。
人生は一方方向に進んでいくのではなく
上にあがり、下にさがり、いろんな「偶然」を積み重ねていって
運命の流れに巻き込まれていく。
ただ、決して真っ暗なだけではなくて
光が差し、出会いがあり、その出会いがもたらす
人智を超えた何かがある。

このラブ・ストーリーを予感させる最後の終わり方がまた
フランス映画っぽくてよいんだなぁ。SubtleでEloquentで。
完全無欠なハッピーエンドではなくて
一人一人の主人公が、
自分で感じた問いに自分で答えをみつけて
答えをみつける過程で、
複数の時間軸が絶妙に絡まっていく映画らしい映画。

それにしてもクリント・イーストウッドの守備範囲の広さと
産み出すストーリーの質の高さには脱帽である。
硫黄島からの手紙、チェンジリングやInvictusのもつ
歴史や社会的なテーマのもつ重厚感や熱さのある映画、
週末には友達の家でBirdをみたのだけれど
それはJazzの伝説のサクソフォン奏者の生涯を描いたものだった。
80過ぎて尚精力的に映画の世界で作品を生み出す
バイタリティとプロフェッショナリズムに
心から敬意を表したい。

いやー映画って本当にいいものですねぇ、だ。
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①Hereafter(今年初の映画)★★★★★
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by miomiomiomion | 2012-01-08 20:25 | 映画評
全然私好みではない映画。
しょっぱなからほとんど最後までスプラッタで
首とか手とかいろんなものが
必要以上にびゅんびゅん血飛沫とともに飛ぶんだけれど
えぐさも残酷さも陰惨さも感じないのは
スピード感と超豪華な出演陣と超B級を突っ切ったばかばかしさのせい。
絶対文部省認定にならない、というか
上映禁止になりそうな容赦ないエロ・グロ・バイオレンス。
悪くない、でも好きじゃない(笑)

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これ、全然知らない俳優ばっかり出ていたら
絶対見る気しないだろうなと思うんだけれど
全然イケメンじゃないのに、ラテンフェロモン美女と並んでもひけをとらない
無言の色気のある主役のダニートレホ
なんていうかとってもはまり役。影のあるという影がそのまま固まりになった
すごいオーラのある醜さ、というか
美醜を完全に乗り越えた存在感。

無駄に色っぽいシーンがあるのが嬉しいジェッシカ・アルバとか
どの映画でもどっか似た感じの「強気で正義感の強いねーちゃん」役しかみない
ミッシェル・ロドリゲスとか(しかし彼女はかっこいいね~)

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限りなく本人の地に近いと思われる演技の必要のない役のリンジーローハンとか
安心してみられる悪の親玉、スティーブン・セガールとか
コミカルで腹黒い国会議員役のロバート・デニーロとか
脇役もミニスカの看護婦のお姉さんとか
God has marcy, I dontといって
ショットガンをぶっぱなしちゃう、
悪役の告白を録音している牧師さんとか
(でこの牧師さんは最後磔拷問されて死ぬというオチ)
「時計仕掛けのオレンジ」よりさらに節操がなくて
「ショートバス」ほど性的なえぐさはなく
とにかく程よい健康なお色気シーンがいっぱいで
バイオレンスにみちているのに
そこがメインじゃないから、
ちゃんとシニシズムとか復讐とか
因果応報よろしく中和されている遊び心がある。
いやでも、顔のまんなかに刺さる大きなのこぎりとか
銃をもった手ごと切り取っちゃったり
首がどびゅーんと飛んでったり
正面から見るに耐えないシーンは満載。

お子様と現実と映画の境の区別のつかない人は見ちゃだめな映画。
これ、好きな人はすごい好きだろうなーと思う。
玄人好みのばかばかしさとメーター測定不能なバイオレンス。

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とにかく女の子が色っぽくて
男がマッチョで
ちょっぴり社会派なんだけど(違法移民とか汚職とか)
それは別にメインじゃなくてテーマがあってないような
終わったあとも爽快感とは言わないけれど、
ジェットコースター乗り終わったみたいな心地よい疲労感が残る。
あ、でもこの映画に出演するのは楽しいかもと思ったり。
スティーブンセガールの情人役とか、私でもできそうよ?(ほんとかい)
あ、でもスタイルとして目指したいのは
ミッシェル・ロドリゲス。がりがりじゃなくて
筋肉と脂肪がいい感じについてて
質感があって、艶があって、媚びてない。
芯があって、情がある。
むー、かっこいい~!

