世界のはじっこでの日常生活。思考生産物の物干し竿。


by miomio
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カテゴリ:ワタクシゴト( 59 )

混迷時期のあり方

スイスからはとっくに帰国済。
スイスで受けたトレーニングはすごくよかったし
撮れた写真もアップデートしたいんだけど
なんていうか後ろを振り返る暇が与えられない
ものすごい忙しい日々を送ってます。

・・・なんだけど

朝5時半に起きて
1時間走って
シャワー浴びて、
朝ごはん食べて
仕事行って(8時)
仕事終わって(7時)
買い物して、とか、ジム行ってとか
家帰ったら8時で、
ご飯食べて、ちょっと仕事して、
たまにCSI見て、もしくは本を読んで、寝る。

書いてみると全然たいしたことない。
色気のない毎日です。
色気募集。

しかし、この生活ペースだと
好きな人のことぽわ~んと考えてる暇なんかないし、
そもそもデートどこにいこう、次何しようかー、
みおちゃんの好きなところでいいよとか
そういう隙間もないのでそういう恋愛初期の醍醐味みたいな段階をポーンとすっとばして
好きな人が、ご飯作って待っててくれるってのが理想。
いや、私が作ってもいいんだけど。取らぬ狸の皮算用。

いや、そんな生温かい関係なんていやだ。
そういうんじゃなくて、私はバリバリ働く男がいいんだ!と
悟ったつもりだったんだけれど
私もバリバリ働いていて、相手もバリバリ働いていたら
全然接点ができないことが判明。←いまさら
お互いバリバリ働いて、ドラマティックにホリデーという暮らし方も
やってみると確かにエキサイティングなんだけれど
それはやっぱり「日常」にはなりえないわけで。

日常と非日常ってちゃんとバランスとれないと
非日常でずーっと生きてるとどうしても人間歪んできてしまうんだなぁ。
というわけで5年間まるまる非日常で生きたあとのゆがみ矯正期間なんですけど、
しかし、非日常を卒業して、まっとうな「日常生活」を手に入れたのもつかのま
なんかこう時間が非情の流れていって、
気がついたらもう3ヶ月も私ラオスにいるんだ!状態。
もっと日常生活ってゆるやかに満ち足りた状態で流れていくんだと思っていたよ私。

日本に行って
ソマリア戻って
アフリカ片付けて
1ヶ月ホリデーして
3ヶ月ラオス
で、もうすぐ年末。

早っ。

とりあえずこういう停滞時期は
停滞ではないか、混迷か、
じたばたしないで、ひきこもって内省とかしないで、
やけをおこすこともしないで原点に返る。
やることはすんごいあるし、やらなければならないことも多いのに
なんていうか筋道が通ってないというか
やみくもにやるべきことが降ってくる状態にある今、
精神的に参らないためには
体を鍛えるのが遠回りのようで肝。

精神を支える心や脳みそも実は筋肉でできているわけで
中身を支える器がウダウダにならないように
筋トレして、走って、自転車をこぐわけです。
精神と体は絶対つながっているからね。

確かなもの、ってたまにみえなくなるけれど
そういうときこそ、自分の肉体に返るっていうのはいいかもしれない。
我思う、故に我、の我の部分。
難しいこと考えないで、汗をかいて、動く。

とりあえず今週末はカンボジアのアンコールワットで
ハーフマラソン走ってきます。
とりあえず自転車通勤始めました。
車も買わなきゃだわー。
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by miomiomiomion | 2011-11-29 21:50 | ワタクシゴト

人間ラヂオ

時に意図していないのに、体から音楽が出てくることがある。
私は別にNo music, No lifeな人ではないんだけれど
どっかに刻まれた記憶が、生活のふっとしたことにスイッチ押されて
ぽぽぽぽ~んと出てくるのだ。

