世界のはじっこでの日常生活。思考生産物の物干し竿。


by miomio
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<   2010年 12月 ( 14 )   > この月の画像一覧

年末コモゴモ

休暇中なう

特別休暇はとるわけだけれど
通常の年次休暇を使っていなくて
70日も休暇が溜まっているワタクシ。
60日以上の休暇は持ち越しができず
2月末に没収されてしまうので
10日をありがたく消化中。

クリスマス一週間@デンマーク
短い!って言われるんだけれど
食べて飲んでゴロゴロするだけなので
ちょうどいいのです。
到着前日まで経由地の空港が閉鎖していて
到着の翌日から大吹雪という
台風の目の日に到着し
怠惰な休暇を正しく楽しんでまいりました。
朝からスナップ(45度のアルコールのショット)を飲んで
ありとあらゆる肉系とチーズ系と炭水化物系(パンとか芋とか)を食べて
その合間にチョコレートとかみかんとかキャンディとか食べて
クリスマスビール(通常のビールよりアルカホー強め)
一週間ごろんごろん。
朝も9時くらいまで薄暗くて(当然家族の誰も起きてない)
4時くらいには暗くなってしまうので
生産性ががくーんと下がる環境。
休暇に生産性もなんもないですが。
クリスマスツリーを囲って家族で手をつないで
クリスマスソングを歌ってから
プレゼント交換という伝統行事は今も健在です。
今年のクリスマスツリーの飾りつけはワタクシが担当しました。

で、ナイロビに帰還。
2011年の新しい試みとして(しかしフライング)
彼と一緒に。
冷蔵庫にマグネットをはりつけたり
トイレに雑誌をおいたり
新鮮なフルーツとヨーグルトでスムージーを作ったり
バジルを細かく刻んでペストを作ったり
DSTVのセットアップして
ソファーでだらーんとして映画を観る
遅れてやって来た青春時代を満喫中。

今日はこれから
家のセキュリティーの打ち合わせをして
同僚をランチに呼んで
ガスのボンベの交換をしてから
香港から来ている大学院時代の親友とそのBFとともに
新年のパーティに出陣予定。
ひゃっほー

みなさまもよいお年をお迎えください。
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by miomiomiomion | 2010-12-31 16:32 | ワタクシゴト

紅白ヨーロッパ

今年のクリスマス@デンマーク
昨年に引き続きホワイトクリスマス。
前日は経由空港が閉まっていたほどの大雪。
でついた日の次の日も大雪。
雪の積もった枝葉がきらきらして
太陽のやわらかい光を浴びると
本当に息を飲むような輝きを放つ

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車から窓を5秒降ろしてとった写真なんだけど、うー右横に車の窓枠が入ってしまった。惜しい!

日本だとなぜかクリスマスは恋人のイベントなのだけれど
ヨーロッパでは恋人じゃなくて家族のイベント。
家族中でプレゼントを贈りうのだけれど
贈られるプレゼントは全部クリスマス当日まで
きれいに装飾されたクリスマスツリーの下に置かれる。

d0153664_557370.jpg

今年の飾りつけは私が担当いたしました。

一年前に私の胸まで身長がなかった甥っ子が
もう私より大きくなってたり
いとこのカップルに赤ちゃんが生まれてたり(天使のようにかわいい)
お母さんの髪がショートになってたり
弟の彼女が変わってたり
いろいろ変わっていることはあるけれど
クリスマスの空気はいつも温かくてやわらかい。

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リバーパテ。デンマーク料理にかかせないのがベーコン
(本当に毎日食べてる)

これでもかこれでもかと出てくる
ご馳走の数々。
クリスマスビール(アルコール高め)
スナップス(アルコール40度のショット)
を失速することなく飲みながら
(翌日全員二日酔い)
劇をしたり(全員参加者、観客がいません笑)
クリスマスプレゼントをあけたり
クリスマスツリーを囲んで歌を歌ったり
おそらく何10年何100年とこうやってきたんだろうなと
思わせる伝統行事。

ふと外を見ると真っ白で
家の中はクリスマスカラーの赤。
おお、ヨーロッパも「紅白」だ。
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by miomiomiomion | 2010-12-26 23:36 | 旅の記録

心の栄養補給

部屋で本を読んで号泣していたら
びっくりした同僚にドアごしに

お~い大丈夫か?

