世界のはじっこでの日常生活。思考生産物の物干し竿。


by miomio
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カテゴリ:ワタクシゴト( 59 )

黄金時代の終焉

天気のよい午前中に電話がかかってきた。

ソマリ「おかえりービックニュースがあるんだよ!!!」
ミオ「エーなになに!!」
ソマリ「ウメが殺された!!!」

・・・・がーん

ってか、ビックニュースはビックニュースだけど
そういうニュースはしんみり悲しく伝えるべきでしょう
無駄にテンションがあがったあとに急降下で奈落の底へ

今ソマリア中部と南部は旱魃に苦しんでいる。
農作物の被害も大きく、つい昨日も南ガルムドゥックの地方政府に
呼ばれて緊急ミーティングに参加してきたばかり。
私が昨年まで住んでいた南部は、
6月にエルニーニョの影響でエチオピアから流れてくる
川の増水が原因で洪水になっていたというのに今度は旱魃。
この国は、20年続く内戦だけでなく自然環境もしゃれにならない。
もともと国の基礎体力がないところに
セキュリティーが悪化して
うちの機関だけじゃないありとあらゆる国際機関が南部から撤退してはや半年。
栄養状態の深刻化や食糧難の話を聞くたびに胸が痛いのだが、
地域を牛耳っている武装勢力は
「国際機関なんていらん、我々を助けるのは神のみ」
という姿勢を崩さないので今も援助も止まったままだ。

国の長期的な発展をみるときに、援助を続けるのが必ずしもいいわけではない。
どこかで国際援助から自国の政府のイニシアティブにシフトしていくのが
正しい開発援助のあり方だけれど、今のソマリアにはその基礎体力がない。
援助が止まれば、人々が苦しむ。
しかし、Foreign Affairsの投稿にもあるみたいに
ソマリアの惨状を継続させているのは”中途半端な国際援助”という指摘もあり
確かに私たちが入って(良かれと思って)やる支援がはからずも
武装勢力の存続の一助になっているという側面を完全に否定はできないし
完全に援助がなくなることで、国が大混乱に陥り、
「雨降って地固まる」ことを期待する向きもある。

ただ、その間にたくさんの犠牲が出るだろう。
今はそんな過渡期。

そんなわけで食糧不足は深刻で、
食べる穀物がないと、家畜を殺して食べるしかないわけですが・・・

それにしても、ウメ!
あんなにかわいくて、人なつこい私たちがミルクから大切に育てたお子が。
うちのオフィスが武装勢力にのっとられたときに、
やぎも牛もウメも全部避難させておいたのだけれど
武装勢力のがさ入れがはいって、預けた人から強制的に
引き取られ、私がパキスタンにいる間に
ウメはこの世からいなくなってしまった。

スパゲッティとフルーツサラダが大好物で
おなかがすくと私の洋服のスソまで食べちゃって
雨が降るとテントの中に入ってきて
生まれて3ヶ月は哺乳瓶でラクダミルクをあげて
そのうち哺乳瓶じゃたりなくて1.5リットルのペットボトルに
哺乳瓶の吸い口をとりつけてミルクをあげたんだった。
すくすくすくすく育って
人を疑うことも知らず、
好奇心旺盛な
とてもいい子に育った。(といってもまだ一年)
私がR&Rやミッションから帰ってくると
ぴょんぴょんとやってきて、丸い目で見上げて首をかしげる。
しゃべられないのに饒舌なあの目、大きな耳、滑らかな毛並み。

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昨年の9月、深夜にトントン、という音がするのでドアを開けたら
ドア越しにじーっと見上げていたウメ。
(口でドアを叩いたらしい)
雨の日に入っていいよ、といったらテントに入ってきて
私の机の横でじーっとしてたこともある。

「別に外国人のものだったからリンチされたってんじゃなくて
みんなおなかがすいてるんだから食べられてしょうがないんだよ。
He is meant to be eaten」

という私をなぐさめようとするソマリ人の同僚の言葉の
鋭い真実が私の心にまたささる。
彼は”食べられるために”生まれてきたわけではないのだけれど
ソマリアでは野生動物はごちそうだ。
私が甘っちょろいセンチメンタルな愛情をかけてたからって
彼はやっぱりソマリア人にとっては
家族でもペットでもなくて、(食べるためである)動物であるという現実。
そして実際に南部も食料不足だ。
あれだけ食いしん坊な子だったから殺されなくても
この食糧難ではおなかがすいてたいへんだったに違いない。
私がブアレで着ていたソマリ服のいくつかに
今も消えないウメの噛みあとがある。