だいたい懐メロで、「なんでこんなにちゃんと覚えてるんだ!?」って
歌いながら自分でつっこんでしまいたくなるような

コンピューターおばあちゃんとか←カフェでコンピューターを起動するときに歌いたくなる歌
今すぐKiss me!とか←これは数年前から夏のヨーロッパで自転車に乗っていると
勝手に出てくる「夏のテーマ曲」。ここでも昼間にバイク乗ってると歌いたくなる。
これは、「君の瞳に恋してる」(だったっけ)の浅野温子が自転車に乗って通りざまに
三上博にキスをするという最高にイカした(注*死語を承知で利用しております)
ドラマのエンディングのせいだ、というのはわかっている。
あれはかっこよかったなー大人になったらこういうキスをしようと若い時に思ったものだ。
しかしバイクじゃ早すぎて無理!あれはやっぱり自転車のテーマ曲だ。

で、夜にバイクを飛ばして帰るときは例外にもれず

尾崎豊 15の夜を熱唱して帰る。
なんかこう世の中に迎合しないで肩肘はってでもちょっとFragileという尾崎の虚勢が
なんかこういろいろ考えないといけない、15は終わっちゃってるけど
まだなんか別のところでがんばれそうな私の残ってる不良魂をInspireするのだ。
バイクで夜、飛ばしているときって尾崎ぴったりよ。

♪自由になれた気がした15の夜

ここの自由になれたんじゃなくて、気がしたってところに
尾崎の鋭さとか切なさを感じるんだけれど
そういう全面的にかっこいいだけじゃなくてそういう「穴」とか「すきま」って
人間として重要よねー
とかそんな解説を加えながら歌って帰るわけ。

それにしても、80年代90年代のなつかしの・・・だけじゃなくて
こうぽっとなんかで出てくるような人生のテーマ曲をアップデートしたいんだけれど
私のIpod壊れちゃってるし、自分で人間ラジオになるしかない。

最近、聞いてあーこれは人生の要所要所でBGMになりそうと思ったのが

いきものがかりの「気まぐれロマンチック」←今すぐKiss meを解消して
昼のバイクのBGMはこれでいこうか、と。
あと、AKB48って7人くらいしか顔と名前は一致しないけれど
正統派アイドルの歌って感じでポップでなんも考えなくていい感じがいいねー。

最近の「これはよいよ」という曲があったらこっそり教えてください。
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by miomiomiomion | 2011-11-06 23:55 | ワタクシゴト

第4の波

国連デーのくじ引きで二位が当選

バン・ビエン(閑静なリゾート地)週末ステイお二人様

誰と行くかはまぁゆっくり考えるとして(笑)わーい

来月にスイスで開かれるEmergency Leadership Trainingに行くことになった。
P4/5レベル対象のリーダーシップトレーニングだから
ノミネートはされたけど、行けるかどうか…ではあったのだけれど
とにかく「行きたい、行きたい」と念ずる。
・・・念ずれは、花開く。求めよ、されば与えられん。
ということで、決定。パチパチ。久しぶりの国外トレーニング。
しかもスイス!

新しい家に移ってから、運気が上向き。
運ってのは、経済と一緒で、波があるものだから
上向きだからっていつまでも上向きじゃないし
下向きだからって悲観することもない。
だけどね、上向きのときに波に乗れると
自分の枠がぐんと拡大できる。

旧友(というカテゴリーになるわけだね、私たちは)の大輔と話をしていて
目からウロコというか、久しぶりに肌から染みた一言。
「物事をよい悪いの切り口で見ているうちは成長しない、だけれど
自分の心地よさを基準に夢(考えること)を予行練習にして、
夢が気に入らなかったら、思考を変えればいいんだ」。

思考が現実化するってのは、
それこそいろんな自己実現関連の本に載ってることだし
全然目新しくないことだけれど、なんていうかなー
英知というものを理論ではなくて、実感として積み重ねていくと
自分の世界への理解がちょっと深まっていく気がする。
最初はよくわからないから形で入るわけだけれど、
風水でも、断捨離でも、新月のお願いでも、瞑想でも
なんかちょっとよさそうなExcercisesを自分の生活に取り入れてみて
自分に合わなければ続ける必要はないし、
なんかいいかもと思えば続けてみると、ふっとなんか「つながる」感覚がある。
ちゃんと宇宙とか自然とかの大きな流れとつながる感覚。
わけのわからないオカルトじゃなくて、
わかる、んじゃなくて感じ方なんだな。
自分のPerceptionがふっとグレードアップする瞬間。