と聞かれた。(恥)
大丈夫大丈夫。心遣いありがとう。
いい本を読むと心が潤う。
自己啓発本もタレントの美容本も読むけれど
おりにふれて
こういういい本をじっくり読みたい。

ベッドの横のサイドテーブルに水のボトルをおいて
ちびちび飲みながら(別にここでお酒飲まなくていいのよ休暇じゃないから)
気になった単語を辞書でひいたり
気に入ったフレーズに蛍光ペンでひいたり
どっぷりの自分の時間にはいれる読書の時間は
何にも代えがたい貴重な時間。
暇つぶし、なんかじゃ決してない
心の栄養補給時間。

今読んでるのはコレ

Kite Runner

The Kite Runner

Khaled Hosseini / Riverhead Trade

スコア:



1975年から始まる
アフガニスタンの舞台のお話。
連のアフガン侵攻、タリバン、
アメリカのアフガン難民たち
差別や心の葛藤や原風景、父親との葛藤
ちょっと距離感がある題材かもしれませんが
読み始めるとそれはもうもうぐいぐい引き込まれて
同僚に確認されるほど、泣いてしまう箇所もあり。
文章が何よりすごく美しくて
アフガンやパキスタンの砂埃の風景が
ぱーっと眼前に広がっていくような文章の流れがある。
本の核心にあるテーマは「贖罪」
本当に心の奥底にぐぐぐと隠されている
弱さやずるさに向かい合う
平凡な主人公の心の揺れ動きに
そしてカリスマティックな父親や
愛にみちた脇役たちの言葉に行動に
ぐぐぐと胸をつかまれる。

結局夜の3時に読み終えてしまった。
2010年の最後にとてもよい本に出会えたなぁ。
実はこれプレゼントで、
「すごいいい本だから読んでみて」といわれたのを
アフガン?うーんと思って放置していた私。

2011年はもっともっとちゃんとよい本を読もう。
調べてみたら
「君のためなら千回でも」という題名で
邦訳でも出ているようですね。ぜひぜひ。

君のためなら千回でも(上巻) (ハヤカワepi文庫)

カーレド・ホッセイニ / 早川書房


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by miomiomiomion | 2010-12-18 03:17 | みおの本棚

That's Hargeisa!

ゆるゆるハルゲイサ写真展をどうぞ。

手作り感覚いっぱいの手書き壁。
なんていうか先進国の地下道とか
廃れた近所の壁に毒々しく展開する
退廃的なスプレーアートと違って
幸せを感じませんか?

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ボディビル道場
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スーパーマーケット


うちのオフィスの爆弾対応ゲート。
明らかに計画ミス。STだけ書いて
あ、しまった4文字だったって感じでP。
書初めでよく最初の二文字だけ立派で
最後尻すぼみだったのを思い出しました。

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大賞は文句なしにコレ。
題名「ラクダパパラッチ」
路上のラクダ激写
「あー何とってんのよー!」

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That's HARGEISA!
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by miomiomiomion | 2010-12-17 01:09 | ナショナルミオグラフック

旅先出会い系

同じ年のアメリカ人の大学教授と友達になる。
泊まっているホテルのフロアーが一緒で
一日に何度も顔を合わせて挨拶しているうちになんとなく仲良くなる。
ここの大学で「開発戦略」を教えるために
2週間の期限で招聘されている彼、
さすがPhDもちの大学教授なだけあって
頭が切れるのは当然としても
アフリカンアメリカ人でムスリムで、
痛いところに手が届く回答をちゃんとくれる人。
ソマリアは人道援助があることで状況が悪くなったか、とか
教育は世界を変えるツールになりうるか、とか
パラダイムシフトと文明の衝突から差別問題から
ボクシングの試合のように夜中まで語る。

ありきたりのセオリーではなくて
アメリカでアメリカ人で生きてきたプラクティカルな視点と
ムスリムの信念と黒人としての社会の立ち居地と
なんていうか、彼を今の彼たらしめた社会要素の合計が
今の私の興味の震源地に近いので
話にタブーな聖域を設けないで
どんどん進められる。
疑問に思って投げかける変化球を
絶妙な角度で打ってくる。
相手の考え方の幅と世界への成熟度と
違った価値観への許容具合をみながら
会話をどんどん飛ばすわけ。
会話ってキャッチボールだから
強く打ち返せる人には
こっちも全力で投げられる。