ちなみに本日観た映画は「Machete」です。
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by miomiomiomion | 2011-02-12 02:45 | 映画評
ジェニファーアニストン。

美人で頭もよさそうだけど、
隣にいたら今週末遊びに行かない?と誘えるような親近感。

AJみたいな威圧感というか「すごい女性だわー」という存在感も
シャーリーセロンのような文句のつけようのない美人スペック
スカヨハみたいな絵とかドラマになるセクシーさ

・・・そういうハリウッド的な「圧倒的な」感覚じゃなくて
全てがどこか平均よりちょっと上、というポジションがいいんだと思う。
平日の夜に安心してぼーっとみられるアメリカンコメディにぴったり。
”Eat, Pray, Love”のジュリアロバーツをみて
「ああ、老けたなぁ」と感じてしまったわけだけれど
(彼女の”口デカ華やか女優”ポジションはアン・ハサウェイに移ってしまった感ない?)
ジェニファーアニストンはいつまでも老けない。
20代には見えないけれど、女性のもつみずみずしさというか
華というか、いやらしくなく、同情を感じさせずに
でも圧倒されることなく、安心してみられるという点で
ああ、ジェニファーアニストンすごいなぁと思うのだ。

今日見たDVDはこれ

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これみどころはジェニファーアニストンの体のラインと
ジェラルドバトラーとの勢いのよい掛け合いね。
話としては荒唐無稽というか
いかにもハリウッドのラブコメなんですが
それにしてもあの黒のミニドレスをいやらしくみせないで
色っぽく爽やかに着こなせるのは
さすがジェニファー。
「おちゃめ」なことが彼女の強さね。
強いのに、かわいい
それを可能にさせるのが「おちゃめ」のコーティング。

ジェラルド・バトラーってセクシーだって評判だけれど
なんていうか元の線が太くて、なんとなくもさいおじさんに感じてしまう。
私はピンとこないなー
バトラーって名前はとってもかっこいいけどね。
みお・バトラー、ほらちょっとなんか
くっきり眉毛と目のぱっちりした美人っぽくありませんか。
クレオパトラっぽくて。(え)
実はうちの元セキュリティーオフィサーに似ているんだなぁ
あ、彼はもさいおじさんじゃありませんけど。(自爆)

2011年目指すは、強くてかわいいおちゃめな女。
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by miomiomiomion | 2011-01-15 21:21 | 映画評

どちらさま?

年をとったという一つの現象。

映画をみていて、あーこの俳優どっかでみた!と思ったときに
すぐ、その”どっかで前みた映画”が脳内アーカイブから
引っ張り出させないこと。
主役級の俳優だったら誰かにきいてわかることも多いけど
カフェでたちよった先にいたトラックのドライバーとか
主役のお兄さんのお嫁さんのお母さんとか
そんな脇役の人だと、
やっぱり他の映画でもマイナーな役どころが多いから
ぱっと浮かびにくいのだ。
だから映画をみながら
「この人どこで前みたっけ」と奥歯に肉の繊維が詰まったような気分で
脳内探索をしないといけない。

で、そんな奥歯肉繊維探索も、映画見ている最中に完了することは稀で、
あとから時間差で思い出したら、今度はその人をみつけた
元の映画を思い出せなかったりする。
前に映画を見ていて奥歯肉繊維リストに載っていた女優、
やっと思い出したんだけれど(Legally Blondeでリーサが通うマニキュアサロンの店員)
今度はその最初に「あ!この人どっかでみた」と思った映画を覚えてない。

Shutter Islandでデカプリオの死んだ娘役ででてくる女の子
どっかで観たナーと思ったら
Remember Meの主役の妹であった、とか
このRemember meで出てくる主役の女の子が
Lostのクレアだったとか。
脳が筋肉痛になるまで考えないと出てこない。

記憶力を高めるにはDHAがよいということで、
サプリメントも買ってあるのだけれど、
今飲んでいる美白のサプリとカルシウムと一緒にしちゃうのもどうかなと思うので
そのラウンドが終わってからにしようかと。
美白できても脳が劣化しちゃったら意味ないよなー
美しさを維持(維持する美しさがあるかどうかはこの際問われない)しつつ、
脳の退化を防止しないといけないから
日々、忙しくて当然なのだ。

運動と、きちんとごはん、きちんと睡眠。
あとはちゃんと脳を使うこと。
こう脳内に入っているであろう情報はすぐWikipediaとか見ちゃわないで
かんばってひっぱりだしてこないと
前頭葉も硬化してしまうであろう。

最近観た一言映画評ですが
Shutter Island:★★★★☆
デカプリオの渋さが光ってます。
彼、やっぱりとっても重量感のある演技のできるいい俳優だと思う。
ちょっと雰囲気が重過ぎる感じはあるんだけれど(マット・デイモンとキャラがかぶる)
「何度かみないとわからない」の映画評の通り、見ていて、「え?ええ?えええええー」と
引っ張りまわされる感がここちよい。何度も観ないとわからないよといわれたので
また観てみようと思います。

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Remember me★★★★★!
とってもいいです。
全然前評判聞いてなくて、ただなんとなく見始めたのだけれど
こうくるか、というラストにうなってしまいました。
バタフライ・エフェクトのアシュトン・カッシャーを彷彿とさせる
名前を知らなかった主役の男の子ですが、こう人のよさと愛情の深さと
抱える闇の深さがじんわりとにじみでてきて、とってもいい感じ。
出てくる人たちがそれぞれ抱える闇がふんわり漂っていて
決して明るい映画ではないのだけれど、感情移入できます。
堅物でできるビジネスマンなピアースブロスナンも
妹役のかわいい女の子も、主役の彼女のお父さんも
それぞれがどってもはまり役。
Emilie de Ravinがとっても知的で若くて華がある!
後味が決して甘くていいわけじゃないんですが、
ストーリーを通して漂う「人間の闇」感覚、とってもいいです。

