世界のはじっこでの日常生活。思考生産物の物干し竿。


by miomio
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お宝発掘

アドミの男の子から電話がかかってくる

「あのさ、みおのものと思われる段ボールが倉庫から出てきたんだけど
確認してくれないかな」

スーダンから来たときに4箱送ったはずだったのに
箱が相当ぼろぼろになってて
勝手に箱詰めかえられて3箱になってきたのが2年前。

入れたはずの炊飯器がない、とか
15年前の小学館のSAPIOの懸賞であたった
戦争カメラマンの写真集が入ってないとか
デジカメの電池いれたはずなのに

とかいろいろ行方不明なものがあったから

今頃出てきたか!な感。

ミオ「炊飯器入ってる?」
アドミ「はいってないよ」
ミオ「デジカメの電池入ってる?」
アドミ「細かいもの全部みてないけど、料理本とか顔が描いてあるカードがいっぱいあるよ」

顔が描いてあるカードって何

・・・・と思ったら、百人一首でした(笑)
100枚セットだったのに、絵札が96枚しかない~(悲)

で見てみたら
炊飯器とデジカメの電池ははいっていませんでしたが
戦争カメラマンの写真集はちゃんと入ってるし、
私が高校時代にオリオン書房で買ったノンノの和食百科とか
アイロンとかコスモポリタンとか
岩波新書とか

楽しいものがぞくぞく出てきました。
基本的に、持ち物なくなってもあんまり覚えてないことが多いんだけれど
出てくると忘れていた愛着心がどーんと蘇ってくるね。

次の休みには和食百科を見て、なんか和食を作ろう。
この本、10年以上持ち歩いているけれど
見て作った記憶があるのが「風呂吹き大根」しかない。
お菓子百科と弁当百科も買ったんだけれど、
はて彼らはどこに行ったのかな。
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by miomiomiomion | 2011-02-28 22:34 | ワタクシゴト

限界拡大

走ってきました、ハーフマラソンINキリマンジャロ!

前回2時間13分だったので今回は2時間を切るのが目標だったんだけれど
結果2時間22分。

かーん。

いやね、言い訳させてもらうと
今回のほうが断然坂が多くて
きついコースだったんですよ。
最初の10キロ、ビクトリアマラソンのときはなんともなかったのに
今回はUphillが続いた8キロで、

ひえーこれ死ぬわ!

と思いましたから・・・
しかし折り返し地点過ぎてそれからは
軽快なDownhillが続き
最後まで全然ばてないで気持ちよく走り切れました。
しかも今回は筋肉痛も全くなし。体がついてきてる。

思うに、週3-4回の一時間ランが効いて
スタミナは結構ついているんだと思う。
でも普段はフラットな敷地をぐるぐる走ってるだけだから
これからはもっと坂道トレーニングとか
高度を上げてトレーニングしないとだめかも。

いつもの通り、脂肪率0%のアフリカンアスリートたちの
完成された体に驚愕し(筋肉のつきかたが半端ない!もうね
超越した美しさなのです。同じ人間とは思えない・・・)
犬を連れたおじさんや、75歳のおじさんや3歳のお子様まで走ってしまう
なんでもありなお祭りムードを堪能しました。
終わった後のキリマンジャロビールのうまいこと!
走る前に私の友達(男)に
「Mio is exciting and inspiring but i am very sorry for her
boyfriend who has to do something which is not his thing」
言われてました(汗)彼も終わってみたら
「楽しかった。またやってもいい」、だそうです。
ほらねー(←得意気に)

ホテルで昼食を食べたあとには
村の奥地にある滝にいって泳いできました。
気分的には温泉で疲労した筋肉を伸ばす~ってのが理想なんだけど
ここはミネラルウォーターで代用。
滝にあたったり、ゆるゆる泳いだり。
10mくらいから飛び降りる岩があって
小学校くらいの男の子がぴょんぴょん飛びこんでて
楽しそうなんだけれど、あがってみると超高層!
ハーフあとで足が震えてるうちの彼は
「飛ばないのは男ではない」ということで飛んでました。
そういう無駄な男気、好きです。
私はもうウガンダのバンジージャンプで
人生の課題はクリアしましたので
もうやりません。