ソマリア育ちのソマリア人とだと
なかなかこういう会話の深まり方ができにくい。
先週の化粧論争もそうだけれど
私の意見がぽーんとはじけて飛んでしまうというか
言葉を選んで伝えても真意を汲んでもらえない
もどかしさがある。
それが悪いということではなくて
That’s the way it is. その隔靴掻痒感が皆無。
会話の相性がいい、ってこういうことね。
年代が一緒だからかもしれないし
あとは人生の中である種の真理を引き出す
経験の共通項と生きることに対する情熱の注ぎ方。

偏差値的な出来不出来ではなくて
いろんなステージを確実にクリアしてきている人間の
頭のよさというのは磨り減ることのない財産であるのだ
とつくづく思う。若さは衰えていくけれど
知性は、ちゃんと磨けば積み重なっていく。
傲慢になる頭のよさではなくて
自分をちゃんと笑い飛ばせる余裕とシニカルな設問と
前向きで地に足のついた自己内省をしながら
世界を広げていかないとなーと思う。
世界を旅してれば広い視野が身につく、わけでは決してない。

ごはんが終わってから
9時くらいからしゃべり始めて3時まで6時間ノンストップ。
最後に当然のように部屋に誘われて
当然のように断る。
会話の運びもとってもスマート。
だからこちらもスマートに
笑ってお休みなさいを言う。
うん、悪い気はしないよね。
だからってついていかないけどね。

初めて会った人と
バージンと
50人以上寝たと公言する人とは
寝ないのです、というのが
私のいつもの断り文句。
彼のせいじゃなくて、私のポリシー。
I don’t give a shitっていわれたら
I do give a shitと返す

あとはまぁ場合と人と雰囲気によって
私の母に9時以降は男の人がいる部屋に
1人で言ってはいけないといわれているバージョンと
祖母の遺言でバージョンもあり。
まぁなんでもいいんだけれど
Desperateにならないのと
Seriousにならないのが肝要。
最後に笑いを引き出して
一日を丸く納める。

女性を気分をあげるのが
紳士のたしなみなのだとしたら
男のプライドを壊さずに
でも簡単になびいてしまわないのが
淑女の度量。
私が淑女だってんじゃなくて
そうであろうとI am tryingってことね。
いやでもそれって大切よ?

ムスリムのありかたとか
世界をどう変えていくかとか
なぜ先進国の自殺率が急増しているのか
そういう熱い話をした後に
我に返って脳みそクリアーなまま
(お酒が入らないので意外に簡単)
わははと笑ってお互いの帰路につく。
ああ、今日も楽しい一日だったなぁという
そんな理想的な一日。

そして明日は6時起き。カーン
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by miomiomiomion | 2010-12-16 03:47 | お友達
ハルゲイサコネタ

レストランで
メニュー

魚カリー
グリル魚
クリーム魚
蒸し魚
揚げ魚

ミオ「なんの魚ですか?」
ボーイ「魚です。」
ミオ「魚の名前はなんですか?」
ボーイ「大きい魚です」

・・・埒が明かないので魚を見せてもらう
30センチくらいの大きい黒い魚と
20センチくらいの中くらいのグレーの魚
ミオ(30センチの魚を指差して)「これはなんの魚ですか」
ボーイ「これは大きい魚でこちらは中くらい魚です」

カーン。要するに名前がないらしい(というか知らないだけね)

蒸し魚を選ぶ。
運ばれてきた魚が明らかにクリーム煮になっている

ミオ「これはクリーム魚じゃないの?」
ボーイ「スチームをしたあとにクリームをかけてあります」
ミオ「クリーム魚とどう違うの?」
ボーイ「あれは最初っからクリームで料理をするのです」

ほんとかいな・・・絶対これクリーム魚を作りすぎちゃったか
直前キャンセルが出たんだろうなー
おいしかったからいいけど。

役所がいっぱいある通りに行ったのだけれど
役所の名前がちょっと面白い

Ministry of Education and high education
(教育と高等教育省-わざわざHigh educationを加える必要性がわかりません)

Ministry of water and mineral
(水とミネラル省-環境省ってところ?)