もともと彼のお母さんも食べられるために殺されて
たまたまおなかのなかにいた彼が救助されて
うちにやってきたんだったね。生後11日で。
ウメやリオがいた時期は私のソマリア時代でも黄金の時期だったなぁと思う。
ウメがいてリオがいて、亀蔵がいて、亀子がいて、
鶏もオフィスのいろんなところでポコポコ卵を産んで
いっぱいひよこが生まれて
ディックディックもたくさんいて、うさぎもいて、ワシもいて、
ミルクをあげなくちゃいけないお子が3匹いて、みんな
私が仕事が終わってテントに戻ってくるのを待っていた。
毎日、仕事をするのも、テントに帰るのもとっても楽しかったなぁ。
もうブアレに戻ることはないし、彼らに会うことがないのだと思うと
とってもとってもとってもせつない。

私のニャマ(やぎ)はブアレ郊外で生き延びている情報を入手。
しかし今あってもちゃんとほかのヤギと判別できる自信はちょっとない。
前はにゃまーと呼ぶとちゃんと顔を上げてこちらに来たのだけれど
会えなくなって半年で、もしかして忘れられちゃったのかもしれないと思う。
でも元気であればそれでいい。
この国では中途半端に情をかけるのは正しいことではないのだけれど
でも本当に楽しい時間だった。仕事の経過はすぐに出ないけれど
動物の成長は日に日に確認できた。
信じられるものがあると、人は強くなる。
仕事の相棒のユスフも次の赴任地が決まったし、
少しずつ私のソマリアの残り時間も減っている。

このどうにもならない国で、
どうにもならない大河の一滴の仕事をしている自分に
「がんばろう」と前向きになるひたむきな愛情をくれたウメに
ありがとうといいたい。最後まで一緒にいられないでごめんねといいたい。
天国で、いっぱいいっぱいスパゲティ食べてね。
ウメもリオもいないけれど、私はまだしばらくソマリアでがんばるよ。

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在りし日のウメと私。
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by miomiomiomion | 2010-11-26 22:17 | ワタクシゴト
スープ温めてトイレ行って帰ってきたらハエが浮いてるとか
シャワーが詰まってて真ん中じゃなくて太陽光線みたいに
シャワーヘッドの周りから水が出てシャワーが浴びにくい、とか
夜なんかぐにゃっとしたものを踏んだなと思って朝確認したら
カエルがつぶれてた、とか
「ちゃんとサインされてませんでした」とか言ってもってきた
書類が7月の車の利用に関してだったりとか
おみやげをスタッフにあげたら、ガードとか尋ねてきたNGOの職員とか
新しい掃除スタッフとかが次々やってきて「僕のおみやげは?」と聞かれたりとか
砂糖の壺に入っているのが塩だったりとか
朝2ダースあったソーダが夜になったらもう一本もない(住人は5人、そのうち
3人(私も含め)はソーダを飲まないのに)とか

ああ、ソマリアに戻ってきたんだわ・・・

生活全般の期待スイッチをちゃんとオフにしておかないといけない。
本日話した香港の友のごもっともな一言。

「エコノミーの長距離フライトで疲れるなんて思ったことなかったよ・・・ビジネスに乗るまでは」
「若い女の子を連れてステーキ食べに行っても、Yummy yummyといって
喜んで食べるわけだけれど、年上の人と行くとやれ肉の硬さがどうだ、
レストランの照明がどうだといろいろ不愉快なコメントが先にでたりするでしょ」

「まっとうに年をとるってことは、生きる基準が高くなって後戻りできなくなるってことなのよ」

・・・極論ではあるんだけど
知っちゃうと後戻りできない、というのはある意味正論です。
でも、個人的にはどっちも(底辺もトップも)知って尚軽やかにどちらも楽しめるって
姿勢を貫きたいなと思うんだよね。
高級ホテルのよさとゲストハウスの楽しさは
同じ土壌で優越をつけるべきものではないし、
ジャガーの運転の滑らかさは尋常じゃないけど、だからって
地下鉄やバスやマタツを使わないつもりは毛頭ないし
ニューヨークやローマとソマリアってのは
国連人間開発指標ならともかく、個人で住むにあたっては
どっちがいいという問題ではないのだ。
仕事で出してくれるのならありがたくビジネス乗るけれど
オフで遊びにいくときはもちろんエコノミーという、そういうこと。

It's after all your choice.

