世界のはじっこでの日常生活。思考生産物の物干し竿。


by miomio
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<   2011年 09月 ( 7 )   > この月の画像一覧

土曜日の冒険

バイクに乗って街に出る。
ルールがあるようでないような道を
背筋をすっと伸ばして
雨上がりのひんやりした風を受けると
私もいっぱしのラオス人のような気がしてくる。

真のラオス人は
ジャンパーとかジャケットを前から羽織ったり
傘を差してバイクに乗ったり
ヒールで巻きスカートだったりするし
ヘルメット着用率も100%には程遠いが
そんなあたりは真似はせず
若葉マークの私は電動自転車か!?ってくらいな
超安全運転なスピードで町をなめるように走っていく。
こっちの人はクラクションをあまり鳴らさないし
飛ばすし、ルールも結構なんでもありだけれど
そんな殺人的な空気がないので、運転も楽しめる。

マニュアルだってんで、ひやひやしたんだけれど
ギア3からブレーキ踏むときにちゃんとクラッチを
踏み損ね、交差点で右往左往して止まってしまい
あせればあせるほど、出発しないという
(しかもギアが固かった)昔乗ってたマニュアルの車に比べたら
バイクの足のギアってあってないようなもんでいいねぇ。

今日はフィンランド人の同僚と一緒だったんだけれど、
路地裏のカフェでごはんを食べて
めまいがするうまさのコーヒーWithココナッツミルクを飲み
お寺に行って、Siin(ラオスのスカート)の生地を買いに行って
私のIDの写真を撮って、すっごい地元のハーバルサウナのあとに
一時間のマッサージというフルコースの土曜日を堪能。

雨季なもんだから毎時間20分くらい雨が降るんだけれど
カフェやお店やお寺やサウナで
人生でやりたいこととか恋愛と仕事をどう両立するかとか
仏教の教えが人としてのあり方にどう影響したかとか
そういう話を一日かけてゆっくりする。

このサウナがまた穴場感たっぷりの、看板もなんもない
(ラオス語ではあるのかもしれないけれど、普通の路地裏)
住宅地の真ん中にあって、いつも週末は地元の人で結構にぎわっている。(私二回目)

サウナ自体は一応男女分かれているのだけれど、(真ん中にファミリー用もあり)、
サウナを出てしまえば、真ん中にしきりがあるだけで、
しかもその仕切りもただの木でできてるから、全然隠れてない(笑)
サロンを巻いただけの裸の男女が出たり入ったり、お茶を飲んで、
売店で買えるヨーグルトやらミルクやらを体にすりつけたり、
ボディスクラブでマッサージしたり、おしゃべりしたりして
サウナに出たり入ったりする。

前回着たときは高校の先生だっていう女の人に声をかけられて
今日はラオス中央銀行のおじさんと知り合いになった。
(おじさんは奥さんときていたので、女性セクションでお茶を飲んでて
フィンランド人同僚と私に「お二人は若くてきれいですねぇ」
と声をかけてきたという出会い方w奥さんもにこにこ同席)
基本普段の生活が保守的なラオス人が、
サウナでこういう接触の仕方をするというのは興味深い。
ここは別に怪しい出会い系な場所ではなくて
家族や友達同士で気軽にくる息抜きの場なのである。

それから一時間のマッサージへ。ラオスに着てから4回目なのだけれど
一時間のマッサージが500円しないというマッサージ天国。
ちょっと感じのよい「スパ」でも1000円くらいなので
ここにいる間にいろんなマッサージを試してみよう。

というわけで家に帰ったら8時半。
「今日は私の義理の姉のお誕生日だったんだよー」と言うことで
鴨のヌードルのあとに、ケーキをいただきました。
ラオ語の勉強をして、日記を書いて就寝。

非常に健康で人間的でいい生活ができてます。
寺とかサウナでアニカ(友達)と話しているときに
ラオスでいろいろやってみたいこと(仕事関係、非仕事関係)が
浮かんできた。人生やりたいことリストをアップデートしよう。
この贅沢な環境に甘んじることなく、自分を磨いていかなくては!
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by miomiomiomion | 2011-09-17 15:36 | 楽しく生きる
TGIF(Thanks God It’s Friday)なわけですが、
金曜日だけじゃなくて、
一週間まとめて感謝したくなるよい一週間でした。