Ministry of Law and Justice
(法と正義省-気合の入り方が違います)

みんなお祈りの時間になると
お店開けっ放しでお祈りにいくのだけれど
銀行というか、Money exchanger(道端に札束が積まれている
ショーケースをおいて街頭にて営業)も
お金そのままで、お祈りへ。
ちょ、ちょっとこれドルもおいてあるのに
いいの・・・・?

道を歩いていたらニコニコのおじさんに一言声をかけられる
「ジェット・リーに会ったことがあるか?」
ミオ「ジェットリーは日本人じゃなくて中国人だよ」
おじさん「日本人と中国人の違いはなんだ」
ミオ「カンフーをするのは中国。日本は空手。知ってる?」
おじさん「知らない。カンフーと空手の違いはなんだ」
ミオ・・・えーとえーとカンフーは飛んだりひっくり返ったり空中を遣うけど
空手は地上戦です。カンフーは人を倒しますが、空手は自己鍛錬がメインです。
・・・ほんと?

・・・・やばくなってきました。
カンフーと空手って違うのわかるけどどう説明するよ。
あんまり適当じゃなくて、でも詳しすぎる必要もなくて
道端のおじさんの好奇心を満足させる端的な回答は?
日本人と中国人の違いはってのもすっごくよく聞かれるんだけれど
感じの悪い日本人にならない
ウィットが効いてセンスのある回答求む。
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by miomiomiomion | 2010-12-15 17:05 | 旅の記録

ハルゲイサ考察

日本でも東京と青森と大阪と沖縄で
気質とかファッションセンスとか雰囲気とか
違うわけだけれど
同じソマリアでも、ここはソマリランドだし、
ブアレとガルカヨとハルゲイサでは
なんていうか鹿児島と茨城と北海道くらい違う。

①美男美女が多い
背が高くてすらーっとした彫りの濃い
黒光りしているイケメンと艶やかな美女多し。
ガルカヨの人より
黒の濃度が濃くて艶度が高い。
ガルカヨ来た女の同僚が
「あらここは素敵な男性がいっぱいいるわ」と
言ってたので私だけの勘違いというわけではなさそう。

②人懐っこくてニコニコしている人がいっぱいいる
ガルカヨでも別に敵対心むき出しとか危険な目にあう
とかそういうわけじゃないんですが
マーケットとか町を歩いていて
(というかガルカヨはそもそも自由に歩けません)
ニーハオ!ニーハオ!と声をかけられる。
間違ってるんだけれど、悪気はない。
車で移動していても、目があった人に
にこにこ手ふってもらったり、ほっこりする。

③ここは都会である
手に入るものがガルカヨの比ではない。
トヨタのマークIIとか電子レンジとか
(そもそもガルカヨは電気の普及率が
低いから電子レンジの需要が少ない)
絨毯とかおまるとかオレンジとかチキンとか
ガルカヨでみかけないものがいっぱい売られている。

④物価が安い
アクセスがあるってことは
まっとうな価格競争もある。
ドバイから来た車が3500ドルとか
レストランで魚(30センチくらいある大きい魚)を食べて5ドルとか
オレンジが10個で一ドルとか
いいねー。あ、ガルカヨも周辺で取れるものは安いのだけれど
(スイカとかグレープフルーツとか)
電子機器とかはしごとか車とか
北から持ってこないとないものが高い。

⑤外国人が結構いる
ガルカヨの外国人人口は全部で20人に満たないのに(しかも全部同業者)
ここはアメリカの大学教授とかドイツ語をしゃべる引退老人のかたまりとか
(昼間からトランプしてたりしてどういう団体なのか謎)
ソマリア人の奥さんがいる外国人のビジネスマンとか
バラエティがあって興味深い。
昨日レストランで声をかけられた白人若者は
ひげをもじゃもじゃに伸ばして
武装勢力っぽいスカーフをしていて
非常に怪しかった。
彼は何者だったんだろう・・・ハルゲイサにイスラム留学とかか。