肉もワインもつきあう彼も
車も仕事も今日着る服も住む国も
(あ、結構リズムがいいねこの文章)

文句をいうってのは
結局自分の審美眼がゆがんでるってことだ。
影の部分ばかりフォーカスする人は
自分の後ろにある光の存在に気づかない。

まぁ大人になると諸事情でそりゃ
自分がやりたいことだけをやるわけにはいかなくなってきますが
それでも、最終というか基本ラインとして
自分が本当にやりたくなければ、やらなくていい
というか、
自分が本当にやりたいことをやっていると
もしくはやりたいことができそうな途中では
まぁいろいろ不都合が出てきても
割と軽く流せるわけです。

飲んでる水にハエとか
AK47発砲音がするとか
ソマリアにいると恐怖とか嫌悪感とかそういうものが
すすすーっと中和されて
「まぁそういうもんだ」と思えてしまうから
ある意味人生、かなりラクになるのです。

パキスタンどうだった?といたるところで聞かれるのだけれど
人は温かいし、ごはんはおいしいし、買い物できるし
シャワーも温かいし、最高だったよ。
と、仕事はたいへんだったけどね、という一番肝心な部分が
まるでおまけに聞こえてしまう感想になってしまう。

いやーまだ水がひいていなくて
人は冬に向けて大変な生活を強いられていて
各組織のコーディネーションがうまくいっていなくて
というCNN・BBC特集的な切り口は
瞬間にフォーカスしないといけないメディアとか
問題解決を目指すミーティングの議題としては当たり前のことなのだけれど
ある一定の時期長く住んで、その国の人と同じ釜の飯を食うようになると
どこにいっても光と熱と色があるもんなんだと私はいいたいわけです。

いやでも92年にモガディシオに軍人としていたアメリカ人の話なんか聞くと
確かに闇な時代もあるし、仲間が目の前で殺されたりしたら
そんな悠長なことも言っていられないんでしょうけれど。

というわけで、ソマリアに戻ってきました。
次のクリスマス休暇まで健全な精神を保ってばりばり仕事に励みたいと思います。押忍
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by miomiomiomion | 2010-11-23 07:06 | ワタクシゴト

暴飲暴食その後

というわけで7週間のムルタン滞在を終え、
イスラマバードに戻ってきますた。

2回の自爆テロを受けたため、セキュリティーが徹底している
マリオットに泊まり、
ジムに行って、サウナに入って、
日本食「さくら」、それからバーへ・・・
ビールを飲んで、ジントニックも3杯飲んで
芳しき都会生活を満喫中。
ベッドもふかふかだし、シャワーも勢いがあって大変結構。

イスラマバードに帰ってきて一番最初にしたことは

体重計に乗ること

ドキドキブルブルワクワクガタガタ

しかし、なんと体重が減っているが判明!

来る前のイスラマバードで増えた3キロも消滅。
あんなに暴飲暴食して真夜中に食べ続けて
ソーダも自分史上一番飲んだのに
全然体重変わらないミラクルボディー
ってか私代謝いいんだわ。
たまにおなかを壊してデトックスできたのも
よかったのでしょう。

しかしジーンズはいたらやっぱりきついのはなぜ。

体重維持でジーンズきついっつーことは
肉が重力に従って垂れてきた、ということでしょうか。

やっぱり走らなきゃ!

あと2日はイスラマバードに滞在し、
それから一週間トルコでホリデー。
暴飲暴食を控えて健康的に過ごす予定。
トルコも食べ物おいしいからなぁ。
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by miomiomiomion | 2010-11-07 18:42 | ワタクシゴト

俊足霜月

11月が始まった。
月曜始まりの月って気持ちがあがるよね、きりがよくて。
なんか中途半端に木曜日なんかで始まるより、
よし、今までの悪行も失敗もすっきり忘れて
心機一転だ!という気分になる。
というわけで本日もばっちり5時半起き。

それにしても
よく言われることだけれど20すぎたくらいから
時間が反比例して加速している。
人生が俄然楽しくなってきた
20代半ばくらいから本当に速い。

小学校一年生の夏休みの一番最初の日に
朝顔の鉢をかかえながらかんかん照りの中
吉沢商店前の道路を歩いていた帰路、
中学2年生のときに
誰と一緒に帰るとか帰らないとか
どうでもいい人間関係のいざこざがあった時、
高校1年の水泳部の夏休み、
これが私の「長かった記憶のある人生の日No.3」である。