で、金曜日。今日は隣人のあかちゃんが生まれたパーティと
SSEAYP時代の仲間のあかちゃんが生まれたパーティがあって
アフターファイブがにぎやかでした。

ラオス、子供多いんだよね。誰かの子供が生まれたパーティに行くと
みんな参加者が子供を連れてきていて、
主役の子供は奥の部屋で寝っぱなしで
どこからこんなに湧き出てくるんだ!?というくらい
小さな元気なお子様で溢れる。年齢も結構多岐にわたっているのだけれど、
大きな子がちゃんと小さな子の面倒をみたりして、
途中ママが呼んでお手伝いしたり、ほほえましい場面に出くわす
パーティなのです。

で、結構こういう小さい子供がいるのって30代なわけで、
こういうパーティ行くと同年代が多いねー。
お子はお子で遊ばせておいて、大人は大人で楽しむ空間になっていて、
たまにこどもが「パパー」とかってきて和やかな交流をもって
あとはカードゲームやったり、氷いれてラオビールを飲んだりして
時間が和やかにすぎていくわけです。

女の人は結構シャイでね。英語があんまりうまくない人は特に
私から話かけても笑顔しか戻ってこないのだけれど
男の人はビールとかラオラオ(ウイスキー)が入りだすと陽気でね
英語なんかしゃべれなくてもがんがんラオ語で話しかけてくる。
たまにちょっとだけ日本語がしゃべれる人がいたり。

「ラオ料理好き?」「好きだよー、辛いものラブ!」
「ラオビール好き?」「好きだよー、
ラオビールは世界で一番うまいと思うんだけど」とか
そんな感じで軽いノリでがんがんいけてしまうわけです。(In ラオ語)

でそんなんで
「ラオの男の子はどう?」と言われて、
「えーとえーと」と口ごもってしまう。
しまったその質問は想定していなかった。

不覚!
こういう質問こそが、斉藤教授のいうような「質問力!」を
試される質問なんだよねー。答えとかどうでもよくて、
当意即妙でみんながハッピーになるうけこたえ。
ヨーロッパだったら、その国の(よく言われている弱点をついて)
「理屈っぽくないフレンチ男だったらいいわ」とか
「時間にフレクシブルなドイツ男性ならデートしてもいいけど」とか
「男性はいいけど、天気が最悪」(イギリス)とか
アフリカだったら
「○○(国の名前)に限らず、私はいい男が好きなのよ。
ただ二番目の彼女じゃなかったからね」(挑発的でも大丈夫)
なんだけど、ラオスってさー
弱点知らないし、知っててもそこついて笑いになるのかまだわかんないし
ラオスに限らずいい男が好きという杉本彩的なスタンスって
アフリカの夜が深まった飲み会ならありだけど
(発言として、ってことです念のため)
ラオスだと私の品位を落としてしまうかもー
的な計算がだばばばばばばばーと動き、
結果「えーとえーと」(赤面)→爆笑な流れになったわけなんだけれど、
あー17歳の交換留学生ってんならともかく、
大人になって世界に十分EXOPOSEしているプロフェッショナルとして
このイノセントな対応は負けである。

ということで、飲み会終わってから、
なんて答えればよかったんだろう、と脳内エキササイズ。
日本人の品位を落とさず、ラオス人に悪い意味で赤面させることなく、
ぴりっと知性が光って面白い答え大募集。
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by miomiomiomion | 2011-09-16 22:47 | かるちゃー

Colour of Laos

ラオスはとても美しい国だ。
ヨーロッパ的な歴史に裏づけた耽美だったり豪華なのとも
アフリカ的な原色で生命力の溢れる圧倒されるようなのとも違って
どこか昔遠くで見たことがあるような
懐かしさと温かさに包まれるようなやさしい空気がそこにある。