このトレーニング、あることをずーっと自分が考えていたことが
全然別の、でももっといい形でやってきた。
国連デーのくじ引きは全然別に念じたことじゃないけれど、
なんか今の自分が引き寄せた気がする。
実はこの日、昼寝をしていて夢をみたんだ。
「国連デーのくじ引きで当選した!」という。
で、おかしいのが、一等賞はルアンパパンへの飛行機だったんだけれど、
私に当たったのが大きな熊のぬいぐるみ
「えーこんな大きいテディベアをもらってもバイクじゃ持って帰れないよ」
と言ったところで、目が覚めた。
で、電話がかかってきて言われた。
「みおー国連デーのくじ引きで2等が当たったよ」

瞑想と、家をきれいにしておくことと、願望を書き出すこと。
この3つは人生のいい波が自分に向かってくるために
自分のビジョンをクリアにしてくれる。
いつも決して順風じゃないけれど、ちょっと煮詰まった気がしても
今の自分の立ち居地がわかってて(問題点がクリアで)、
自分の生きる環境がきれいに整ってて
雑念を頭からクリアにするくせをつけておくと
運気の波をちゃんと引き寄せられる。

面白いなと思ったこと。
宝くじがあたりますように、じゃなくて
6千万を手に入れられます、という願望の設定の仕方をすること。
そうするとあらゆる方法で自分の願望が実現するように
プログラムが動きますよ、ということ。
別にお金のことじゃなくて、すべてのことがそう。
自分が思うより、世界はもっと複雑で、高度で、楽しくできている。
だから、可能性をひとつに(この場合宝くじで、と限定すること)しないで
オープンにして、ただゴールというか方向性だけすごくクリアにする、
そういうと、自分が考えたのより
もっとわくわくする形で実現するかもよ、ということ。
この前友達が言われたのが
「自分が欲しかったものが必ずしもベストとは限らなくて、
別に手に入ったものが実はベストのこともある」。
だから願望ははっきりさせておくけれど、執着はしない。
何がベスト(=いい)かどうかは、自分で決めることじゃなくて
あとでわかることだから。

さーまた来週から謙虚に生きることにしよう。
謙虚に、でも野心的に。
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by miomiomiomion | 2011-10-22 22:22 | ワタクシゴト

時間の砂

手のひらに載せた砂がさらさらと指の間から落ちていく。
そんなイメージで時間が過ぎていく。
そして今の持ち時間がなくなると
砂時計をひょいっと裏返すようにまた時間が出現して
またさらさら流れていく。
そしてあるときにふっと、追加する砂がなくなって終わってしまう。
だんだん自分の持ち「時間」がやせ細っていくこともあるだろうし
そうじゃなくて、突然停電するみたいに時間の追加がなくなる人もいる。
時間は永遠じゃないんだ。
否、時間は永遠だけれど、私たちは永遠じゃない。

時に湿った、時に黒いときもあるし
キラキラ光ったものや、白い軽い時もある。
時間には「質感」がある。

今の私の周りにある時間は重くて、速い。
ちゃんと時間をつかまえておかないと
進み方が加速していて、
正直怖くなる。
大切なものもどんどんすりぬけていく。
どんどん、どんどん。さらさら。
歳をとるのが怖いのではなくて
いろんなことがわかってきて
その更に奥がみえてきたときに
自分にその先を攻略する元気や能力がなくなっていて、
感じるであろう敗北感が怖いんだなぁ。

自分にプレッシャーをかけて
成長する必要はもうないのかもしれないけれど
常に自分は「今」のベストコンディションにしておきたい。
できない言い訳はいくつも準備できるけれど
「時間がない」というのは、
時間管理と優先順位付けがうまくないだけ。
「能力がない」というのは
24時間の使い方が間違っているだけ。

朝起きてから確認するThings-to-doリストに
今日だけじゃなくてちょっと向こうの自分を見越した
課題も付け足しておこうと思う。
今だけに集中するんじゃなくて、たまに顔を上げて進むべき方向を
確認しないと、がむしゃらに目の前のものに没頭するだけじゃ
だめなのだ。大人だからね、学生時代にみたいなレールがないし。