最近は時間が光ファイバー並に速い。
大容量で高速度。

10月は規格外で最高に素敵な一ヶ月だった。
映画も運動も読書もなんもやらなかったけれど
というか、考えてみたら10月の課題をたててなかったんだった。
普段できなかったことにどっぷりとりかかれたんで悔いなし。
こういう課題のない時間が一年に一ヶ月くらいあっていい。
11月はまた古巣に戻るわけで
また通常の生活リズムを取り戻そう。

11月の課題10

1.よい本を2冊読む
2.合計30キロ走る
3.感情のコントロールをする(怒らない!)
4.いらないものを捨てる
5.週3で腹筋50回
6.収入の一割を他人のために使う
7.思い出した人・友達にきちんと連絡をとる(人間関係の強化)
8.お金の管理をきちんとする(投資の勉強)
9.2011の予定をたてる
10.彼を大切にする

特に野心的な項目もないので地道に達成しよう。
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by miomiomiomion | 2010-11-01 21:09 | ワタクシゴト

まぁいいやそんな話題は

聞かれれば別に躊躇なく答えるわけだけれど
聞かれなければ別に率先して伝える必要がないこと。

年齢

ちゃんとやるべきことを重ねて年をとっているわけだから
さばを読む必要なんかないわけで
別に自慢することでもないけれど卑下することでもない。

年代特有の微妙な問題で同性が意気消沈していたら
会話の流れで「ほら、私も35だけどさ!」みたいな感じで
励ますことはあるけど、普通の会話をしていて
あえて強調はしないよね。じゃない?

で、仲がよくなった同年代っぽい(30半ば風)の警察官がいて
「いやさー俺もいい年だから、結婚したいんだよねー」みたいな
会話になって、「あーわかるわかるよ、その心境の変化!」と
同世代女性を代表して共感したんだけど、
あとから話にでてきた彼のお兄さんが26歳・・・
彼自身は23歳だということが発覚。アーレ-

さらさらと流れるように衝撃の事実が発覚し
私の一回り下じゃん!と軽く笑いとばすきっかけを失ってしまい
彼は私がきっと同じ年だと思って
(その前提でお互い話していたわけだから)
なんだか坂道から石が転がるように
勝手に親しみ度が増してるんだけど
今更聞かれてもないのに
「いや実は私35でさ」というのもおかしな気がして
とっても微妙な展開になっている。
「とっても素敵な女の子がいるって
母親に話したんだけど、ぜひ会いたいっていうから
うちにこない!」とか花をもってきてくれたりとか
いや私35歳だから、ってそこでいうの変でしょ!?

いや年齢なんて関係ない!と豪語するには
パキスタン社会はまだまだとっても保守的。
今もいとこ同士で家族が組み合わせるのが非常にメジャーなお国柄で
学歴とか社会ステイタスとか似たもの同士でくっつくことが多い。
恋愛結婚よりまだお見合い結婚が主流。
基本的に年上女と年下男の組み合わせはなし。

でその警察官に
「あーでもほら私ボーイフレンドいるからねー君にチャンスはないよ」とか
いうわけですが私も、そしたら
警察官「How old is he?」
ミオ「30」←そうです、年下なんです
警察官「He is too old for you」

・・・・orz

ここで、「え、私35だけど」って言えたら
私の人間の器もホンモノなんだけどな(そうか?)

とりあえず、50代かなーと思っていたシニアのスタッフ(男性)の
誕生日が1971年だと発見。
そうか、どちらかというとこの彼が私と一緒年代か・・・と思ったら
力がぬけました。いや、道理で私が30代にみられないはずだよ(失礼)
確かに私日本スタンダードにしてみたら「超若い!」ってわけじゃないけど
(日本にいたら絶対24には見られない)
パキスタンスタンダードで行くと
まだまだ20代。

だから小出しにカミングアウトしていかないと
勝手に誤解されて、話のつじつまが合わなくなったり
あとで相手にきまずい思いをさせてしまったりする。
(29って年増だよねーとか言う男性に、ちょっと私35ですけどと
自爆テロを実行するようなこと。)

ま、若くみられるのって悪いことじゃないけれどね
たまになめられるけど「あなたも30になればわかるわよ」って笑。
今24だったらどんなにいろんなことができるだろう・・・
戻りたい~とは思わないけど
まっすぐに広がっていく若さがある時期って本当に貴重ね。
やっぱり20代の勢いと30代のそれって(そして40代は40代で)
違ってきて当然なわけで、
ないものねだりしてみてもしょうがないじゃん、ということ。
ま、勝手に20代クラブに入れてもらえるうちは
一緒に楽しんじゃうけどさ。

まぁいいやそんな話題は!

