世界のはじっこでの日常生活。思考生産物の物干し竿。


by miomio
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カテゴリ:かるちゃー( 28 )

アラブの車窓から

私の現在の事務所兼住居、
テレビはありますが、アラビア発なので
アラビア語かアラブ視点のニュースやドラマがメイン。
チャンネルが100以上もあるのに
番組表がないので(頼めばもらえるんだろうけど)
まともにチェックしていなかったのだけれど
先日なんとNHKが入っていることを発見。
英語版NHKですが
おはよう日本とかやってそうです。
地域ローカルな、瀬戸内海で牡蠣の養殖が始まりました、
とか青森でねぶた祭りの準備が・・・
みたいなそんな季節を感じるニュースがみられそう。(←イメージ)
灼熱ソマリアで見て、遠い故郷にゆるりと思いを馳せたいところですが
画像がザーザーで牡蠣の養殖なんだか亀の産卵なんだかカマクラ用の雪かきなんだか
ねぶたなんだかたくわん干しなんだか区別のつかないところが難!
紅白歌合戦も見られたのかしら・・・・

さて、そんなんでドーハのア杯もちゃんと
アラビア語の絶叫中継で見ました
なんでアラビア語のアナウンサーあそこまで絶叫するかね。
英語だと気にならないんだけれど(言ってることがわかるから)
アラビア語で叫ばれると・・・・
確かにエキサイティングなゲームだったし
静かに中継しろとは言わないけれど叫びすぎー。

しかし、川島の男っぷりには惚れ惚れしました。
まさに川口のあとに日本をしょってたつ男にふさわしい。
私はサッカー通では全然ありませんが、
彼のボールに吸い付くような見事な守備ぶりは
見ていて安心感があり。
金髪だけれど、フィールドにたつとちゃらちゃら感のない本田も
美しいボレーをがつーんと決めた李くんも
とにかく日本の選手全員が、さわやかで見ていてすがすがしかった。
昔のチームみたいにガムかんでたり、長髪をわざとらしくなびかせてたり
スポーツマンってよりおかしなタレントみたいな人がいなくて好感度大です。
私に息子が生まれたらサッカー選手にしたいと思った女性多数。(←私か)

で、今はアルジャジーラもCNNも「エジプト一辺倒」。
日本のニュースサイトではエジプト情勢はほじくり返すように読まないと出てきませんが
チュニジアから飛び火したこの「革命」は
エジプトの30年の独裁政権が倒れるチャンスなわけで
それがイスラエルとかイエメンとか
中東諸国に大きな影響を及ぼす可能性がある故
ここでは大層注目度大なニュースなわけですが
それにしても、ムバラクのKY読めなさっぷりは見事なものです。
あえて読んで無視をしてる、というところなんでしょうが
何かあるとすぐトップが責任を軽々放棄して
事なきに収めてしまう
ごにょごにょ政治軽カルチャーの日本から来ると
これだけ勢力にしがみつける独裁者の粘着力に
感心しているわけじゃないんだけれどすごいなーと。
日本の政治家で、これだけ国民を具体的に敵に回して
「私はやめませんが、内閣を解散しますので」と
しゃーしゃーとポーカーフェイスで言えてしまう人はいないでしょう。
ちなみにムバラクが30年在位している間に
日本の首相は(田中角栄から数えて)23人変わってます。
30年間ずーっと1人で独裁政権ってのもやりすぎだけど
30年で23人変わってる日本ってのもちょっとどうかと思うよね。
もはや、羽田孜と宇野宗助、日本新党殿様細川、小渕さんあたり
もう誰が最初で誰が次なのかさっぱりわかりません。
誰のときに消費税が始まったとか
テロ予防法が通ったとか
全然もう覚えてないじゃない?