人生のステージが何段階も進んでくると
隠れアイテムや攻略法がどんどん巧妙になってくる。
ステージを降りちゃう生き方も、そりゃひとつとしてありだけれど
「なぜ私は今、生を受けたのか」とかそんなことをまじめに考えてしまうと
それは自分が楽しむためだけじゃないんだと思うわけ。

ホリデーでのんびりするのも、映画を観るのも、マッサージに行くのも
お酒飲んで楽しく騒ぐのも、買い物するのも、全部ありだけれど、
“この時間の使い方をしていれば、10日後の自分はよりよくなっているか”
ということを頭の片隅においておきたい。

ふと気がつくとオフィスにいすぎてしまったり、
あんまり価値のないネットの情報を読み込んでしまったり、
だらだら飲んで、語ることもあるけれど、
手のひらに載せた時間をぎゅっと握り締めるような自覚をもって
生きなくては、と思ったりする今日この頃。

悠久の時間に身を委ねる生き方をするには
まだちょっとエネルギーがありすぎるし、
この世の中にやらなければいけないこともありすぎる。
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by miomiomiomion | 2011-10-18 18:38 | ワタクシゴト

繁忙期の戯言

ひょーえー時間の経ち方が早すぎる。
仕事に追われ、プライベートに追われ
全然ブログもアップできてないし、運動もできてないし。
足りているのは栄養分と刺激くらい?アチョー

仕事に追われ、ってのはまぁ文字通りです。
緊急援助ではないので、
15分以内に荷物まとめて避難!という忙しさはありませんが
今週の課題が20くらいどどーとあって、
その合間に来年からのカントリープログラムの概要とか
世銀の支援プログラムのアウトラインとか、
パイプラインのプログラムの勉強とか
ラオス語とかあって、毎日始業前にオフィスにきて
就業後にオフィスに出るという模範的なサラリーマンみたいな生活です。
ま、11時までオフィスにいる、なんて日本みたいなことはしませんけどね。

プライベートに追われ、ってのは別に華やかなことではなくて
新しくできた友達と飲み語り、
カラオケに行き、ボーリングに行き、
子供の誕生会に行き、
クラブに行き、買い物に行き、
というにぎやかな時間。
この国、努力しないと一人になれる時間がなかなかできません。
一人で静かにしようと思ってもなんだかんだ誘いがきます。
週末もなんやかんやとオフィスの誰かのうちに
オフィスのみんな全員で遊びにいったり
何かイベントがあると「大丈夫?ミオ一人じゃない?」と
いろいろ心にかけてくれるのです(涙)ありがたい~
そういうお国柄なんだと思います。

というわけで私今20代中盤みたいな生活してるんですよ。
自慢ではなくて、正直、いやいつまでこんな生活してるんだ!?という自戒をこめて
私と同世代の既婚者はまともな時間に帰るか、
一緒に飲んでもまぁパートナーが一緒なので、
そこそこに退散しまして、それで残るのが
20代中盤+後半の「まだまだ楽しみたい」若者たち+私
ホストファミリーと一緒だったときは、10時までにはおうちに帰っていたのですが
今、自分のうちがあるからね、結構遅くまで遊べてしまうのですよ。

給食ユニットシュールで繊細な28歳のフランス男
パブリックリレーションの3ヶ国語をペラペラに操るかわいい才女ドイツ人30歳
パブリックリレーションのインターン、ファッショナブルで疲れ知らずの
フィンランド人26歳
栄養ユニットのファンキーでおもしろいなフィジー人29歳
東亜船以外の仲間では、
彼女彼氏なしのこのあたりでよくつるむわけです。