と力づくで年齢談義終了。
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by miomiomiomion | 2010-10-30 00:10 | ワタクシゴト

The moment captured

ずっとやってみたいと心の中で温めていた企画。
始めた、というにはまだ危うい段階だけれど、
とにかく初めの一歩を踏み出した歯みがき前の小さな習慣。
ソマリアからアフガニスタンに移る前に
3ヶ月の休みをとって世界を廻っている友人に感化されて。

日々のよしなしごとをそこはかとなく書き綴るに今の世の中は
季節の移り変わりも
友だちの入れ替わりも
価値観の変動も早すぎて
当事者の私たちもまともについていっていない
大洪水な情報時代に生きている。
何をしたらいいのか、わかっていない人がたくさんいる。
答えがない答えを探して、右往左往している人も結構いる。
意味もなく手に入れたものを並べ立てて得意になっている人も少なからずいる。

どう生きろ、というわけではなくて、
ただ自分が感じたことを、素直に並べてみたいと思ったのは
日々戦っている反動かもしれない。
賞賛が欲しいわけでも、批判が欲しいわけでもない。
でも、ちょっと共感されたら嬉しいんだと思う。
自分はこういうことを感じた、ということを共有してくれたらもっと嬉しいんだと思う。

”消費”として流れ続ける日々の膨大な「つぶやき」から
”創造”する前段階の思考を丁寧に抜き出して行く作業。

今を生きるのに、最先端のものに手を出す必要はない。
どこに行くか何を持つかが問題なのではなくて、
何を考えたか、誰と会うか、そして何をするか。
何が好きで、何がしたいか。
人生の命題は本当はとってもシンプルでなのだ。

円周率みたいな数字の羅列ではなくて
小さなノートに鉛筆で綴るみたいな
力と温度のある言葉を使いたいし
色と音と物語のある今を切り取りたい。
正しいか正しくないかじゃなくて
自分が思ったことをどれだけ鮮度を損なわずに
しゃべりすぎずに凝縮するか、という試み。

ぜひ、感想聞かせてください。
結構あとからスペルミスとか文法が微妙なところがみつかって
こっそり修正してたりしますがその辺はスルーで笑

Project 365(The moments captured on the earth in our time)

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by miomiomiomion | 2010-09-10 00:00 | ワタクシゴト

凹処方箋

こういう環境にいると、というか
どんな環境にいてもだ
煮詰まったり、凹んだり、落ちることって
ままあることである。

ブログには明るく楽しいことばかり書きたいけれど
こう自分の中のバランスが取れない日ってのは
力技で前向き思考をひっぱりだしてきても
自分が疲れるだけである。
それを見せられても疲れるだろうし。

いつも前向き
いつも輝いていたい

というのは、無理。
凹むときは凹む。
落ちるときは落ちる。
それでよし。

ただ、それを未消化のままで巻き散らかさない。
仲のよい友達にこっそり、っていうのはありだけど
どうしようもない日々の愚痴を愚痴のままブログに
だらだら綴ってしまっている人を見ると
他人事ながら、「あちゃー」と思ったりする。
あんまり愚痴が続くので
で、一言上向きになりそうなこと書いたるか!と思うと
メッセージはアメンバー限定、とかになってたりするし。
いや、いいんだけど。
言葉って力があるから
あんまりマイナスなことばかり書いてると
ますますマイナス引き寄せちゃうんだけどね。

こういうときに役に立つのが
「二束+のわらじ」である。
なにをやっていも、
それだけが生きがいというか自分のアイデンティティの根っこになっちゃうと
それがうまくいかないときに、衝撃が大きい。
ヤワラちゃんは仕事も柔道も家庭もということで
欲張りが嫌いな日本人には叩かれているけれど
人の生き方として、やりたいことをいろいろやってみるということ自体が悪いわけではないのだ。
いいよね、お医者でジャズ歌手でエッセイも書いちゃう人、とか
OLやりながら、お料理本出してるくらいお料理がうまい人、とか
2人の子育てしながら、マイナー言語使って仕事しようとしてる人とか
なんていうか、本業以外に趣味は趣味なんだけれど、
ちょっと普通レベルより上くらいで
人様に役に立ったり、喜ばせたりできるっていいなぁと思うよ。