日本で革命が成立しないのは
めちゃくちゃなことをやっても、分身の術よろしく
いっぱい首相経験者がいすぎて
誰に怒りの矛先を向けていいのかわからないからかもしれません。

それにしてもTwitterとかSocial mediaの威力はすごい。
大きな自覚のないまま私たちは次世代のテクノロジー革命の真っ只中にいるわけですね。
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by miomiomiomion | 2011-01-31 22:41 | かるちゃー

さよならと言ってくれ

ソマリアで暮らして3年目に入るわけですが
慣れないことその一。

1.電話を用件が終わり次第、即がちゃんと切る。
悪気はないんですが、言いたいことが終わったらさっさと切る。
別に名残惜しめって話じゃないんですが
スタッフ「○○○○で、xxxxしたいんですが」
ミオ「カントリーオフィスと相談したいから30分後に電話くれ・・・

がちゃん

おい、話終わってないよ。
クイズの早押しか!ってな早切り。

30分後に電話がかかってくる
ミオ「ちょっとさっき話の途中で切ったでしょう~」
スタッフ「言いたいことがわかるからノープロブレム」
・・・そりゃ問題はないけどさー
ミオ「ま、とりあえずOKだから」
スタッフ「わかりました」がちゃん。

さようならーとかありがとーとか
また明日ーとか
そういうの、なし。

そりゃ恋人とか友達の電話とかだと違うんでしょうか?
と思いきや

ソマリア「元気~?」
ミオ「お、久しぶりー」
ソマリア「思い出したんで電話してみた。何してる?」
ミオ「元気だよ」
ソマリア「次いつブアレにくるの?」
ミオ「ちょっと難しいかなー」
ソマリア「そうか」

がちゃん

・・・・え!?

スタッフの電話代の請求見ても
12秒とか23秒とか30秒以内の細かい通話がいっぱいあって
あんまり長電話しないんだけれど、
細かい電話を一日に何百回もかけてる人が多数。
この分だとたぶん、用件だけ聞いて、必要な情報得たら
即切りの可能性大。

無駄話を延々とされる電話もきついですが
しゃべってる途中に思いっきり切られると凹みます。

さよならをいいましょう、言われるようにしましょう。
あ、それはありがとうか。←小学校の時もらった定規に書いてあったスローガン。
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by miomiomiomion | 2011-01-23 22:47 | かるちゃー

超自然主義

発端はFacebookでの化粧論争

The biggest challenge facing somali girls is cosmetics! It is a fact nobody wants to discuss in public but it is serious health issue to be addressed. It makes them look zebra crossing! Cosmetics doesn't add value or beauty. Lets compaign against this vice

ソマリア人女子が直面している最大の課題は化粧だ!誰もが公の場で話そうとしないが
化粧による健康障害は深刻である。化粧により女性はしまうまのようになるだけで
そこには価値も美もない。この悪徳に反対しようではないか

とりあえず、自分がまともに化粧するかはおいといて
化粧というものが「深刻な健康障害」どころか
「女として生きる必須」みたいな国から来て
まぁ日本に帰れば、美的やMAQUIAの2~3冊は読む身からすると
化粧というのは、まぁ悪ではなくて
Spirit boosterというか女として鮮度を保つための起爆剤みたいなもので
しかも質のいい化粧品遣うと結構肌が違うぞと感じるところあって
彼の掲示板に一言書いてみたのだけれど、うちのスタッフがガチで反論してきた。

ソマ「なんで、そもそも色を変えないといけないのかわからん」
(ソマリア人はというかこれは世界的な潮流なのかもしれないけれど
パキスタンもそうだったし、美白プロダクトというのはどこでも売っている)
ミオ「いや、肌を”漂白”するとか”美容整形”ってが危険なのはわかるけど
最近の化粧品はかなり進化をしていて、肌がよみがえったりしわが消えたりするんだよ。
ほら女はいつでも若くいたいもんじゃん」
ソマ「年をとれば、しわが出てきて当然だし、肌が疲れてくるのも当たり前。
そういうことにお金をかける意味がない」
ミオ「え、でも奥さん、ずーっときれいなほうがよくない?」
ソマ「いや、子供を産めればそれでいい(I dont care as long as she can have kids)」

・・・どっかの大臣でそんなこといって大問題になった人がいましたけど(あ、うちか)
ふつーのソマリア人の男性の感覚って(彼は特にExtremistというわけではないので)
こんなもんなのかしら。
こういう”価値観の違い”って議論してどうなるってもんじゃないよね。
俺はマンゴが嫌いなんだという人にどんなにマンゴがおいしいか力説してもだめなように。