とりあえず目標の2時間切は果たせませんでしたが
まぁもう一回くらいハーフを走ってから(来年かな?)
次はフルマラソンに挑戦しようと思う。
実はちょっと鉄人レースもやってみようかとも考えてるあたり
こういうレースっていったん限界のハードルを超えると
どんどんあげたくなる快感がある。
人間の限界ってマラソンのQちゃんもいってたけれど
頭で感じる限界と体のそれってのは違うんだってのは本当だと思う。

ダイエットとか老化防止とかそういう「ねばなきゃ」というんじゃなくて
ポジティブに自分の能力やら体力を底上げしていく機会を
努めて持ちたいと思う。
苦しい→楽しい→苦しい→楽しいを繰り返すことで
体の可能性ってどんどん広がってくる。
使わないと退化するけど
使えばどんどん応えてくれる。
で次は、走るのはちょっと一段落して
筋トレとスカッシュをまじめに始める予定。
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by miomiomiomion | 2011-02-27 22:25 | 旅の記録

開けごま

文化の違いを乗り越えるって割に簡単に言われますが
文化の壁って透明で強固で結構手ごわいんですよね。
力づくでは壊れなくて、的確なキーワードが必要というか。

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サウジアラビアに出張に行ったコカコーラの営業ががっかりして帰ってきた。
友人が聞いた「なんでサウジで成功しなかったんだい?」
営業の男が答えた「出張の話が来たときは、絶対売れるって自信があったんだ。だけど
アラビア語がしゃべれないからポスターを使ってメッセージを伝えようと思ったんだ」

最初のポスター:男が灼熱の砂漠に疲労して気を失って倒れている
次のポスター:コカコーラを飲む
最後のポスター:ついにこの男は生気を取り戻し走り出した
で、これらのポスターがそこらじゅうに貼られたんだ

友「いいじゃないか!それはうまくいくはずだよ」
営業「畜生、うまくいくはずだったんだ」

「だけど誰もアラビア人は右から左に読むって教えてくれなかったんだ!」

・・・・わはははは。

サウジアラビアって行ってみたいけど
女性で、ノンムスリムは難しそうです。
今中東はどこも噴火中ですし。

元の仕事の相棒がイエメンに行ったので
今年中に遊びに行きたいと思っているところ。
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by miomiomiomion | 2011-02-18 16:13 | VOW世界

NormalとAbnormal

明日は満月なので本日は屋上でヨガ&瞑想。

モーリタニア人の同僚が
「初めて君をワジヤ(ケニア)の事務所でみたときも地面に座って祈ってて
(←瞑想してたんだと思われる)スーダン人の同僚に
”Is she normal?”って聞いたら
”Yes, she is very nice and socialable, outgoing and respectful"
って言ってたことを思い出したよ」

Is she normal?ってどんな質問よ(笑)
とりあえず、答えがポジティブでよかった。ワハハ

いや確かにワジヤでは朝5時半に起きて
オフィスのプラズマテレビでかなりまじめにWii fitやってたし
ヤギ飼ってたし、瞑想もちゃんとやってたから
私のこと知らないでみたら
相当ストイックで宗教的で食べ物をペットとして溺愛してる
変わっている人と思われたかもしれない。
やぎを連れて国連機乗った国連職員って
たぶんあとにも先にも私だけだろうし。
私フィールド出ると徹底して節制するからね。

何をもってNormalといって
何をもってAbnormalというのか
境はあやふやなもんだけれど
She is not normal Japaneseってのは
もう長年日本人にも外国人にも言われ続けてきていて
それは別に得意気に言うことじゃなくて
ただ、自己主張が激しいとか
人見知りしない(なぜか日本人は礼儀正しくてシャイと思ってる人多数)とか
パーティでがんがん飲んでがんがん踊るとか
下世話なシモネタには上品なシモネタで返すとか
公の場で物怖じしないでマイクを握るとか
売られた喧嘩はちゃんと買うとか
まぁそういうところで
戦闘能力が一般日本人より高めに設定されてるなぁとは思うのだけれど
自分としては日本人のよいところはちゃんと踏襲しているつもりなので
(調和を大切にするとか、相手の違いを気持ちよく受け入れるとか
自分の意見を押し付けないとか←自己主張をしないってわけではなくて)
あんまりに日本人ぽくないと言われ続けると
首をかしげちゃうわけなんだけれど、
まぁ「変わっている人」ポジションなんは
結構昔からで、それはそれで便利だから
「変人」ブランドを返上しようとは思わないのです。
「いけてる」グループに無理やり入って疲労することもなく
「いけてない」グループで悶々と苦労することもなく
「あの人変わってるけど面白いからまぁOK」的な
どこにも属さないスナフキンポジションって実は一番楽。