怖い人が圧倒的に少ないので
安心して生活できます。
ガルカヨからきました、というと
「ええええ、ガルカヨに住んでるのー?」と驚かれるんですが
「いえ、もとはブアレに2年いました」というと
「君はたいへん勇気がある」とみんなにほめられます。
なんていうか、ソマリアでは・・・とか訳知りに語ってはいけないんだなと痛感中。
ガルカヨ基準でここにくると
Everthing goes so easyでとてもラクです。
ホットシャワーが出る、とか
レストランに「照り焼きチキン」があるとか(食べてないけど)
時間通りにワークショップが始まるとか
時間通りにみんなてTea breakから帰ってくるとか
ガルカヨではありえません。
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by miomiomiomion | 2010-12-14 17:29 | 旅の記録

愛しのハルゲイサ

トランク生活には疲れたぜとか
斜めに構えておきながら
やっぱり新しい場所に行くときは素直にワクワクするもんだ。
初めて上陸ハルゲイサ@ソマリランド

貨幣も違えば法律も違う
勝手に独立を宣言してしまった(国際社会からは認められていません)
やる気マンマンの国。

なんだかとってもゆる~くていい感じ。
太陽もまろやかだし
空気も和やか。
空港のイミグレも、飛行機がついてから
休憩所からダラダラやってくる。
なんにも記入しないでパスポートだけ提出。
ビザのスタンプを押してもらう。

イミグレ「ギブミー2ドル」

・・・ビザ代金2ドル(汗)
いや、安いのはいいけどさ、
普通ビザって50ドルとかトランジットでも20ドルとかだよね。
この破格プライス!
ちなみにソマリパスポートで一緒に来た同僚のビザは7ドル。
なんとも中途半端なプライスで、しかも自国民の方が高い(汗)

ホテルの送迎バスが来る。
アンバサダーホテルなんていう立派な名前がついている
ハルゲイサ屈指の高級ホテルなのに
送迎バスに大きく書いてあった連絡先が

Ambassadorhargeisa@hotmail.com

・・・おいHotmailかよ、な脱力感。いいねぇ。

自動ドアのバスに乗り込み、乗ることたったの五分間。
うぃーんとドアが開き、アナウンスが流れる

ドアが開きます、ご注意ください

・・・思いっきり日本語アナウンス。
運転手さんに「ちょ、ちょっとこれ日本語だよ!」と報告。
運転手さん「5年来の謎が解けたよ」

ホテルにチェックイン。
スマイリーなお兄さん(スーツ着用)がやってきて一言。
「Which room do you like?」
高級ホテルで部屋が選べるってあんまりないよね。

ミオ「あ、上の階にしてください」
ホテルマン「OK」

喫茶店での一こま
「カプチーノと。。。え、何か食べるものありますか。スナック的な」
ボーイ「オレンジカップケーキとオレンジケーキがあります」
ミオ「違いはなんですか」
ボーイ「材料は一緒ですが、カップケーキはカップに入ったケーキで
オレンジケーキは平たいケーキです」

ハルゲイサ、惚れそうです・・・
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by miomiomiomion | 2010-12-13 21:39 | 旅の記録

ぷち燃え尽き症候群

これはちょっと燃え尽き症候群っぽい。
パキスタンから帰ってきて
仕事に戻ったのはいいけれど
ハンドオーバーしておいた仕事がそのままだったり
昔解決したはずの問題が再発してたり
でもって新しい問題は着々と増える中で
自分の中の情熱の炎が一時的に
酸素の足りないろうそくみたいになってる。

どこかに引きこもるという選択がない
そもそも引きこもり生活で
朝起きて「さー頑張るぞ」という気分にならない、とか
仕事を終わらせて別のことすればいいのに
なぜかダラダラとPCに向かってしまったり
棚からファイルを持ち出して昔の数値を確認する、とか
そういう基本の仕事がめんどうくさく感じるとか。

これは、やばい

母から2011年の手帳と日記が送られたときと
親友がケニアに年末に遊びにくるとわかったときに
一時的に気持ちが上がったのだけれど、
とにかく一日が終わって
ちゃんと日記に自分のことを記録しよう、という気にならないのは
どこか疲労している証拠である。
必要なのはこりゃホリデーではないな。
必要なのは、大型ホリデーじゃなくて、日々の微調整的ななんか別のこと。