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カラフルなのだけれど、攻撃的でない。
世界の芯に触れるような
穏やかで深い色。
軽やかで温かい色。

雨降りのあとの緑のにおい
メコン川の悠久の時間
子供たちの笑い声
色だけでない
ラオスを作り上げるさまざまな要素が
急ぐこともなく、あせることもなく
ただ「今」に漂う感覚を織り上げる。

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メコン川は太陽の色を吸収して刻々と色を変える。
時に紅く、時に蒼く、濃紺でもあり、墨色にもなる。

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夜が深まっても、
熱を含んだ空気は真っ黒にならず
やさしい時間は流れていく。とどまることなく戻ることなく

眠っていた細胞を静かに刺激する色と時間がここにある。
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by miomiomiomion | 2011-09-15 12:19 | ナショナルミオグラフック

チェス的思考

大きな家だ~とか
バイクに乗れるようになった~とか
ごはんがんまい~とか
そのなことばかり言っていますが
ラオス、やることがたくさんあります。お仕事で。

のんびりしていて、マーケットは活気にあふれていて
緑が多くて、世界遺産もある
外国旅行者のメジャーな「Holiday destination」ですが
国の統計で生育障害が40%以上にも達していたり
栄養失調が15%以上にもなる地域があったり
洪水や旱魃や台風で食糧に大きな被害がうけたり
50%以上が初等教育を受けていないなど
美しい風景を一歩中に入るとまだまだやらなければ、
改善しなければならないことが
たくさんあるわけです。

もはや、外国人が来て指導をする、という
上から目線なやり方は世界標準でOut of dateで
中に入って一緒に盛り上げていく、という草の根アプローチが主流。
(かなり簡単に言ってますけど、まぁそういう理解でよろしいかと)
青年海外協力隊の人も相当数入っているみたいだし
官庁のミーティングに行くと
いろんな開発関係の人が、官庁に席をおいて
国をよくするために活発に議論をしている様子が見られるのが
緊急支援の現場と違うところ。

なんというか、緊急現場ってのは
血がだーだー流れているところでとにかく血を止める。
ご飯が足りないところにご飯をもっていくという
「救急法」的なアプローチで
次から次へとやらないといけないわけだけれど
とりあえず血を止めることをしないと
正論をぶっても全く仕方がないように
栄養指導や健康の大切さを説いても意味がないように
とにかく、目の前の火を止めるのが第一義にくる。

その点、ラオスみたいな開発の現場は
血はとりあえず止まってて、
血が流れた原因を探り
流れないような対策を練り
それを計画に起こして実行していく
という長期的に計画をたてていく段階にある。

①緊急→②復興→③開発

という段階で言えば③のファイナルステージにあたるわけだけれど
ちゃんと積み重ねていって、結果を求められるという点では
ある意味、もぐらたたき的な緊急より、チェス的な
長期的な戦略が必要とされるわけ。

で、私スピード勝負のもぐらたたきとか太鼓の達人とか得意なんだけど
チェスとか将棋とかそういう3Dな思考が苦手なんだなぁ。
そういった意味で、自分の未知の領域に足を踏み入れているところ。

しかし、ちゃんと昨日(先週)やったことがそのまま今週にもちこしされるってのはいい。
3ヵ年計画の文書を読み込んで、来年のオペレーション計画をたてて、
大きな木曜としては生育不良を改善することと栄養不足を解消することという
目標に向かって、いろんな事業が計画されている。
で、私はその中で、学校給食の計画、実行と、国への移行の担当なんだけれど、
そういえば(と思い出すようにつけたすのもなんなんだけれど)
私の「人生でやりたい100の課題」のひとつに
”おなかをすかした子供をなくして、人生の選択肢が多くある世の中を作る”
にちゃんとマッチするわけなんである。