たとえばHow is she?(彼女、どんな感じ?)といわれて
Oh well, she is quite normal, quite and boring
(いやー超普通で静かで退屈だよ)といわれるより
She is gorgeous, very nice and flawless
(超いけてて、すごい素敵で欠点がないよ)といわれて
知られてからなんだーとがっかりされるより
Well, she is not normal, absolutely crazy and unexpected
(それがさ、彼女は普通じゃないんだよ、本当に狂ってて先が読めない人だよ)
というキャラクターの人が一番、こうそのあとのポジティブな展開が期待できるかと。
彼女にしたいかと言われたらそれは別としてもよ

海外に出て、いろんな国の人と働いていて楽しいのは
「こうであるべき」理想像がいろいろあって
よいとこどりのビュッフェみたいな個性とかスタイルを確立できること。
○○歳の、xxをやっている女性はこうであるべき!みたいな
社会とか周りの押し付けが全然なくて
(個々の所属社会ではもちろんそれはあっても)
生き方も趣味も自分の表現の仕方も本当に色鮮やかで
自分がやったことも考えたこともないことを
本当に楽しそうにやっている人たちにたくさん出会えること。
で、自分もいいなと思ったことを
躊躇せずに言ったりやったりできること。

絶対日本じゃされないようなアドバイスを心からもらうこともあるし
(受け取るか受け取らないかは私の自由だし)
なんか変なことをやってもそれが自分と他人の幸せを阻害しない限り
後ろ指を差されることもない。

どう拡大解釈してもやっぱりおかしな人がいないわけではないけれど
怒りも憤りも押し殺すことなく適度に放出させながら
うまく消化させてポジティブな関係を作る術をこの10年間で
かなり身に着けたように思う。
いや、それでも「うわ何この人!?」って人はいるけどね。
相手を変えようとしないこと。
自分の受け止め方をひねること。
ユーモアで解毒して
解毒されない分は瞑想で浄化させる。
これで結構うまくいく。

月が煌々と輝く夜に
1人でじーっと瞑想していると
自分の中の膿とか反吐みたいなものが
するするするーと出て行くような気がします。
自分の”Normal"な精神な状態を保つために
自分の”Normal"の状態を高めるために
いろいろAbnormalなことを試してみるのは
悪いことではありません。
ドラッグとかそういうケミカルなことではなくて
自分の可能性の扉を開くためには
ただぼんやり生きていてはだめなのです。
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by miomiomiomion | 2011-02-17 23:35 | 楽しく生きる

毎日日本文学

ふと思ったんだけれど無人島にネットのコネクションがあって
充電できても、IPadいらないだろうなーと。
確かにスマートフォンって便利で楽しそうだけれど
大部分のMobileな電子機器って

持ってる自分がかっこいい

という周りの賞賛とか認識あってのものだから
賞賛してくれる人がいなかったら
これほどのフィーバーは成り立たないんじゃないかと突然思った本日。

年がら年中旅してて、埃も太陽光線も強くて
行く場所に充電できるところがあるかもわからないし
壊れたり、盗まれるリスクもある
できるだけLow profileでいないといけないラフな環境に住んでると
最新電子機器って全然欲しくならないのだ。
IPodは持ってるけど(しかし全然最新じゃないんだけど既に)

しかし、実は私も
Ipadもどきを持っていることを思い出した。
ネットつながってないし
面白いアプリないけどね

300の文学作品と
100の英文学が
私の電子辞書に入ってる。

しかもSUDOKUとか(個人的にはスドクは紙派)
数字ゲームも入ってて
旅のポルトガル語なんかも入ってて
家庭の医学とか
ワインリストとか
日本国憲法も入ってて
しかもそんなハイスペックなのにピンク色でかわいいのが◎
落っことしてもちゃんと動いてる(今のところ・・・)