とりあえず体を使うことをやめたら体まで弱りそうなので
昨日は1時間走ったし、筋トレもちゃんとやってる。
体を動かしている間は無駄なことに頭を使わないので
それは正しい選択。
で、問題は仕事に入ったときに、
よし!と気合いれて230で始まったメールボックスが
今日はミーティングも2本だったし、電話も少なかったから
かなり気合いれてメール処理したのに、
一日が終わってみたら275になっていた
(なんでよ)という絶望的な現状。

いや、そんな大層なことじゃないんだわ。
気分転換だ気分転換。
明日は週末なので、解体したヤギからフレッシュな肉をいただいて
ヤギジャーキーを作ろう。
とにかく、仕事以外のことをなんかやろう。
あとはもう275だろうが300だろうが、週末は1時間以上PCに向かわないこと。
この怒涛のメールの波にまともに歯向かっていっても
生み出すものは少ない。

とにかくこの一日100以上来る無駄に多いメール。
どこの業界も半分管理職なようなポジションだと
それなりにたくさんくるだろうけど
それに加えて、送られてきたダンボールの中身確認とか
トイレが詰まった部屋の住人にトイレにトイレットペーパー以外の物は捨てるなと伝えるとか
ごはんが1時にこないからコックさんに確認するとか
うちのガードが心臓が痛くて病院に送られたあとの請求書の始末とか
緊急避難になりそうだったからとりやめたミッションについて
文句言ってきた教育省に謝りの手紙を書くとか
請求書の数字の0が一個多いとか
どれもこれも、なんていうか達成感の低めのしりぬぐい業務が多かったから
今日は疲れたんだな。

こんな日は温かい鍋の気分。
温かいお風呂に入って
冷たいビールをプシューと飲んで
明太子と白いご飯。
デザートはプリンなんだけど!

しょうがない、今日は秘蔵ののりの佃煮を開けよう。
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by miomiomiomion | 2010-12-09 23:07 | ワタクシゴト

超自然主義

発端はFacebookでの化粧論争

The biggest challenge facing somali girls is cosmetics! It is a fact nobody wants to discuss in public but it is serious health issue to be addressed. It makes them look zebra crossing! Cosmetics doesn't add value or beauty. Lets compaign against this vice

ソマリア人女子が直面している最大の課題は化粧だ!誰もが公の場で話そうとしないが
化粧による健康障害は深刻である。化粧により女性はしまうまのようになるだけで
そこには価値も美もない。この悪徳に反対しようではないか

とりあえず、自分がまともに化粧するかはおいといて
化粧というものが「深刻な健康障害」どころか
「女として生きる必須」みたいな国から来て
まぁ日本に帰れば、美的やMAQUIAの2~3冊は読む身からすると
化粧というのは、まぁ悪ではなくて
Spirit boosterというか女として鮮度を保つための起爆剤みたいなもので
しかも質のいい化粧品遣うと結構肌が違うぞと感じるところあって
彼の掲示板に一言書いてみたのだけれど、うちのスタッフがガチで反論してきた。

ソマ「なんで、そもそも色を変えないといけないのかわからん」
(ソマリア人はというかこれは世界的な潮流なのかもしれないけれど
パキスタンもそうだったし、美白プロダクトというのはどこでも売っている)
ミオ「いや、肌を”漂白”するとか”美容整形”ってが危険なのはわかるけど
最近の化粧品はかなり進化をしていて、肌がよみがえったりしわが消えたりするんだよ。
ほら女はいつでも若くいたいもんじゃん」
ソマ「年をとれば、しわが出てきて当然だし、肌が疲れてくるのも当たり前。
そういうことにお金をかける意味がない」
ミオ「え、でも奥さん、ずーっときれいなほうがよくない?」
ソマ「いや、子供を産めればそれでいい(I dont care as long as she can have kids)」

・・・どっかの大臣でそんなこといって大問題になった人がいましたけど(あ、うちか)
ふつーのソマリア人の男性の感覚って(彼は特にExtremistというわけではないので)
こんなもんなのかしら。
こういう”価値観の違い”って議論してどうなるってもんじゃないよね。
俺はマンゴが嫌いなんだという人にどんなにマンゴがおいしいか力説してもだめなように。