確かにソマリア人で「うちの奥さん美人だぜー」と自慢する人に会ったことがない。
こっちが「奥さん美人ねー」とはやしても
あんまりそこが自慢ポイントにはならないみたいなのは感じていた。
先進国のアフリカだと違うのかもしれないけれど
一夫多妻がまだ普通に普及しているソマリアだと
奥さんの年とか美しさとかあんまり重要項目ではないんだよね。
そもそもほら、自分以外のパブリックに奥さんみせびらかしたりしないから。
で、自分にしか見せない奥さんがきれいでも目がぱっちりしてても
別にワクワクしないってこと?
日本的な感覚でいうと、結婚しても気を抜かない(=化粧をちゃんとしたり
身なりを整えたり)という奥さんはよい奥さんという定説だけれど
超自然主義のソマリアは、化粧とか若く見えるとかそういう”無駄なことに”
神経使うくらいなら、ちゃんと亭主を子供の面倒みろ、ということか。

ちょっと前に
アルシャバブ(武装勢力)がブラ禁止を掲げて
モガディシオで、道行く女性がブラを着用していないか検査して
ブラをしていたら鞭打ち、という記事が
「世界びっくりニュース」扱いじゃなくてBBCなんかでも
普通に流れていたときに
「確かにブラをする理由がわからない」と言ったソマリア人もいたなー
で、「なんでブラするの?」と聞かれて
「いやそれは習慣であって、しないと快適でない」
と言ったのだけれど
「胸が大きすぎて重い人がサポーターとしてブラを使うならわかるけれど
普通の人は別に胸を縛る必要ないのになー」と一言。胸を縛るって(笑)
コーランに、ブラをしてはいけないという項目はないはずなのだけれど
化粧もブラも、不可解に感じるソマリア人が結構いるというのは
興味深い事実。
確かにTシャツでジーパンでノーブラだと刺激的すぎるけれど
べろべろでしかもその上からすっぽりかぶるソマリ服だと
ブラをしていようがしていまいが外から見えることがないので、
胸が大きいわけじゃない人は(私もか)
ブラをする必要はないかもしれない。あ、しかし
しないで垂れてきても嫌だけれど
たぶん件のソマリア人に言わせれば
「自然に従ってそれが垂れてくるならそれはそれ」と多分いうであろう。
日本の女心をソマリア人の男にわかってもらおうと思っても
それはなかなか難しい。

思い出したついでに書いてしまうが
男性の話ではなくて、ウガンダ人の女の子とソマリア系デンマーク人の女の子と
話していたときに、FGM(女性割礼)の話になったのね。
人生の早い時期に性器の一部を切り取ってしまい
性交渉を「楽しむ権利」を奪ってしまう慣例。
で、よくNGOやら国際機関やらが
衛生問題や女性の権利や地位向上をかかげて、
FGM廃止を訴えるわけであるが
実際問題ソマリア社会ではまだFGMが普通に慣例として残っている。
デンマークで生まれ育った彼女も
周りのソマリア人がデンマークに育っているのにも関わらず
普通に自分の娘にFGMを施すのだと言っていたし
うちのスタッフを見ていても
高い教育を受けていても女性はほとんどFGM体験者である。

FGMを「人道的でない慣習」と糾弾するのは
理由があるわけだけれど
ウガンダ人の友達が
「でもさ、美しくなるために腹の脂肪を吸引して胸にいれてみたり
胸とか鼻に異物をいれるのがOKな国の人に
FGMは女性の権利の侵害だって言われてたくないよね。
自分がいいと思ってやることに
周りがなんと言っても無駄ってこと」

という彼女の言葉におーそりゃー一理あるなと思ったのでした。

化粧もブラもFGMも美容整形も
自分がいいと思ったことを人はやるだけなのだ。
住んでる環境と周りにいる人たちの価値観によって
自分の価値観が形成されてくるということね。
厚化粧はしたくないけれど
やっぱり肌はつるつるなほうがいいし
目じりの皺はいらないもの。
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by miomiomiomion | 2010-12-08 20:49 | かるちゃー