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Exam★★★★☆
ヒントのないところをひたすらクリックしていく「脱出ゲーム」みたいなストーリー。
年収1億ドルが約束された企業の最終試験、部屋を出てはいけない、
試験用紙を汚してはいけない・・・試験が始まってみたら、試験用紙は「白紙」、
さあどうする?神経戦が、最後は銃撃まで発展する、
荒唐無稽なのに妙なリアリティ感が漂うストーリー。
手に汗を握りつつ、最後はどうなるかはらはらしながら楽しめます。
でも、こんな就職試験やりたくないけどね・・・

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Flirting with fourty ★★☆☆☆
題名からして駄作なにおいがぷんぷんしますが
アラフォー女性に夢を与えるというコンセプトとしてはありか、と思います。
40が悪いということでなくて、なんで彼女?というつかみがイマイチなんですが
主役のRobert Buckleyはかっこよすぎです。
ストレートど真ん中でマイタイプですが
少年の笑顔とハートをもってさりげなくマッチョなセクシーでしかも純粋、
映画としてもできすぎです。
同じ年上女性もの
キャサリン・ゼダ・ジョーンズの「理想の彼氏」とちょっと似た感じですが
(こちらは、キャサリンだから成り立つんだろうという感想で終わりな映画ですが)
とりあえず、世間の波の流れとして
若さ礼賛でない、美しく年をとってる大人の女性にスポットライトがあたるのは
喜ばしいことです。
それにしてもロバート素敵~ハワイにいきたくなりました(←邪道)

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勝手に拾ってきましたが、決して携帯の待ち受けになったりはしていません。
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by miomiomiomion | 2010-07-24 17:30 | 映画評
明日は金曜日で週末なので、
木曜日はBBQのあとプロジェクターつけて
映画ナイト

今日、観たのは「それでも恋するバロセロナ」ウッディ・アレン

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色っぽいシーンもあるんだけれど
ウッディらしいウイットと
軽妙でスクエアなナレーションと
なんせ出てくる人と街が美しいのと
ここはどうだバロセロナだ!ってんで
全然いやらしく感じないし、
アートな空気が流れてる。
アートなんだけれど、難解じゃなくて
人間の情熱と迷いと欲望と幸せを探求する気持ちが
心地よいスパニッシュギターのBGMとともに練りこまれてて
「ああ、わかるわかる」な共感とひきこまれるハラハラ感が
詰まってる、私好みの素敵な映画。

スカーレット・ヨハンセンの文句のない色っぽさを
あっさり圧倒してしまうペネロペ・クルスの艶と破壊エネルギーがすごい。
主役のどうしようもない愛すべき芸術家のスペインボヘミア人の男も
ああ、こういう男いるなぁという共感のため息を誘うし、
(私はこんなでれでれな男嫌ですけど)
人のよい婚約者がいながら、セクシーでワイルドな画家を前にして
ビッキーの心のひだがゆれまくりなのも、とってもよくわかる。
私としては、一番共感するのは
結婚直前で、迷いがなく幸せで、研究に情熱を注ぐ大学院生のはずなのに
ふとした旅先で恋におちてしまったのは
親友の恋したどうしようもない先も見えない芸術家ってなビッキーなんだけど、

終わって、ソマリアケニア人の同僚に
ミオは、タイプとしてはクリスティーナだよね!と迷いのない笑顔で言われました。

えええええええ!!!クリスティーナ(←スカーレットヨハンセン扮する)って
自分の欲しいものがわかってなくて
親友にMENTALLY ADOLESLENT(精神的に未熟)って言われて
で、恋にどどーんと落ちちゃって勢いと雰囲気でで
女の子にもキスしちゃって、
でもよかったわってさわやかに言えちゃう
先鋭的な彼女!
あなたの部屋にいってもいいけど、ちゃんと私を誘惑してね、とか
言っちゃう彼女!
で、盛り上がってる最中に食中毒で倒れちゃう彼女!
・・・どこが私とかぶるんだろう。

えーその、クリスティーナですが、
暗室で写真を現像しているときに勢いと雰囲気で、
ペネロペの扮するマリナ・エレーナ(画家の元妻)と
キスしちゃうんだけれど、
そこで周りの空気が固まったのが
おかしかったです。

普通のキスシーンはひゅーひゅーとちゃかす
ハッピーな空気が流れるんだけれど
ソマリア的にはやっぱり女の子が女の子が
キスするのはなしみたい。

とりあえず、スーダンで、戦争映画が観たかったスーダン人男子に囲まれながら
SEX AND LUCIA(色っぽいシーン満載のスペイン映画。
悪くない映画なんだけれど一緒に見る人を厳選したほうがよい)を
みたときみたいな居心地の悪さはなかったけれど・・・

収まるべきところに収まった、
「それが人生だよね」な100%じゃないハッピーエンディングも好きです。
ちょっとほっとする終わりかたで。

おすすめです。
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by miomiomiomion | 2010-07-22 22:15 | 映画評