今読んでるペーパーバックをナイロビにおいてきちゃって
あーあと思った飛行機内で
「あ、そういえば電子辞書に文学いっぱい入ってた」ことを思い出した。

これ、いいわー。
ちゃんと立て読みなのがなんかいいよね。
青空文庫もそうだけれど
世界の名著が辞書に入ってて
いつでも手軽に読めるって
とってもいい時代に私たちは生きているなぁ。
重い装丁本を持ち歩く必要もないし
好きじゃなかったらすぐ次の本が選べるし
図書館みたいにわざわざ返す必要もないし
なんせ世界の英知がぎゅっと詰まってる500gってのが最高。
しかもピンク(はいはい)

これから毎日日本文学を読もう。
ちなみに昨日読んだのは
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」
(状況がありありと浮かんでくるような
鮮度の高い文章力!)
今日読んだのは
坂口安吾の「人生3つの愉しみ」
超有名な文学作品だけじゃなくて
そんな軽めのエッセイなんかもあり。

ちなみに知らない人が結構いるみたいなんだけれど
青空文庫お勧めよ。

電子図書館 青空文庫

本って読む人はすごい読むけど
読まない人って全然読まないよね。
でもふっと日常から離れ
異空間を旅するのに
飛行機は必要なし。
ケータイ小説もブログもいいけれど
やっぱり長く古く残る美しい文章に触れると
心が研ぎ澄まされるし
脳の栄養補給になる。

IPadなくてもやっぱり全然平気!
あ、でも村上春樹とか白石一文とか東野圭吾は読みたいねぇ。
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by miomiomiomion | 2011-02-14 18:18 | みおの本棚

手作り生活

生活の質というのは
何も高価な電気製品を揃えるとか
ゴージャスな旅行にいくとか
そういうことではなくて
当たり前のことを当たり前にやって
それにちゃんと「喜び」をみいだせるということ
今自分がいる生活や環境にワクワクできるということ


いろんなところで自由にいろんな生き方をしてきて
それはそれで先が読めない楽しい時間を過ごしてきたわけだけれど
今は何より

ちゃんとおうちがあって、そこに好きな人がいる。

というクリアなFact of lifeが私の乾電池。
クリックすると自分の中の電気がぱっとつく。
普段は太陽電池なわけだけれど。

誰かと一緒に住む、ということが
(私の)自由の放棄ではなくて
(私たちの)自由の創造だ、と思えれば
それはきっとうまくいく。
"I"じゃなくて"We"であることが普通になることは
退屈なことでも重いことでもなくて
楽しいことや素敵なことが2倍になるということ。
大変なことは半分で済むということ。

毎日が発見で、それはもちろんPleasantなことばかりじゃなくて
自分のペースとも全然違って、
うきーと思ったり思われたりすることもあるわけだけれど
全然違った環境で生きてきた二人が
同じ場所で住むようになって、
新しいダイナミズムが生まれてくるって
考えてみたらとっても壮大でエキサイティングなことだなぁ。
人生を楽しむ秘訣と同じで大切なのは
相手の足りないところじゃなくて、
相手のもってるいいところにフォーカスをあてること。
ほめて伸ばす、のは子供だけじゃなくて
大人の人間関係も一緒ね。

生きるって
ばらばらでカラフルな点がランダムに集まっているんじゃなくて
興味とか趣味とか仕事とか願望とか要求とか発見とか驚きとか
共感とか感動とかいろんなものをを積み重ねていって、
太い線に、面に、それから空間に、時代に拡大していくことなのだ。

もともと13歳で親元から離れただけあって
生活能力の高い人だというのは知っていたけれど、
ただ「生きるだけ」じゃなくて
「楽しく生きる」小さな術をたくさん知っている人だから
毎日がたくさんの笑いに包まれている。