理想のカップル

ソマリアに戻る前の出陣儀式として
ヘアサロンでマッサージ、マニキュア&ペディキュアをやりながら
Hello!(アメリカのゴシップ雑誌)を見る、というのが
半ば習慣化している今日この頃ですが、
バブルがはじけても微動しない現役スターのみなさんの
すきもないセレブっぷりを眺めつつ
イメージトレーニングの視覚教材とするわけです。
離婚だとか結婚したとかそういう一時的なイベントの壮大さより
興味があるのはおうちですね。
レイアウトっていうですか、あとはどんな空間を作るか。
エイドリアン・ブロディがアメリカ郊外に買った古城。
どこだか忘れてしまいましたが
放置されていた古城をすごく素敵に改築して
ガールフレンドにプレゼントしてプロポーズ、みたいな
記事を読んで、

これは心からうらやましい・・・と思いました。

エイドリアンはどうでもいいですが(あらら)
古城を素敵に改築した家って素敵じゃないですか?
それを彼氏が改築して、サプライズプレゼント(しかもプロポーズ)って
いいですねー夢ですねー。

今回他によかったのは
ビクトリアとデイビット・ベッカムのインタビュー記事
なんというか、周りの雑音を跳ね返す完璧なセレブカップルっぷりです。
「私たちはソウルメイトよ。お互いを見つけられて最高にハッピーだわ」(ビクトリア)
とか洋画の吹き替えみたいですね。あーはいはい、という。
水戸黄門のドラマをみるような期待を裏切らない安心感があります。

しかし、エイドリアンのサプライズ古城も完璧カップルのベッカムも
霞ませてしまう大インパクトを受けたのがこれ。
わお、これこそ理想のカップルだと思った記事を紹介します。

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これ誰だかわかります?
ハイディ・クラムとシール、今年のハローウィン。あの絶世の美女がこれ。
シール楽しそう~。
もうこの二人、いつ見てもラブラブでなんていうか「見せるため」じゃなくて、
二人が本当に愛し合ってるんだなーという
ぴったり息の合ったところを雑誌のインタビューなんかで
たまに見るわけですが、これはすごい。
こういうことが子どもが3人(4人になるんだっけ?)がいても
本気でできてしまうカップルって素敵じゃないですか。
あまりに衝撃を受けたので調べてみたら
ハイディとシールのハローウィンの仮装って結構有名みたいですね。

d0153664_425489.jpg


ビクトリアベッカムも言ってましたが
「結婚してもラブラブでいる秘訣はちゃんと二人の時間をもつことよ」
心に刻みたいと思います。ただ一緒に時間を過ごすだけじゃなくて
ワクワクが倍増するように楽しめる関係が理想ね。

それにしても、日本でもハロウィンが結構メジャーイベント化しているようですが
私もいつかハロウィンをやることになったら
本気で仮装していきたいと思います。彼も一緒に。

まぁ古城改築サプライズはいいや
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by miomiomiomion | 2010-11-20 04:32 | かるちゃー

MAJIでKOIする100年前

シャリフと会う。

例の乙女でイケメンでおっちょこちょいの元ボディーガード。
すごいスイートなメールを送ってきたかと思えば
妙なところで、完全保守で
シャイなくせに、たまにぐっと男らしさを発揮する
次の一手が全く読めない意外性が、私好みな若者である。

「今日仕事終わってから会える?」ときくもんだから
「買い物終わったらゲストハウスに戻るからきていいよ」
と軽く言ったのだけれど全然こなくて忘れてて
夜の11時20分すぎて

「約束どおりこれから行くよ!待っててね」

という全くもってリアクションに困る携帯メールが届いた。
もう遅いから明日にしよう、とも言いたいところなんだけれど
明日の夜は約束あるし、日中はもちろん仕事だし
明日がない。
まぁすぐに寝るわけでもないし
パッキングしててベッドの上モノだらけで
なし崩しでなんかまずいことになるってこともないだろうし(←考えすぎ)
警察やらガードがゴロゴロ徘徊しているゲストハウスだし
まぁいいかと思っていたら
英語を全く解さない友達を引き連れて登場。