ソマリアはもう3年いて、本当に大変だったんだけれど
ふたをあけて閉めてみれば、私が行った時より断然状況は悪くなっている。
私のせいじゃないんだけれど、無力感がないかと言われたら否定できない。
それが超のつく、緊急支援の現場。がんばってもがんばっても
大河の一滴というか、それが見えるかたちになってなかなか返ってきにくい。
それを、治安のせい、とかちゃんと機能する政府がないから、とか
いろんな言い訳がちゃんと用意されてるわけだけれど、
③の開発の現場では、そんな言い訳が通用しないから、自分のやったことが
みえるかたちになって返ってきそうな手ごたえがある。
逃げ道がない分、もっともっと頑張らないといけないわけだけれど。

ま、何事もそうだけれど、自分ひとりですごいことができるわけではないから
謙虚に勉強して、頑張って仕事してますよ、ということなのです。
来週またフィールドへの出張(教育省のミーティング)があり、
再来週は一週間北部への出張が決まった。
治安が安定している国なので、ドナーのミッション受け入れなんかも
頻繁にあって、思ったより全然忙しいのです。
また7時半ですが、うちのオフィス外国人スタッフ全員残ってます。
(学校給食とPublic relation)
ま、みな30代独身だってのもあるな。
(既婚者は比較的まっとうな時間に帰宅している模様)

では私はそんなんで大雨の中これから帰ります。
オフィスからうちまで徒歩で7分。
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by miomiomiomion | 2011-09-14 18:32 | お仕事

世界品質日本人

クウェイトの空港でも、ナイロビの空港でも、ヨハネスの空港でも
ローマの空港でも、中国人に
「小姐!」と声をかけられた。
ナンパ、っていうより「あのー北京行きの飛行機は何時に出るんですかね」的な。
コーヒーショップとかDuty freeとかで声をかけられるから
別に同じ飛行機に乗るってわけでもなくて、
で、「あのー我是日本人なんですけど」というと←大学時代二外ちゃい語
「あ、すんません」っていなくなっちゃうから、
私が中国人でないならまぁ用はないということらしいw

で中国人に中国人にみられるらしい。というのはわかっていたんだけれど
ラオスに着てから、相当数の人に
「韓国人ですか?」と聞かれている。
どうやらここでも韓流流行で、チョグムの誓いだったっけ?
なんかテレビでタイ語カバーでどこでもやってます。
街中でそんなにみかけるわけではないんだけれど
(まぁ区別つかないよね、チマチョゴリきてるわけじゃないし)
サムソンとかヒョンダイとか韓国企業もいろいろ進出しているから
それなりの韓国人人口はいると思われる。

で、外国人(ラオス以外のExpat)にいわれるのが
マレーシア(すごい言われる)
ベトナム
フィリピン
ラオス人

ラオス人に言われるのが
韓国人
ベトナム(目がベトナム人なんだってええー)
マレーシア人
・・・一回アメリカ人?っていわれて猛烈に否定したけど。

・・・で一回も「日本人ですか」って言われたことないんだよ。なぜだ。
色がまぁ日本人の一般標準からは黒いってのは認める。
しゃべっているときに体動かしすぎる、(ジャスチャーね)とか
オフィシャルな場で民族衣装を着るとか
自己主張が激しいとか
売られたけんかはちゃんと買うとか
会話は必ず笑いをとりたいとか
まぁそういう生きる姿勢のコアの部分で
プレゼンテーションが平均日本人値上回ってはいるのは
知ってるけどね、初めて会う人の前でいきなりスパークしたり
とび蹴りしたりはしないからね、
ただ、なんか醸し出す雰囲気が
しょうゆってよりはキムチとかナンプラーなんでしょうかね、私。

Proudly Japanese inspired by world
(世界を駆け巡る誇り高き大和なでしこ)

ってことにしておいてください。希望願望予定計画。

ラオスの人は穏やかであんまり大声で怒鳴ったり
喜怒哀楽を激しく表したりしないので
(しかし市場にいくと結構活気はある)
ここにいる間に、ラオスの女性らしさを吸収するのは
悪くないかと思うんだけれど
結構あのドロドロの道を二けつで女の子が
バイクで走っちゃったり、夜のクラブにいくと
露出度90%みたいな女の子がいるから
そんなあたりのリアルラオにもちゃんと触れなくては。