誕生日の日にソマリアから帰ってきて
私の友達とそのパートナーに連絡して
サプライズパーティを開いてくれたのも嬉しかったけれど
BBQにそえる、タルタルソースや
パリパリのフライドオニオンが手作りだったり
なんとソーセージも特別仕様でパンが手作りだったのに驚いた。
ケーキも手作りするつもりだったけれど
(生クリームそんなに買ってどうする?というくらい買ってあった)
時間がなくって結局ケーキ買って来ちゃったというオチも
完璧すぎなくてちょうどよい(笑)

パンって簡単に作れるんだよ。
イーストを膨らまして、ちゃんとネタを寝かせるとおいしいパンができるよ。
なんてことをさらっと言えてしまう人、
手前味噌ながら、かっこいいと思う。

テレビをスピーカーにつなげたり
畑で野菜を作ったり
台所のレイアウトとか

そういう細かいことがさらりとやれる。
トイレに花を飾るのも
最初だけ私がやったけれど
私が一ヶ月後に帰ったときも
ちゃんと違う花が上手に活けてある。

今日は彼が仕事にでかけたので
私が台所で、残りのビールでビールシャンプを作り
誕生日のクリームの残りで
「クリーム・ブリュレ」を作った。
余談だけど、クリーム・ブリュレってすごい簡単に
しかもおいしくできてしまうのね。
材料はクリームと牛乳と黄身と砂糖だけ。

雑誌やネットで「あ、おいしそうだな」と思ったレシピを試してみたり
道端で売ってた小さな小物をアレンジして部屋に飾ったり
世界中旅して集めたさまざまな絵をフレームにいれたり

大層なことじゃなくて、
小さいワクワクを時間と材料をみつけて
手にかけて完成させていくのが楽しい毎日。
人生も運命も
与えられるものじゃなくて、作っていくもの。

一緒の時間をたっぷり過ごすこと
みつけたワクワクをちゃんとシェアすること
相手が喜ぶことを、こちらも楽しみながらやること

燃え上がる恋愛も楽しいけれど
長く一緒に過ごす相手に持つ愛情というのは
一時的な突発性のものではなくて
ゆっくり「育んでいくもの」なんだなーと心から思う。

バレンタインには桃色オレンジのバラの花束とVogueの最新号をもらいました。
私はシャンペンのチョコレートとカードをあげました。

Happy valentine's day!
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by miomiomiomion | 2011-02-13 23:22 | ワタクシゴト
全然私好みではない映画。
しょっぱなからほとんど最後までスプラッタで
首とか手とかいろんなものが
必要以上にびゅんびゅん血飛沫とともに飛ぶんだけれど
えぐさも残酷さも陰惨さも感じないのは
スピード感と超豪華な出演陣と超B級を突っ切ったばかばかしさのせい。
絶対文部省認定にならない、というか
上映禁止になりそうな容赦ないエロ・グロ・バイオレンス。
悪くない、でも好きじゃない(笑)

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これ、全然知らない俳優ばっかり出ていたら
絶対見る気しないだろうなと思うんだけれど
全然イケメンじゃないのに、ラテンフェロモン美女と並んでもひけをとらない
無言の色気のある主役のダニートレホ
なんていうかとってもはまり役。影のあるという影がそのまま固まりになった
すごいオーラのある醜さ、というか
美醜を完全に乗り越えた存在感。

無駄に色っぽいシーンがあるのが嬉しいジェッシカ・アルバとか
どの映画でもどっか似た感じの「強気で正義感の強いねーちゃん」役しかみない
ミッシェル・ロドリゲスとか(しかし彼女はかっこいいね~)

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限りなく本人の地に近いと思われる演技の必要のない役のリンジーローハンとか
安心してみられる悪の親玉、スティーブン・セガールとか
コミカルで腹黒い国会議員役のロバート・デニーロとか
脇役もミニスカの看護婦のお姉さんとか
God has marcy, I dontといって
ショットガンをぶっぱなしちゃう、
悪役の告白を録音している牧師さんとか
(でこの牧師さんは最後磔拷問されて死ぬというオチ)
「時計仕掛けのオレンジ」よりさらに節操がなくて
「ショートバス」ほど性的なえぐさはなく
とにかく程よい健康なお色気シーンがいっぱいで
バイオレンスにみちているのに
そこがメインじゃないから、
ちゃんとシニシズムとか復讐とか
因果応報よろしく中和されている遊び心がある。
いやでも、顔のまんなかに刺さる大きなのこぎりとか
銃をもった手ごと切り取っちゃったり
首がどびゅーんと飛んでったり
正面から見るに耐えないシーンは満載。