いやーさー、かえすがえすも私今28歳だったらすごいいいのに!って
思うことがあるんだよね、最近。
○○をやらなかった後悔・・・というのではなく
あー今28歳だったらとってもこの環境楽しめる!という妄想。
もういろいろみてきたし、やってきたから
戻りたいというのではなくて
あえてまだ28だったらとっても嬉しいという無理な願望。
私が特に仲がいいのがこの26歳のフィンランド人のインターンの女の子で
気があうし、スピード感も、考え方も合うんだけれど
よくよく考えると10違うわけで、それでも彼女のペースで
クラブにいって、飲み屋にいって、
彼女と一緒にどんどん回りに声かけて
気がついたら「これ、誰?」という電話番号が携帯に残っていたりするわけです。
それもひとつやふとつじゃなくて。
記憶をなくしたりはしませんが、それでも「えーと誰だろ」という人から
来週ビール飲みましょう!メールが来たりして
で、でかけていったらあーこの人いたいたと思うわけですが
よくよくきいたら26歳とか、そんな感じ。
私のほうも別に年齢詐称してつきあったりしないから
聞かれたら答えるわけだけれど、
(聞かれなかったら別に言わないけど)
「思ったより全然年上なんだね、気にしないけど」とか言われたりするわけです。
気にしないけど、ってのが余計だってw

いやーん、私こういう生活もう卒業しないとだめだよね。

仕事はちゃんとやってますが(あたりまえ)
自分の生活基盤をちゃんと立てようと思ってます。
新しい家に移りました。やっぱり自分の「城」があるっていいねー。
ただ、目の前の楽しい忙しさにかまけるのではなくて
これからの人生戦略をちゃんと練っていかなくては。
いろんな意味で大切な時期にいると思うのです。
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by miomiomiomion | 2011-10-12 16:25 | ワタクシゴト

君流れること勿れ

今の私は、
時の濁流になすすべもなく
流されている材木のごとし。

浮いているのだけれど、
進んでいるのだけれど、
どこに行くかも
どこに落ちるかもわからない。

雨が降り、花が咲いて、うぐいすがないて
季節は着実に変わっても
それは材木が流れているからではない。
単なる舞台設定の転換。

人生は直感と行動の積み重ね。
でも直感が人生に持ち込むものは
ときに鋭く、ときに痛い。そして切ない。

そんな痛みも鋭さも切なさも
自分が成長するための必要なプロセスだと
納得させながら進むしかない。

進むというより、呑まれて
すごい勢いで流れている今。
仕事のこと、気仙沼のこと、
ソマリアのこと、これからのこと、自分のこと。
ガス代のこと、引っ越しのこと。人の気持ちのこと。
考えてもどうにもならないこと。
考えたら辛いこと。
考えなくても辛いこと。
私は何かを待っているのだけれど
何を待っているのかわからない。
オプションはたくさんあるようで
選べるものは限られていて
選べる道は、いばらそしてたぶん崖。

先週読んだ村上龍の文章で激しく共感した文章がある。
長いけど引用したい

「この世の中には3種類の人間がいる。一つ目は、充実感とは無縁の
退屈でつまらない人生を歩んでいる人々だ。だが彼らは、自分たちがつまらない
人生を歩んでいるとは思っていない。そもそも充実感を知らないから、
彼らにはつまらない人生という概念も充実した人生という概念もない。
彼らは、自分たちが安定した多数派に属しているという安心感を得るために、
つまり退屈でつまらない自分の人生について考えずに済むように
テレビを見て、雑誌や新聞を読み、仲間と雑談する。
二つ目はひょっとしたら自分の人生はつまらなく退屈ではないかという疑いを持っている
人々だ。彼らは不安を持って生きているが、充実とは何かを、ぼんやりとではあるが、
知っている。充実感の断片をあじわったことがあって、なんとかしていつもそれを手元に置いて
おきたいと思っているが、どうすればそれを入手できるのかはわかっていない。
三つ目のカテゴリーの人々は数が非常に少ない。充実した人生を送っているが、決して
そのことを自覚しない。彼らは例外なく多忙で、自分の果たして充実したものかどうかなど
考える余裕がない。つまり興味深い事実があって、充実した人生を送っている人も、
退屈でつまらない人生を送っている人も、ともにその自覚がないということだ。
三つ目の集団、つまりひょっとしたら自分の人生は退屈でつまらないものかもしれないという疑いと
不安を持っている人々だけが、充実や退屈について考えている。
そしてずっと不安状態で生きていくことはできないから、やがて二つ目の集団の人々は
一つ目の集団か三つ目の集団のいずれかに吸収される。もちろん大多数の人々は
一つ目の集団に吸い込まれていく」