しゃべる前の基本的なあり方として
どんなへんをどういう風にすれば日本人になるんだろ。
やっぱり美白?
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by miomiomiomion | 2011-09-13 20:59 | かるちゃー

基本に戻る

最近はFBでちょこちょこ書くのに慣れてしまい、
ブログが放置されていてすみません。
日記は書いているんだけれど、
消化するようなどろどろな感情がないので
もっぱらやったこと・食べたもの・習ったラオス語日記になってる。
小学生みたいにいろんなことを吸収して、驚いて、楽しむ
「生きる」ことの基本をおさらいする毎日だ。

新しい友達ができたり、習い事をやったり
(大使公邸で伝統舞踏と茶道というセレブぶり!)
ローカルサウナでハーブで蒸されたり。
バイクに乗れるようになったり。
仕事に関してはもう8年目なんだけど
経験値があまり生かせないニュー分野。
いくつになっても、新しいことを手がける、というのは楽しい。

言いたいことがないわけじゃなくて
それをうまくまとめあげる時間がない。
とりあえず、材料を準備しないとおいしいごはんを準備できないのと一緒。
今は畑を耕して、種を撒いて、
道具の使い方を習っている最中。

それに今はホームステイをしているので
家に帰ると「家族の時間」なのだ。

言葉がお互いしゃべれないけれど
単語とハートでなんとかなってる。
言葉に頼り切って、
「わかってもらって当然」という環境にずーっといたので
言葉という手段が使えない
コミュニケーションの原点で久しぶりにうろうろしている。
「学校どうだった?」とかそんな簡単なことも聞けないし
おお、これいいねーと賛辞したくても言葉のバラエティがない。
で、いいってただの「Dii」だから、なんか感情の入れようがないんだわ。
「Fantastic!」(すばらしい)とか「Incredible!」(信じられない)とか
「Amazing!」(驚くべきだわ)とかそういう感情も全部「Dii」
いや、本当はまだいろいろボキャブラリーがあるんだろうけど
まだ習ってないだけかな。

ホストシスターの小学6年生のニーと仲良くなった。
このニーがねー類まれな美少女。(というかラオスの女の子は結構かわいい子が多い)
宮沢りえのリハウスのCM時代を彷彿とする
可憐で純で、まっすぐな美少女。
このニーが、夜私が帰ってくるまでご飯待っててくれたりするのですよ。
「私は、みおと一緒にごはんを食べる!」と言って。
でも私の前ではそういうそぶりをみせないクールな少女。
にこっと笑ってごはんをよそってくれる。家に帰るのが毎日楽しい!

で、ホストマザーのジョイは
気配り上手のおっかさん。
彼女が腕利きのテーラーだったりするので
シャツもシン(ラオスの伝統的なスカート)も仕立ててもらい
野菜がメインで肉やえびなんかもちゃんとある栄養満天のごはんはいつもおいしいし、
雨が降れば車で送ってくれるし、部屋もきれいになってるし、
洗濯物もすかさず洗ってもらっちゃって、
「自分でやるからいいよ!」といっても
全部「ボッペンニャン!」(大丈夫!)
でまるめられてしまう。
で「せっかく一緒にいられて楽しいから、まだ来月もいなさい」
とか言ってくれる。涙~

ラオスにきて心から思ったのだけれど、
国じゃなくて、問題じゃなくて、人だなーということ。
そりゃ、科学技術とか教育レベルとかいろいろ状況を決めるファクターは
あるけれど最終的には人。
大きな家とか、車とかジュエリーとか
いろんなものが一時的に幸せにしてくれても、
結局のところ、周りの人がよくなかったら
人生ってがくーんと価値が下がる。

いい人に囲まれていると、悪い人になるのは本当に難しい。

ラオスにきてから一回も腹がたつことがないし、いらいらすることもない。
うん、ソマリアでも別にすごい怒りっぽいってわけじゃないけど
普通に「あれー?」「えー?」と思うことってあったわけだけれど
ラオスにきてから、自分が人間的にすごく一段上の心の平安を得た感じ。
それも自分の努力でとか瞑想してて、とかじゃなくて
ただ、一緒にいる人が本当にいい、ということだけで。
周りにね、いらいらしている人がいないのだ。