お子様と現実と映画の境の区別のつかない人は見ちゃだめな映画。
これ、好きな人はすごい好きだろうなーと思う。
玄人好みのばかばかしさとメーター測定不能なバイオレンス。

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とにかく女の子が色っぽくて
男がマッチョで
ちょっぴり社会派なんだけど(違法移民とか汚職とか)
それは別にメインじゃなくてテーマがあってないような
終わったあとも爽快感とは言わないけれど、
ジェットコースター乗り終わったみたいな心地よい疲労感が残る。
あ、でもこの映画に出演するのは楽しいかもと思ったり。
スティーブンセガールの情人役とか、私でもできそうよ?(ほんとかい)
あ、でもスタイルとして目指したいのは
ミッシェル・ロドリゲス。がりがりじゃなくて
筋肉と脂肪がいい感じについてて
質感があって、艶があって、媚びてない。
芯があって、情がある。
むー、かっこいい~!

ちなみに本日観た映画は「Machete」です。
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by miomiomiomion | 2011-02-12 02:45 | 映画評

エジソンは偉い人

列車の旅は長い。
景色を見てもいいのだけれど、出発が夕方7時で
夕食が7時半なのでご飯が終わる頃には外は真っ暗。
部屋の電気も蛍光灯でないので読書には向かず・・・

ではゲームをしよう!ということになる

名前しりとり

理屈としては:
Hilary Clinton(ヒラリークリントン)
次はCから始まる名前→
Cindy Lauper(シンディー・ローパー)
次はLで始まる名前・・・という→
Lauryn Hill (ローリン・ヒル)

・・・とこうつながってくわけで
日本で言うところの”しりとり”。
有名人なら誰でもいいってことなんだけれど
知らない名前がいっぱい出てくる。

彼「Lars Ullrik」
ミオ「誰それ」
彼「メタリカのドラマー」

とか
彼「エディ・ベター」
ミオ「誰それ」
彼「パールジャムのLead singer」
ミオ「・・・」←パールジャムも知らないし

これしりとりとしてはフェアじゃないよね。
私がHiroko YakushimaruとかHaruo Minamiといっても
却下されるんだから。

で、まぁ日本人の有名人はなしとしてもよ

B
ミオ「ブリジッド・バルドー」スペルわからないから日本語発音
彼「誰それ」
ミオ「超有名な女優。Dancer in the darkにも出てたし昔確かセックスシンボルだった
往年の大女優だよ」
彼「知らない」
ミオ「たぶん、私の発音が悪いんだよ。バージット・ボウルドゥならわかる?」
彼「わかんない」
ミオ「バールジット ヴァルゥドー」
彼「わかんない」
ミオ「ビリジ バルド」
彼「わかんない」
ミオ「とにかく有名なんだよ」
彼「はいはい」

帰ってきてGoogleしたら
Brigitte Bardotでした。

H
ミオ「ヘレン・ケラー」
彼「誰それ」
ミオ「耳が聞こえなくて目も見えなくて口も聞けない人」
彼「なんで有名なの?」
ミオ「えーと。あきらめなかったからだよきっと」
彼「何をした人?」
ミオ「・・・」
 「社会科で習ったでしょ。教官の名前はサリバン先生。”ウォーター”と言った」
彼「は?」
・・・社会科で習ったというより、たぶんこれ「ガラスの仮面」知識だきっと。
伝記も読んだはずなんだけどな。

ヘレンケラーが有名なのは覚えていたけど
結局彼女は何をしたんでしたっけ?
エジソンは偉い人、そんなの常識ーぱっぱぱらりらレベルなワタクシ、恥。

一般常識を強化しないといけません。
別に名前しりとり用ではなくてですが
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by miomiomiomion | 2011-02-11 10:26 | 旅の記録

しょうゆ必須

普段120%肉食生活なわけだから
休暇中はおおいばりで魚と菜食にしたい。(BBQ除く)
今回のモンバサは台所がついてるSelf Cateringのコッテージに泊まって
近くまで売りにくる漁師さんからその朝採れたての魚を買う。
初日はレモンフィッシュ、Red Snapperとロブスター
2日目はエビとイカ
3日目はオイスター