なーるほどね、夜中に女友達の部屋に行くのに
純朴そうな友達連れてくるってのは手だね。
これで変なうわさが立つのも防止できるわけだ。

この友達(21歳)が最近婚約したとかで
奥さんになる人の写真を見せてもらったらみるからに若い。
16歳だっていうんだからもう。
いやねーパキスタンにきてから結婚と年齢の話ばっかり
している気がするんだけど、まぁ天気とかプロ野球の話みたいに
日常会話の枕で出てくる話題なんだからしょうがない。

シャリフ自身はまだ独身で
「男が家族を養うのだから女は仕事なんぞしてはいけない」
そんな明治時代価値観の持ち主
ミオ「なんで女は仕事をしてはいけないの?」
シャリフ「そりゃ、女が仕事をしたら家の仕事をする人がいないじゃん」
・・・明快なお答え。

ミオ「ありゃ、それじゃ私は君の妻にはなれんね」
シャリフ「ノープロブレム。これはパキスタン国内で有効な文化であって
外国人にはあてはまらないよ」
・・・・なんですかその答えはw

僕のことどう思ってる?とかかわいいこと聞くくせに
自分の好きなタイプは
「やさしくてかわいくておとなしい人」という
全然私とスペックがかぶってない人(汗)
「I am interested in your idea and your life」という
ある意味非常に正直で的を得ていることをいわれてほっこりする。
確かに私のセールスポイントってこの辺だよな。
まぁ今更かわいいからとかやさしいから(好き)とか言われても
現実から遠すぎて一刀両断で却下なわけですが
相手の考え方と人生に興味があるってのは
なかなか粋な告白だな、むう。

ま、だからってついてきたいとか
そういうことじゃないみたいですが、
だってほら
「男は女を養わなければならん」な人なわけだから。
でパキスタンにいろと言われても無理。
って別に言われてないけど。

そんなこんなで100年前の化石価値観をもつ保守派イケメンと
真夜中に興味深いが埒のあかない結婚談義をし
12時45分に、この16歳の妻to beがいる友達を駅まで送っていくために
(夜行列車でラホールにいくらしい)帰って行きました。
で30分くらいたって律儀に携帯メールが。

家についたよ!君のこと考えてるよ!

なんて読めない人なんだ~
しかしこれは浮気とは言わないよねよねよねよね。
私としたことが、ワクワクしてしまい不徳といたすところです。
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by miomiomiomion | 2010-11-04 23:47 | かるちゃー

姉さん、事件です

本日は元ボディーガードとオフで外出。
普段は制服なわけだけれど
今日は私服。
アイロンがぱりっと効いていていい感じ。

一緒に歩いてごはんに行く予定だったのに
やっぱり外国人とパキスタン人の組み合わせって
目立つんだよね。しょっぱなから尋問にあう。
で、彼は私服なのに

銃所持
しかも、(銃所持許可が明記されている)軍人ID家に置き忘れ orz

警察やら軍人やらガードやらわさわさ集まってきて
まるで誘拐犯扱い。

ミオ「あの、彼は私の友達なんですが・・・」
軍人「#$(&"@*XM+#*@!」←(雰囲気訳)おめーは黙ってろ!

さっそく5分もしないでうちのセキュリティーアシスタントから電話がかかってくる
SA「みおが得体の知れない銃を持った男と歩いてるって聞いたけど大丈夫?」
ミオ「得体の知れない男じゃなくてシャリフだよ」
SA「なんでやつはIDもってないで銃持ってきてんだよ」
ミオ「私に聞かないでよ」
・・・ってなわけで、ただのごはんが
またも、姉さん、事件です!状態・・・・

というわけでセキュリティーアシスタントが登場して
その場をどうにか収め、彼は銃をあずけて
3人で車でごはんを食べに行きました。

なんていうかバイク乗ったり、ご飯に行ったり
気軽にできないってのはめんどうくさいですな。
ソマリアだったら最初っから(外出するという)選択肢ないわけですが
ほらここだとローカルの家族連れとか普通にいるのに
外国人だからって普通のことを普通にできないのがもどかしい。
ま、私も遊ぶんならプライベートで来いって話ね。はいはい。