ラオス人も、ここにいる外国人も本当にいい人。
これってまだ最初の2週間でナイーブだからなのかもしれないけれど

確実にいえることは、ネガティブな空気が伝染するみたいに
(一人怒りっぽくていらいらしている人がいると
緊張というかいやーな空気が蔓延する)
「誰かのために何かやってあげよう」とか「おお、これってすごいなー」とか
「これいいねー」とかそいういうポジティブな空気もがんがん伝染する。
人道支援とか、社会開発とか肩肘をはることじゃなくて、
自分がきちんといい人間でいて、周りもいい人で、いい空気を一緒に作っていく
という人生の基本をここで確認する。

緊急の現場のエキサイティングで血沸き肉踊る空気も正直くせになるんだけれど
(まーだから6年もやったわけで)これからは、開発の現場で
穏やかでさらさら空気が流れ、自分の肉が自然とやわらかくなりそうな環境で
頑張ってみようと思う。
力のいれどころが全然違うけれど、今の自分にはこれが必要。
がんばるぞ!
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by miomiomiomion | 2011-09-12 20:33 | 衣食住

いい人とアジノモト

ラオスに来て一週間。早い。
今日初めて夕食を一人で食べた。
なかなか一人になる時間がないんだけど
とてもありがたい。
ラオスはラオス人も、ここに働いている外国人も
みんなフレンドリーで親切で、本当にいい人たちなのだ。
で、若い人が多い。外国人コミュ二テイも思ったより随分大きいし、
日本語の情報誌(!)まである。

いい人たちに囲まれると、私もいい人になる。
愛も親切も喜びも、伝染する。

いやな人に会うと、いやーな気持ちになるし
意地悪な人に会うと、こっちも意地悪になるもんだけれど
ここにきてから、本当に穏やかでやわらかな気持ちが続いている。
腹がたつことも、いらいらすることも全くない。
ま、まだ一週間だけれどね
とにかく、ここの人の純粋〜な笑顔がすばらしい。
長くいる同僚にいろいろ話をきくと
その奥には、もっと面白い、一筋縄じゃいかない「リアルラオ」
が詰まってるみたいで
ただ、純粋でシャイなだけじゃないみたいなんだけれど
それはそれで、でも邪悪でドロドロした感じでなくて
あくまでつるっとして、ぱかっとして、
メコン川のようにゆるゆると流れている印象。
ここに長く住み着く人がいるのがすごくよくわかる。
快適なのだ、すべてが。

ホテルの人のシャイで心からの笑顔で朝が始まり、
ドライバーさんは必ず5分前にはホテルの入り口に車をつけているし
オフィスにきたら、ラオス人の同僚が
「これうちの庭で取れたんだ今朝」といって小さな緑色のグアバをくれたりする。
一緒にごはんにいくと「歓迎ランチ(夕食)よ」といって
払わせてもらえないし、
フランス人の同僚は、「君がきてくれて助かったよ」といって
どんどん情報をまわしてくれるし、ほかのインターナショナルも
お茶とかご飯に誘ってくれたり、
「何か困ったことがあったら遠慮なく電話してよ」
と言ってくれる。

なんで、こんなにいい人たちばかりなんだ〜〜

机ばんばん!きゃーという気分なんである。
一日が気持ちよく終わって、日記書いて瞑想して
朝気持ちよく起きて、仕事に楽しく行ける。
ごはんもおいしいし、物価も安いし、人もやさしい。
こういう環境だと、私もとてもいい人にならざるをえない。
いいことだ。