ふっと多忙の波から頭を突き出してみたときに
言葉にできない不安だったり、答えのない疑問だったりに
ぶつかって、慌てて多忙の波に戻っていく。
でもその不安や疑問にちゃんと立ち向かう時間を作らないと
次のステージに進めない。

フィジカルなものじゃなくて、メンタルなこと。
今の自分に必要なのは、愛でも金でも休日でも真実でもない。

普段強気な自分がどうしようもなく弱い。
でも今のどうにもならない気持ちをかきとめておくことで
時間の流れが一時的につかまえられるような気がする。

ものすごいたくさんのことがあって
たくさんのことが変わって
たくさんのことを考えたこの2カ月を
少しずつ残していこうと思う。

今日から。
流れに飲み込まれるのは終了。

充実感というのは、無自覚でなくてはいけない。
一時的に包まれるのはありだけれど
連続したかたちで自覚した途端に、フェイクになる。
他人へのPRでなく
自分へ納得させることでもない。
ふとそれに気がついてしまうと
今度はそれをなくす不安に毒される。

人生は美しい、だけど難しい。
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by miomiomiomion | 2011-06-14 05:28 | ワタクシゴト

岡本太郎と新カメラ

ニコンのD700デビュー。

ニコンのD60デビューから3年で
ここまでくるのは正直ちょっと早い気もするんだけれど
いつも使っていたD90をナイロビに置いてきたので
同じものを買うのも能がないし、えいやと思って買ってしまった。
ビックカメラのお兄さんと身の上話(←相手の)も含め
2時間以上質問攻めにし、カメラ講義を受け
在庫がなくて西口からとりよせでさらに1時間(その間も講義続行)
そして私のクレジットカードの確認で
アメリカまで電話しなくちゃならなくてさらに40分、
と私の貴重な土曜日の夜をビックカメラに捧げてゲットしたお品。

いや、これは自己投資です。
毎年ひとつ本物を手に入れるのをテーマにしようと思ってるんだけど
2010年はなんも「自分にごほうび」的なものは買わなかったし(覚えてないだけ?)
日常生息場所的にも、カルティエのなんとかとか
ジミーチューの靴とかそういう同世代の女性が手に入れるべき本物が
あんまり活かせなさそうだし、この路線でいいかなと。

カメラ女子、を流行で名乗るのは
重くてごつすぎる感じ。いやそれがよいのだ。
がっつり本物をもつ。
等身大、とか背伸びしないとか、ナチュラルとか言わないで
「ここまでいきたい」に焦点を定めて、それを基準に動く。
今の自分に安住しない。

いやーさー、今日NHKの日曜美術館で「岡本太郎」の特集をやっていたのだけれど
太郎さんがまたいいことを言うんですよ。

「ナンダコレハ」の精神。

ニュアンス的にこんなことってことなんだけど
とにかく、彼が言いたいのは、「他人の期待通りに生きるな、枠からはみだせ」
他人から理解されたら、何くそ次こそは理解されるもんか、という
オリジナルを目指せ、と。
大切なのは、「ナンダコレハ」の精神。

心の奥をぎゅーっとつかまれました。
カメラがどう、とかカルティエがどうとかそういうことと直接関係ないんだけれど、
自分がやりたいと思ったことを、”世間の期待”とか”規定”とかそういうものに
とらわれずに、どんどんやれ、と。
他人に理解されようと思うな、自分の心に素直に生きろ。
爆発するのは、芸術だけじゃなくて、
その芸術を担う人間の精神そのものだ、ということなのだということ。
太郎さんの言葉そのままじゃないんだけれど
私はそういう風に彼のメッセージを受け取った。

命のある言葉や情熱のこもった生き方は古くならない。

新しいカメラと岡本太郎のおかげで
気持ちがぐーっと上向きになった週末。
で本日はそんな新しいカメラをもって家族で昭和記念公園に
桜を見に行ってきた。
桜だけじゃなくて、いろんな種類のチューリップとかケシとか
犬とかこどもとかおじいちゃんとかおばさんとか
みんなとっても楽しそうで、よい空気にみちみちてました。
日本の一番美しい季節に、
フルに幸せ充電してきました。