どうやら誰とどこで何をしているのか、逐一報告が回っている模様。
昨日は12時に家帰ってきて、12時5分にアドミから(私と外出したわけでもないのに)
Good that you had good time and back to guest house safe. good night
とSMSが・・・ストーカーかい!
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by miomiomiomion | 2010-10-25 23:42 | かるちゃー

肉食な人たち

パキスタン人は肉食である。
草食っぽくみえるちょびっとオタクなテイストを持った男子でも
ギアが入ると、即行動モードに移る。
なかなか頼もしい。

今日、オフィスのお茶くみボーイズ(3人もいて、全部若手)の1人が
プログラムの男の子(32歳既婚)となにやら真剣に話している。
何話しているのか、聞いたら

「彼はもう今年で二十歳になるから早く結婚したいらしい」

・・・おいおいおい、男で二十歳で身を固めるの?

ミオ「で、ターゲットはいるの?」
お茶「いないから、紹介してもらおうと思って」
ミオ「オフィスのAちゃんなんてどう?」←独身で美女
お茶「いや、Aちゃんは26歳でしょ。She is too old」
美人とか独身とか頭が切れるとかお金もちスタイル抜群とか
そういうスペック全く考慮なしに、年齢足切り。
いや、別にいいけどね。
がんばれ、若者!

昨日外にでかけたときに、途中で止められた警察の強面のお兄さん。
電話番号は?パスポート番号は?って尋問されたので
おとなしく教えておいたら、
本日、携帯メールが山ほど届いた。

Risk is my life!
Danger is my game!
Policeman is my name!
I am a young commando
born to die
die for nation
live for others
pound 2 b a police man!

…というますらおマッチョぶり。
こんなメールもらっても困るよね。
どう返事をしろと。
パキスタン女子の視点からすると
「頼もしい!!」となるのだろうか・・・

ところで、例のお役ごめんとなったイケメンのボディガードからも
携帯メールが届く今日この頃。
ミオ「ちょっとなんで私の電話番号知ってるのさ」
イケメン「From magic 愛は強しさ」

・・・ってか、
どうしたらこういう少女漫画みたいなセリフが
浮かぶんだろう・・・
イケメンだからってなんでも許されるわけではありません。

男性だけでなくて、女性もだ。
基本女性は「待つ」立場なわけだけれど、
この業界の常として、独身の20代後半が結構いる。
カウンタパートのNGOの女の子と話していて
「勉強と仕事を優先していて、結婚を犠牲にしてしまったわ」と嘆く彼女。
聞いてみたら28歳。

「そう、両親に早く探してって言ってるところ」

・・・教育もちゃんと受けていて、美人で、独立しているのに
自分で探す、というオプションがないということにちょっと面白いと思って聞いてみた

ミオ「でもあなただったら学生時代とかボーイフレンドがいたんじゃないの?」
女「いや、学生時代は勉強一筋だったし、I was not interested in affairs」
「もう適齢期だし、親が私にとって一番と思った人が最適。早く結婚したいわ」

・・・とゆるぎない信念。なんていうか潔くていいんじゃないかなぁと思った。
自由恋愛がお見合いよりいいってわけじゃないからね。
(というか離婚率でいえば、パキスタンは非常に低いらしいから
お見合いのほうが効率と成功率で考えたら自由恋愛よりよいと
いえるのかもしれない)

仲良くしている32歳の女の子。
気立てがよくて、かわいいんだけれど
「誰もプロポーズしてくれないの。男の子の知り合いはいるんだけれど
結婚話がでないのはなんでなんだろう、みお、結婚できるコツ教えてくれない?」

・・・聞く相手が間違ってます!!
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by miomiomiomion | 2010-10-21 22:22 | かるちゃー

素敵日本

パキスタンに来て一週間
ここでも!なんですが
世界のどこにいっても
日本人というのはどこでもたいてい評判がよいのです。

日本の会社で働いたことがある!とか
日本人の友人がいる!とか
親戚が日本で働いている!とか

そういう人がたくさんいて
「いやー日本人はいい」とか
「日本は素晴らしい国だ」と
よく言われます。
TOYOTAとHONDAがメインじゃなくて
あくまで、評価の対象が人なんですよ、ここでは。