明日はホテルをチェックアウトして
ラオス人の友達のお姉さんのうちにホームステイをする。
オフィスから歩いて5分、
お父さんが出稼ぎに出ている
子供2人と犬5匹のおうち。
たぶん私ともしかしてそんなに年齢が変わらない
英語の全くしゃべらないお母さんと子供たちと一緒に
一ヶ月住んで、ラオスに染まってみようか、と。
ソマリアは語学に関しては結構中途半端になってしまったので
ラオスはこれから数年いることだし、
がっつりラオス語マスターする。私は決めた。
ここに4年いるフィジー人の同僚がラオス語をちゃんとマスターしていて、
隣のオフィスにいるドイツ人の同僚もラオス語のクラスをとっていて
なんだかとってもモチベーションがあがる環境である。

で、家探しなんだけれど
ますますわけわかんなくなってきた。
川沿いはいいけど、蚊と洪水の心配がある。
広い家はいいけど、一人ではもったいない。
狭い家じゃ、それはつまんない。(しかしそもそも家はどれも広い)
暗い家は困るけど
広くても家具がなくても困る。
1000ドルで結構いい家があるんだけれど
350ドルでも結構いい家がある。
オフィスから近いのも、
市内から近いのも、
隣人が魅力的なのも
とにかく
選択肢があればいいってもんじゃないってことがよくわかった。
人生を豊かにするより混乱させる。
あーもしかしてこちらのほうがよかったのに、
とか思ってしまったら困るじゃない?

ラオスのお金は100キップが一円計算なので
ただ単に00をとれば、日本円と同じ、と考えると結構わかりやすいんだが
それでも、ホテルの宿泊代金が「2million」とか言われるとちょっとたじろぐ
(7日分で2万ちょっとだから全然リーズナブルなんだけど)

クリーニング 1キロ/1万キップ

とかもちょっと出しにくい。ホテルで洗濯すると
それはそれでズボン7000キップ、下着3000キップ、
シャツ5000キップ、
とかだから全部まとめて出しちゃうほうがいいんだけれど
洗濯物一キロってどんな量?

あと楽しいのがスーパー
タイとか韓国からの輸入品が結構はいっていて
日本にないような
ポッキーライチ味、とか
プリングルス韓国海苔味とか
ポテロング、ジャパニーズカレー味とか
素敵すぎるお菓子がいろいろある。
せっかく、アフリカの大地で
ほぼ間食ゼロで、質素でオーガニックに
鍛え抜いた体があっという間にやられそうである。
新鮮な食材も多いから自炊は楽しそうだが、
なんせ外食が安いのがやばい。
家でスパゲテイミートソースとサラダを作るくらいなら
外でラオ焼き肉を食べたほうがよくないか。

お、やられそうといえば
ここの国の「味の素乱用」には一言ものもうしたい。
ナショナルフードともいえるパパイヤサラダとか
ヌードルとかチャーハンとかありとあらゆるものに入ってる
「味の素」。
「これをいれないとうまくないよ」と平気で料理人に言わせてしまう
悪魔の調味料である←言い過ぎ
味の素っていれるとしても”隠し味”程度であるべきなのに
なんか大さじ5杯くらいどばどばといれてるので
スーパーにも味の素1キロパックとか3キロパックとかあるのだ。
情報誌にも「スローフードにも使われる味の素!」みたいな
記事があるんだけどさ、スローフードに味の素って絶対反則よね。
ちゃんとラオ語のフレーズ集にも
「味の素をいれないでください」という文があるんだけれど
トライしてみても、わかられたためしがない。
ラオス語、中国語みたいに音があがったりさがったり、
山になったり、谷になったりして意味が変わるから
その辺の微妙なところをちゃんとやらないと長い文章だと
全然違う文章になってしまうのだ。
「かーるーなー ばーさい ペング ぬあ」なんだけど
ペングの発音が絶望的に違うらしい(何度も直されて結局OKがでない)
そうなると最後の
「ノー MSG アジノモト」である。これだとわかってもらえる。

そんな感じで徒然なるままに日暮らし心にうつりゆく
由なしごとをそこはかとなく書き綴った
ラオス二回目のエントリーを終了させていただきます。
コープチャイ ライライ(どうもありがとう)
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by miomiomiomion | 2011-09-01 00:43 | かるちゃー