来週も頑張ります。

というわけで春の色↓

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by miomiomiomion | 2011-04-11 00:23 | ワタクシゴト

3月の目標

今年の目標のハーフマラソン2時間切が達成されなかったので
さてーどうするかねーもう一本今年走っとくかねーとも思うのだけれど
あんまりストイックに課題立て続けて”こなして”いく生き方もなんだから
3月はちょっと違った方向で頑張ってみる。

今月の目標

①批判しない。非難しない。怒らない。(Inspired by 人を動かす←カーネギーの名著)
②本の企画書を完成させる
③アフリカ一か月旅行の予定をたてる
④15人にちゃんとしたメール(か手紙)を書く
⑤毎日水を2リットル飲む(これ相当努力しないと難しい)
⑥カラダデザインをする→筋トレ週3と30分Run週3
⑦映画4本、日本文学10編、英語本1冊
⑧親孝行
⑨スペイン語週3、ソマリ語毎日30分
⑩整理整頓を徹底する

違った方向どころかスペイン語も整理整頓もほとんど生涯課題みたいなもんですが・・・
がっつり3月もいきましょう。
スーダンからもってきた段ボールで一箱行方不明だったのが
今頃でてきて、そこに入っていた「人を動かす」カーネギーを再読中。
これ、ダイヤモンド社だったか「人生で読まなくてはいけない本20選」とか
年収2千万以上の経営者が薦める経営書No.10にランクインしていたり
いろんなところで名前を見かける、もはや古典といってもよい
啓発書ですが、確かにシンプルで核心をずばっとつく
カーネギーのリーダーシップ論は
読むたびに新しい発見があります。

今月は「批判しない、非難しない、怒らない」が大テーマ。
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by miomiomiomion | 2011-03-02 21:42 | ワタクシゴト

お宝発掘

アドミの男の子から電話がかかってくる

「あのさ、みおのものと思われる段ボールが倉庫から出てきたんだけど
確認してくれないかな」

スーダンから来たときに4箱送ったはずだったのに
箱が相当ぼろぼろになってて
勝手に箱詰めかえられて3箱になってきたのが2年前。

入れたはずの炊飯器がない、とか
15年前の小学館のSAPIOの懸賞であたった
戦争カメラマンの写真集が入ってないとか
デジカメの電池いれたはずなのに

とかいろいろ行方不明なものがあったから

今頃出てきたか!な感。

ミオ「炊飯器入ってる?」
アドミ「はいってないよ」
ミオ「デジカメの電池入ってる?」
アドミ「細かいもの全部みてないけど、料理本とか顔が描いてあるカードがいっぱいあるよ」

顔が描いてあるカードって何

・・・・と思ったら、百人一首でした(笑)
100枚セットだったのに、絵札が96枚しかない~(悲)

で見てみたら
炊飯器とデジカメの電池ははいっていませんでしたが
戦争カメラマンの写真集はちゃんと入ってるし、
私が高校時代にオリオン書房で買ったノンノの和食百科とか
アイロンとかコスモポリタンとか
岩波新書とか

楽しいものがぞくぞく出てきました。
基本的に、持ち物なくなってもあんまり覚えてないことが多いんだけれど
出てくると忘れていた愛着心がどーんと蘇ってくるね。

次の休みには和食百科を見て、なんか和食を作ろう。
この本、10年以上持ち歩いているけれど
見て作った記憶があるのが「風呂吹き大根」しかない。
お菓子百科と弁当百科も買ったんだけれど、
はて彼らはどこに行ったのかな。
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by miomiomiomion | 2011-02-28 22:34 | ワタクシゴト

手作り生活

生活の質というのは
何も高価な電気製品を揃えるとか
ゴージャスな旅行にいくとか
そういうことではなくて
当たり前のことを当たり前にやって
それにちゃんと「喜び」をみいだせるということ
今自分がいる生活や環境にワクワクできるということ