確かにソマリア人で「うちの奥さん美人だぜー」と自慢する人に会ったことがない。
こっちが「奥さん美人ねー」とはやしても
あんまりそこが自慢ポイントにはならないみたいなのは感じていた。
先進国のアフリカだと違うのかもしれないけれど
一夫多妻がまだ普通に普及しているソマリアだと
奥さんの年とか美しさとかあんまり重要項目ではないんだよね。
そもそもほら、自分以外のパブリックに奥さんみせびらかしたりしないから。
で、自分にしか見せない奥さんがきれいでも目がぱっちりしてても
別にワクワクしないってこと?
日本的な感覚でいうと、結婚しても気を抜かない(=化粧をちゃんとしたり
身なりを整えたり)という奥さんはよい奥さんという定説だけれど
超自然主義のソマリアは、化粧とか若く見えるとかそういう”無駄なことに”
神経使うくらいなら、ちゃんと亭主を子供の面倒みろ、ということか。

ちょっと前に
アルシャバブ(武装勢力)がブラ禁止を掲げて
モガディシオで、道行く女性がブラを着用していないか検査して
ブラをしていたら鞭打ち、という記事が
「世界びっくりニュース」扱いじゃなくてBBCなんかでも
普通に流れていたときに
「確かにブラをする理由がわからない」と言ったソマリア人もいたなー
で、「なんでブラするの?」と聞かれて
「いやそれは習慣であって、しないと快適でない」
と言ったのだけれど
「胸が大きすぎて重い人がサポーターとしてブラを使うならわかるけれど
普通の人は別に胸を縛る必要ないのになー」と一言。胸を縛るって(笑)
コーランに、ブラをしてはいけないという項目はないはずなのだけれど
化粧もブラも、不可解に感じるソマリア人が結構いるというのは
興味深い事実。
確かにTシャツでジーパンでノーブラだと刺激的すぎるけれど
べろべろでしかもその上からすっぽりかぶるソマリ服だと
ブラをしていようがしていまいが外から見えることがないので、
胸が大きいわけじゃない人は(私もか)
ブラをする必要はないかもしれない。あ、しかし
しないで垂れてきても嫌だけれど
たぶん件のソマリア人に言わせれば
「自然に従ってそれが垂れてくるならそれはそれ」と多分いうであろう。
日本の女心をソマリア人の男にわかってもらおうと思っても
それはなかなか難しい。

思い出したついでに書いてしまうが
男性の話ではなくて、ウガンダ人の女の子とソマリア系デンマーク人の女の子と
話していたときに、FGM(女性割礼)の話になったのね。
人生の早い時期に性器の一部を切り取ってしまい
性交渉を「楽しむ権利」を奪ってしまう慣例。
で、よくNGOやら国際機関やらが
衛生問題や女性の権利や地位向上をかかげて、
FGM廃止を訴えるわけであるが
実際問題ソマリア社会ではまだFGMが普通に慣例として残っている。
デンマークで生まれ育った彼女も
周りのソマリア人がデンマークに育っているのにも関わらず
普通に自分の娘にFGMを施すのだと言っていたし
うちのスタッフを見ていても
高い教育を受けていても女性はほとんどFGM体験者である。

FGMを「人道的でない慣習」と糾弾するのは
理由があるわけだけれど
ウガンダ人の友達が
「でもさ、美しくなるために腹の脂肪を吸引して胸にいれてみたり
胸とか鼻に異物をいれるのがOKな国の人に
FGMは女性の権利の侵害だって言われてたくないよね。
自分がいいと思ってやることに
周りがなんと言っても無駄ってこと」

という彼女の言葉におーそりゃー一理あるなと思ったのでした。

化粧もブラもFGMも美容整形も
自分がいいと思ったことを人はやるだけなのだ。
住んでる環境と周りにいる人たちの価値観によって
自分の価値観が形成されてくるということね。
厚化粧はしたくないけれど
やっぱり肌はつるつるなほうがいいし
目じりの皺はいらないもの。
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by miomiomiomion | 2010-12-08 20:49 | かるちゃー