しかし私と会った人にあとで
「あ、でも1人最悪な日本人がいたけどね」と
言われないように、私も気を引き締めよう。

うちのオフィスのスタッフも結構日本びいきみたいですが
求められる情報が広範囲すぎて
あんまり私の(穴だらけの)知識が役に立たないのが残念。

パキA「日本のMANGA好きだよー」
ミオ「ああ、あのサッカー少年の?」←キャプテン翼をイメージ
パキA「サッカーのマンガは知らないけど、『なると』とか」

・・・それって結構新しいやつよね。
ざざーっと脳内に横切ったのは小池さんのラーメンと、
たしかハットリ君のシシマルがなると好きだったかと・・・
若干時代ギャップを感じた瞬間。

パキB「聞いてみたかったんだけど、寿司ってどんな食べ物?」
ミオ「料理する場合もあるけど、普通は生の魚をごはんに乗っけたり、
乾燥海草で巻いたもの。ごはんに酢をまぜる」
(寿司を見たことも食べたこともない人にどう寿司を説明するよ)
パキB「That's it?」
ミオ「一言でいうには深すぎる食べ物です」
パキB「パキスタン料理と一緒だね」
・・・全然一緒じゃない~

かと思うとこんな時代錯誤の情報を信じている人もいたり・・・
パキC「アメリカの家に住み、フランス料理を食べて、日本人の妻をもつのが
最高の幸せって本当?」
・・・アメリカの家とフランス料理はおいといて、
うちの母親世代くらいならそれもありかもだけど
うちらみたいに若い世代は、離婚率も高いし、全然夫にかしづかないし
浮気する人もいるから全然よくないよと言ってみたところ、

パキD「あ、そういえば、夫を殺して切り刻んで捨てたというニュースをみた!」
・・・それはレアケースです!

外も歩けない、ごはんのチョイスも限られているソマリアからくると
ここパキスタンは軍人用のスーパーもあるし、
布を買って洋服作ったりできるしBBQのレストランが徒歩圏内にあったりして
生活レベルがグレイドアップ。
そんなわけで、会う人会う人も歓迎モードだし
労働環境は申し分なし。

泊まっているホテルはダイニングがないので
朝ごはんも夕ご飯も全て
ルームサービスというお姫様ぶり。

今日も、ルームサービスでご飯持ってきてくれたお兄さんが一言
「I like Japan!」
ミオ「Why」
パキE「I hear Japan is very good country!」
別にチップが欲しいとかなにか下心があるというのではなくて
ただ純粋に
「日本っていい国だね」と言いたかったみたいです。

期待に応えられるようにがんばります。
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by miomiomiomion | 2010-09-23 22:50 | かるちゃー

黒魔術狂奏曲

先週オフィスでサンダルがぬげて片足が裏返ってるところに
ユスフが飛んできて、サンダルを元に戻して一言

サンダルが片方だけ裏返しってのはBad luckだよ

おお、ありがとう。

今週オフィスではさみをつかって、はさみがとじてない状況で机においたところ
隣のブルンジの同僚が慌ててはさみを閉じてくれて一言

みお、はさみは終わったあとに閉じないとBad luckなのよ

おお、ありがとう。

こういう小さな迷信というか慣習はどこの国にもあるのね。
ほら日本でも箸をごはんに刺すのはダメとか
出かける前につめを切るのはよろしくない、とかあるように。

パキスタンが決まったときにも

あんまりみんなに言うと嫉妬で狙われるから
いいことはあんまり言ってはいけないよ

といわれたりしたのですが、
パキスタン行くってそんなに華々しくないし
(パリやミラノに遊びに行くってわけじゃないし、仕事よ~)
ほら、私こういう性格だから
ドラマなことがあると言いたくてたまらない人。
ただあんまり、驚かれなくなったのがちょっぴりさみしい今日この頃。
「みおとパキスタン洪水って全然Surprisingじゃないよねー」と
言われてしまうって残念~そろそろ路線を変更時か?