で、私は果たして何かにマルチか、というと
中途半端にいろんなものに手を出しているけれど、
どれもこれも素人レベル中か以下ってんで
誰かに誇れるとか、使えるレベルになってない。
仕事が煮詰まってるときは、
もう人道支援もポリティックスも官僚主義も全部
頭の中から追い出して、純粋にアートなこととかできたらよさそう。
瞑想とかヨガとかでもいいんだけれど、そういう自分完結型の引きこもり趣味じゃなくて
(それもやるんだけど)、なんか終わったあとにまとめて
人に「わー素敵」とか言ってもらえるようなことできたら楽しいよね。
自分が生きてる世界に溺れてしまわないための幅のある人間性というか、視点もつきそうだし。
自分が生きてる社会も、それだけでたいへんではあるんだけれど
それだけでキャパ満杯というかアップアップにしちゃうと
尾骶骨じゃないけれど、水かきじゃないけれど
私たちの精神もどんどん退化してしまう。

詩を書く、とか
絵を描く、とか
イタリア語でカンツオーネ歌うとか

・・・ではたと、そうか写真という手が自分にあった、と思いだした。
被写体はどうしても仕事がらみになってしまうけれど
どうにかしてもっと写真の腕をあげて
マニュアルで思い通りの写真がとれるようになろう。
で、今日はいろいろ「写真技術」についての研究をしてみた。

楽しい!
国連職員でフォトジャーナリスト、って響きよいなぁ
もしくは、別にジャーナリズムじゃなくて
白黒のアーティスチックな写真が取れるってのも素敵~
写真とともに、言葉のセンスも磨いて何か書けないかとか
いろいろ夢がふくらんできた

・・・とまぁ簡潔に言うと今日の午前中、かなり凹んでたんですが
仕事を忘れて、違うことにエネルギー注いでいるうちに
元気でてきた、って話でした。

あとね、個人的にあがる処方箋は
80年代の歌を熱唱すること。
なんていうか、あの時代の歌謡曲は
今聞いても全然古くなくて、
しかもがんばってたあの時の気持ちをぐぐーと引き出してくれるから、
一時間くらい、1人で歌うと元気になる。
できれば、振り付けつきで。
2丁目に初めて行ったときにゲイのお姉さんが歌ったMAXが
自分の中で伝説になってるんだけど、
職業レベルにする必要ないけど
エンターテイナーであるってとってもいい。

世界で一番暑い夏とか
今すぐKiss meとか
15の夜とか
夢をあきらめないでとか
ミ・アモーレとか
最近、レパートリーに入った抱きしめてTonightとか(これは踊れません)

・・・いやはや、80年代後半っていい時代だったよなぁ。
戻りたい、とかそういうことじゃなくて
単純にあの当時の曲って
はじけとぶエネルギーみたいのがあって
その時代の日本もどっか突き進んでたよね。
時代の空気がひねくれてなかった。問題はいろいろあったわけだけど。

ところで、安部なつみが歌ってる今井美樹のカバーの出来が
思いのほかよいのでここで紹介

Piece of my wish (安部なつみカバー)

疲れているときは、体を動かそう。

歌って踊れて写真もとれる仕事人を
原点に設定した2010年8月もう21日。

では、よい週末を!
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by miomiomiomion | 2010-08-21 16:23 | ワタクシゴト