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ここの漁師さん
長年の太陽と塩水を浴びたせいなのか
毒気が全然なくてとっても心惹かれる少年のような笑顔をもった素敵なおじいさん。
普段値切り魔の私が全然値切る気が起きないほどの値段設定。
毎日にこにこ、大きな籠にはいったとびっきり新鮮な海の恵みをもってきてくれる

大きめのレモンフィッシュが150Ksh(200円ちょっと)
中くらいのRed snapperが100Ksh(120円くらい)で
ロブスターが2匹で300Ksh(350円くらい)

ね、素敵でしょう?

で、「明日は何が欲しい?」と聞いてくれるから
「明日はエビが欲しいな」というと1キロどっさり
ヒゲが刺さるほど新鮮なエビをもってきてくれる。

生牡蠣とかイカとか蛸とか。
今回は頼まなかったけれどカニもあり。

レモンフィッシュは、薄く切ってさらっとしょうが醤油に晒し
小口ねぎをちらし
Red snapperは、レモンをぎゅっとしぼり、
DillをはさんでSea saltでしめる。
イカはリングにして、ごま油で炒めにんにくとしょうゆ、
コリアンダーを最後に散らして。
エビはたまねぎ2つを丁寧に炒め、ローカルトマトと唐辛子で
チリソースを作り、エビチリに。
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ロブスターは、塩水でゆでて、ガーリックバターとレモンしょうゆ。

オイスターは、ナイフでえぐって、そのまま。あ、でもしょうが醤油最高
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海沿いのホリデーにはしょうゆ必須。
できればしょうがと小口ねぎとにんにくがあると
料理のバラエティがぐんと広がる。

本当においしいものをおいしく食べる時には
限りなくシンプルなやり方がいい。
既製品のソースじゃなくて
ローカルでしっかり手に入る地元の野菜とスパイスで
びっくりするほどおいしくなる。
あ、しょうゆは別ね(笑)

白ワインをきりっと冷やして
海のまん前のテラスで舌鼓をうつ
ランチボックスにして海辺でピクニック。
朝、太陽とともに冷たい海に入り、
本を読んだり、ゲームをしたり、
芝生でお昼寝したり、シュノーケリングしたり。
海沿いをどこまでもどこまでも歩いて
気がむいたら海のまん前のカフェでライムとミントとウォッカを使った
Dawa(スワヒリ語で”薬”という名前のカクテル)を飲むのがお気にいり。

いやー実にプライスレス!
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by miomiomiomion | 2011-02-08 09:18 | 旅の記録

ケニアの車窓から

旅に出ます。

列車でモンバサまで。
周りに聞いても経験者は片手で数えるほどしかいなくて
それも

「94年に行った」とか
「子供の時に遠足で行った」とか←現在47歳

とかそんな人ばかりなので
果たして列車が運行しているのかも定かではなく。
それでもこの21世紀
ちゃんとHome pageがあったりするのだけれど
やっぱりこのナイロビ-モンバサ列車、
飛行機よりは安いけど
バスよりは高くて
飛行機よりは断然遅いし
バスよりも遅いという
微妙な存在。
なんせ、ホームページにも堂々と
「到着8:30
ですがだいたい10時半から11時になります」
とか立派な注意書きがあるくらい

でも1等と2等と3等とあって
国立公園を突っ切って
もしかして窓越しに
ライオンが見られちゃうかもしれない旅ってのは
期待も膨らみます。
ちゃんと食堂車もあって
夕食もつくという話。
シルバーのお皿でちゃんと給仕がついて
それこそ

オリエント急行?

みたいなハイソな旅であれば
14時間かかってもそれは許せるってものですが
とってもレトロでどこか遠い遠い思い出の日々の再現みたいな
そんな列車旅でした。(このブログは帰ってきてから書いてます)

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列車レポート、モンバサレポート
続けてお送りいたします・・・
期待を裏切らないいいかげんさと
大らかさに満ちた素敵な旅でした。
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by miomiomiomion | 2011-02-07 21:21 | 旅の記録