ケニアもソマリアも中東もこの

嫉妬からくる魔術

の力を結構信じている人がいて
たとえば素敵な彼氏彼女がいる、とか
お金持ち、とか
新しい仕事が決まった、とか
そういうありとあらゆる
ラッキーな状況にある人を、誰かが嫉妬することで
その人に不運がふりかかるということがあるあるって言うんだけれど、
私、トルコの魔よけの目のおまもりも持ってるし
阿豆佐味天神社のおまもりもあるし大丈夫。
何より、サンダルでもはさみでも
その場で飛んできてくれて
不運をひっくりかえしてくれる仲間がいるのが心強い。
不運から身を守る一番の防御は、自分を大切に思ってくれる、
自分が大切に思える家族や友達がいることだと思う。
どこでも、いつでもがんばれるのは彼らのおかげ。
パキスタンでもいい仲間に恵まれますように。

・・・今日頭痛気味だったので、もしやマラリアかと心配しましたが
新しく購入して頭にひっかけておいたサングラスが
頭を締め付けていたのが原因と判明しました。
友達にちょうど黒魔術のことをいろいろ聞いたあとだったので
「もしやこれは黒魔術では」と思ってしまった
自分が悔しいです。

というわけで体調も万全。
次はドバイかパキスタンから発信します。
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by miomiomiomion | 2010-09-15 23:49 | かるちゃー

ハム味ヨーグルト

というわけで
休暇熱も一段落し、
あっさりと現場に復帰ですが
帰ってきてみたら
スウェーデン人のかわいい男の子二人組がうちのコンパウンドに。
1人はお医者さん、1人はパラメディック。
私の大好きなDSSのセキュリティーオフィサー
(ファンキーで髪の毛がくるくるで面白い人)も
隣のコンパウンドから移ってきていて、
なんだか嬉しい住環境になっている。

私の周りにはイラクやらコンゴやらガザやらありとあらゆる
災害の前線で活躍するタフで百戦錬磨で怖い大人が多いので
「昨年まで学校にいってました」な若いかわいい男の子に会うのって
久しぶり←視点がおばさん?
ま、休暇だと若いかわいい男の子に会うことはあるけど
休暇とかリゾートって人生経験に直接カウントしないからね。

「ヤギの肉って食感が硬くて食べられない」とか
「このパスタぐにょぐにょでスライムみたい」とか
一緒に働く同僚が言おうものなら

男がつまらんことで文句いってんじゃないよ

と恫喝しそうですが、
まぁ1週間だけだし、アフリカ初めてだっていうし。
嫌な女モード100%オフで対応。

お医者さんのほうは結構いろいろ行ってて
フレクシブルで、この業界特有のワイルドな風をまとってるんだけど
パラメディックの青い目のほうが
なんかとっても「初めてのお仕事」風。
話を聞いてて、
ソマリア人と一緒にいるときに感じるのとなんか似たような
カルチャーショックを受けたりする。

このヨーグルト、ハムの味がするよね

って笑
確かにここのヨーグルト運ぶときにいぶした木の入れ物に入れて運ぶので
ちょっとスモーキーなにおいがついてるんだけど
そうかハムときたか!

「バトル・ロワイヤル見て全然わかんなかったんだけれど
あれは日本の美学というか日本的な考え方なの?」とか
私、バトル・ロワイヤルみてないんだけど
なんかサバイバルゲームで人殺していくやつだよね?
普段感情を押し殺しがちな日本人が
人間誰しもがもつ狂気を表現した映画?

日本料理って寿司以外に何があるの?とか

なんか話してて、チャレンジされてなくて
答えがいのある楽しい質問がいっぱいでて
ワクワクしてしまうお姉さん。バトルロワイヤル、みなくちゃ。

普段はソマリア人との付き合いがメインなので
人生考察というかブログの命題が

ソマリア人って面白い!

なんですが、要するに国籍が問題なんじゃなくて
その人の人生経験の度合いや姿勢によって
斬新な質問だったり考え方が飛び出るわけだと
改めて思った次第。面白いのはソマリアだけではないのだ。

業務連絡ですが
過去に遡って旅行の写真をアップしてみたので
お暇な人はスクロールダウンしてみてください。
では仕事に戻ります・・・休暇後の洗礼ですが
メール処理が全く終わりません。
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by miomiomiomion | 2010-09-06 20:59 | かるちゃー