禁じられた遊び

空腹の中、1人遊び。
10分でどれだけ、食べたいものを思いつくか。

たまごごはん、納豆、手巻き、シジミの味噌汁、オムライス
焼き鳥、ビール、フルーツパフェ、おにぎり、明太子
あんみつ、麻婆豆腐、チンジャオロース、しょうが焼き、うなぎ
白米、ソムタム、秋刀魚の塩焼き、大根おろし、梅干
塩辛、シュークリーム、大根もち、豚キムチ、とんとろ
鍋、ハヤシライス、じゃがたら、たこ焼き、そうめん、
しょうゆラーメン、おくら、ほうれん草のおひたし、南蛮漬、ところてん
スパゲティカルボナーラ、生ハム、粕漬け、ぬかづけ、プリン
しゃぶしゃぶ、たこのマリネ、海草サラダ、とんかつ、カマンベール
金平ごぼう、クラムチャウダー、たくわん、わさび漬け、スモークサーモン
草団子、おはぎ、たけのこごはん、湯豆腐、春巻き
ドラ焼き、餃子、すき焼き、とろろごはん、牛タン
焼肉、コーヒーゼリー、なすの塩もみ、もずく、ふきの煮物
さしみ、いかめし、メロンパン、コーヒーフロート、にんにくしょうゆ漬
まぜごはん、冷奴、鶏のしそ巻き、とんかつ、レモンシャーベット
ショートケーキ、巨峰、桃、みかん、玄米茶
揚げだし豆腐、枝豆、ウォッカトニック、マカデミアナッツ、きすの天ぷら
ゼリー、冷やし中華、トムヤンクン、ビビンバ、うまい棒
ペンネアラビアータ、水菜のサラダ、あさりの酒蒸、照り焼きチキン、するめ
トマトとモッツァレラ、バジル、クレソン、ロールキャベツ、グラタン
ゴーヤチャンプルー、海ぶどう、飲茶、桜餅、歌舞伎揚げ
塩昆布、白菜漬け、オイキムチ、えびチャーハン、わかめスープ
ほっけ、アジの塩焼き、白和え、きのこごはん、海鮮丼
しゅうまい、ソラマメ、くしカツ、もやしのナムル、シーザーサラダ
オニオンスープ、マシュマロBBQ、かぼちゃ煮、モンブラン

高級レストランのラインアップじゃなくて
和民とデニーズで十分。
新鮮な野菜とほっこりと温かいものとそれから甘さ控えめなデザート。

精神的に鍛えられてる今月、しかも仕事も同時進行でストレスフル。
今日1999年の私の写真を見たスタッフに
「You looked very young that time,
probably somalia made you old」と言われる。
まぁ1999年って今から10年以上前だから、
確かに若いんだが改めて言われると凹む~
Facebookに部下をつなげるのって実はあまりよくないかもとふと思ったり。
リクエストきたら応えちゃうわけだけど
昔の写真とか水着の写真とか(←載せなけりゃいいって話だ)
友達ならいいけど、仕事仲間ってちょっと微妙ね。
制限をかけるのもめんどうだし、昔の写真を消すのもめんどうだし、
この「瑣末な物事がめんどうくさくなる」のと「煽り耐性が低くなる」ってのが
文明から隔離されて人間性が劣化してきた証拠。
都会のど真ん中にいると人間性が汚染されるんだけれど
文明から離れすぎても劣化する。
バランスをとるのが、難しい。

あと4日間の辛抱じゃー
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by miomiomiomion | 2010-08-19 23:41 | ワタクシゴト

君の名は

ストーカーがいる。

一番最初に電話がかかってきたのが一週間前

プルルルル
ミオ 「はい、もしもし」
ストーカー 「お名前は」
ミオ 「あなたは誰ですか」
スト ブチッ←電話切れる

2分後
プルルルル
ミオ「はい、もしもし」
ストーカー「・・・・」
ミオ 「・・・・」
ストーカー「お名前は」
ミオ ブチッ←電話切る

メッセージがくる
ストーカー「Talk to me」

・・・何をしゃべれと

メッセージまた来る
ストーカー「僕と話してください。Because i love you」

次の日に違う電話番号でかかってきた. 違う人。
ミオ「はい、もしもし」
ストーカーB「質問してもよろしいですか」←ちゃんとした英語
ミオ「どうぞ」
ストーカーB「お名前は」
ミオ ブチッ←電話切る

・・・別にお名前くらい教えたっていいんだけれどさ
こんなに執拗に聞かれるとなんか教えたくないよね
黒魔術の餌食とかになったら困るし←どんな想像力

プルルルルル
また違う番号
ミオ「はい」
ストーカー・・・・くすくすくすくす(おじさんの笑う声)
ミオ「もしもし」
ストーカー「You are beautiful・・・・くすくすくすくす

女子高生か!