いろんなところで自由にいろんな生き方をしてきて
それはそれで先が読めない楽しい時間を過ごしてきたわけだけれど
今は何より

ちゃんとおうちがあって、そこに好きな人がいる。

というクリアなFact of lifeが私の乾電池。
クリックすると自分の中の電気がぱっとつく。
普段は太陽電池なわけだけれど。

誰かと一緒に住む、ということが
(私の)自由の放棄ではなくて
(私たちの)自由の創造だ、と思えれば
それはきっとうまくいく。
"I"じゃなくて"We"であることが普通になることは
退屈なことでも重いことでもなくて
楽しいことや素敵なことが2倍になるということ。
大変なことは半分で済むということ。

毎日が発見で、それはもちろんPleasantなことばかりじゃなくて
自分のペースとも全然違って、
うきーと思ったり思われたりすることもあるわけだけれど
全然違った環境で生きてきた二人が
同じ場所で住むようになって、
新しいダイナミズムが生まれてくるって
考えてみたらとっても壮大でエキサイティングなことだなぁ。
人生を楽しむ秘訣と同じで大切なのは
相手の足りないところじゃなくて、
相手のもってるいいところにフォーカスをあてること。
ほめて伸ばす、のは子供だけじゃなくて
大人の人間関係も一緒ね。

生きるって
ばらばらでカラフルな点がランダムに集まっているんじゃなくて
興味とか趣味とか仕事とか願望とか要求とか発見とか驚きとか
共感とか感動とかいろんなものをを積み重ねていって、
太い線に、面に、それから空間に、時代に拡大していくことなのだ。

もともと13歳で親元から離れただけあって
生活能力の高い人だというのは知っていたけれど、
ただ「生きるだけ」じゃなくて
「楽しく生きる」小さな術をたくさん知っている人だから
毎日がたくさんの笑いに包まれている。

誕生日の日にソマリアから帰ってきて
私の友達とそのパートナーに連絡して
サプライズパーティを開いてくれたのも嬉しかったけれど
BBQにそえる、タルタルソースや
パリパリのフライドオニオンが手作りだったり
なんとソーセージも特別仕様でパンが手作りだったのに驚いた。
ケーキも手作りするつもりだったけれど
(生クリームそんなに買ってどうする?というくらい買ってあった)
時間がなくって結局ケーキ買って来ちゃったというオチも
完璧すぎなくてちょうどよい(笑)

パンって簡単に作れるんだよ。
イーストを膨らまして、ちゃんとネタを寝かせるとおいしいパンができるよ。
なんてことをさらっと言えてしまう人、
手前味噌ながら、かっこいいと思う。

テレビをスピーカーにつなげたり
畑で野菜を作ったり
台所のレイアウトとか

そういう細かいことがさらりとやれる。
トイレに花を飾るのも
最初だけ私がやったけれど
私が一ヶ月後に帰ったときも
ちゃんと違う花が上手に活けてある。

今日は彼が仕事にでかけたので
私が台所で、残りのビールでビールシャンプを作り
誕生日のクリームの残りで
「クリーム・ブリュレ」を作った。
余談だけど、クリーム・ブリュレってすごい簡単に
しかもおいしくできてしまうのね。
材料はクリームと牛乳と黄身と砂糖だけ。

雑誌やネットで「あ、おいしそうだな」と思ったレシピを試してみたり
道端で売ってた小さな小物をアレンジして部屋に飾ったり
世界中旅して集めたさまざまな絵をフレームにいれたり

大層なことじゃなくて、
小さいワクワクを時間と材料をみつけて
手にかけて完成させていくのが楽しい毎日。
人生も運命も
与えられるものじゃなくて、作っていくもの。

一緒の時間をたっぷり過ごすこと
みつけたワクワクをちゃんとシェアすること
相手が喜ぶことを、こちらも楽しみながらやること

燃え上がる恋愛も楽しいけれど
長く一緒に過ごす相手に持つ愛情というのは
一時的な突発性のものではなくて
ゆっくり「育んでいくもの」なんだなーと心から思う。

バレンタインには桃色オレンジのバラの花束とVogueの最新号をもらいました。
私はシャンペンのチョコレートとカードをあげました。

Happy valentine's day!
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by miomiomiomion | 2011-02-13 23:22 | ワタクシゴト