・・・ってな具合でだいたい午後6時から夜の12時半までの間で
いろんな電話番号でかかってくる。
おかしなのは全部”Strange”で登録して
今のところ、Strange7まで登録してある。
市場で私の電場番号が高額で売買されてたら嫌よねー。
別に命の危険感じるわけじゃないんだけれど
娯楽の少ないソマリアで
ひまなおじさんたちの余興になってる模様。
一度、ユスフに恫喝(←怖いんだわ)してもらったら
2日かかってこなかったんだけど、
また昨日から再開した模様。
くすくすってのと
無言ってのと
ハローハローってのと
What’s your nameってのと
I love youってのと
You are beautifulってしかボキャブラリーがないらしい。
もっとボキャブラリー増やしてから出直してください。

一度ソマリ語で「What do you want」って聞いたら
ソマリ語で「お名前は?」って返ってきた。
どうしても私の名前が知りたいらしい。

偽名でも使うかね。
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by miomiomiomion | 2010-08-16 22:49 | ワタクシゴト

今そこにある引力

チェコで一目ぼれした石がありましてね、
抹茶色して、白いスクエアな混じりものがあって
気品とワイルドさの調合が◎で
今までに見たことがない石だったんだけれど
先日名前が判明。
「ライオライト」

調べてみたらこれがまさに
”今私のところにくるべきして来た石”なんですよ。
こういうの信じない人は信じないんだろうけれど、
高校生の時分からいろんな石と出会って別れてきた自分には
とってもぴんと来る。

1.魂・肉体・心を強化する
2.人生における挑戦に対して落ち着きをもって対処する力を与え
自己の力に対する認識をもたらす
3.現実的なものの見方をし、恋愛関係を含む持ち主の人間関係を
調和させる
4.決心と忍耐の石、目標に向かって進む際に力を貸してくれる
5.コミュニケーション能力を高め、精神的な負担を軽減する
6.心と体の安定、愛情の持続、絆を深める
7.極端な自己主張を抑える効果があり、思いやりの気持ちを与えてくれる。

この7番が特にいいねー(笑)極端な自己主張を抑える!
とにかく今の自分に必要なのは
「素敵な彼氏」でも「金運」でもなくて
どちらかっていうと外向きに広がっていくよりも
今もっているものを深めていくことと、
とにかく自分の能力とか感情を
外界とのバランスを調和させて進めることだから
「決心と忍耐の石」っていうたぶん5年前の自分には
全然必要のないというか、惹かれなかった石が、
今の自分のところにやってきたのがよく理解できる。
今までもってた水晶も、ローズクオーツも、ムーンストーンも、
誰かにあげたり、なくしたり(←コレが一番多い笑)、壊れたり、消えたり
ある周期がくると自分の手元から離れていく。
石との出会いも人との出会いと同じく
流れがあるなぁと思うのです。
今手元にあるのは、この抹茶ライオライトのほかに
タイガーアイとラピスラズリ。
本場のドミニカで手に入れたラリマーもあり。

自分に必要なものが、自分が欲しているものが
意識しないのに、自分の前に、中に飛び込んでくるってこと
感情のアンテナを磨いておくと結構よくあることです。
タイミングとか場所とかイベントとか本とか情報とか名言とか石とか人とか
とにかく全てのこの世に存在するものが
自分の考えること、意識することを強く結びついて
自分のところにやってくる。
必要以上にポジティブ思考になれということではなくて
ただ自分の普段の思考を、今に対する意識を
ゆがめたり、卑屈にさせないことってとっても大切なこと。

何がやりたいか
何が必要か
何にワクワクするか
何が好きか

そういう自分が上向きになる質問を常に常に自分に問いかける。
就職試験用の他人にむけたとっておきじゃなくて
自分が自分のこれからをデザインするためのまっさらな自己分析。
分析しているときにポコポコ浮き上がってきた
楽しいこと、必要課題をちゃんと心にとめておくと
それが実現するの必要な手助けがちゃんとどこかからやってくる。
そういうものなのです。

お金もちになりたいから黄色いお財布もつってのとは
ちょっとベクトルが違うこと。(別にいいんだけど)

でね、この石なんですが
ちょっとおまけがありまして、
彼は本当は自分の名前にちなんで「ジャスパー」を
私にプレゼントしたかったらしいんですが
赤茶色の重厚感のある石は、あんまりピンとこなかったので
無名の抹茶石を買ってもらったわけですが
この「ライオライト」別名がありまして

レインフォレスト・ジャスパーと言うんですって。

わー。

「おまえが何かを望む時には、宇宙全体が協力して
それを実現するために助けてくれるのだよ」

アルケミスト パウロ・コエーリョ
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by miomiomiomion | 2010-08-09 03:20 | ワタクシゴト