世界のはじっこでの日常生活。思考生産物の物干し竿。


by miomio
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<   2011年 10月 ( 11 )   > この月の画像一覧

金曜日の夜行バスでパクセへ。
そこから120キロ先のカンボジア国境へ。
3時間半のバイク旅。

ここ来る直前にオフロードバイクで旅した人のブログを読んで
感銘を受けて、「バイク旅行やってみたい!」と思ったんだけれど
自分もバイク一ヶ月乗ってみて(私のはオフロードじゃなくてスクーターだけど)
風も感じるし、スピードもちょうどいいし、とてもいい感じなので
週末旅行を決行。同僚のコニーとクリスと。

ビエンチャンからパクセの夜行バスが最高でねー。
リクライニングのいす、ってんじゃなくて
文字通り、ベッド備えつけバス(笑)こんなバス初めて。
枕と毛布がついていて、しかも食事つき二階建てで
ひとつのコンパートメントで二人寝られる計算。
知らない人同士だと、男女別とのこと。
友達のうちにお泊りっこしたこどもの時みたいなワクワク感が甦る。

で、朝7時半に到着し、バイクを借りて南下する。
ビエンチャンもそうだけれど、ラオスの道路事情悪くないのですよ。
ちゃんと舗装されていて、両脇に広がるのは田園風景。
90キロ飛ばせます。坂道も少ないし、車の量も少ないし、
途中でトラックをぬかしたりすると声援をもらったりとか。
太陽をがんがんに浴びて(焼けましたが・・・)
風にぐんぐん乗って、
3時間後には目的地へ。
島に渡って、メコン川沿いのホテルにチェックインし、
ビールとお昼ご飯。
どんな日本語を知っているかで大盛り上がり。(←私ジャッジ)
「わさび!」「ヒロシマ!」「たまごっち!」「やくざ!」
「すし!」「まんが!」「カミカゼ!」「オタク!」「テンプラ!」
・・・サブカルチャーと食べ物ばっか(笑)

たまごっちでどうなったの?って聞かれたんだけれど
たまごっちってもうさすがに売ってないだろうけれど
あれだけ広範囲で売られて、あれってゲームとして
たまごが鶏になると終わるゲームなんだっけ?
そもそもにわとりになるんだったかどうかも定かでない。
たまごっちもってなかったし。

そこから滝を見にいったんだけれど、
島の周辺は道路の舗装具合がイマイチで
いっぱい穴があいていて、砂利道で・・・
そんななか気持ちがよくって調子乗って飛ばしたら
見事に

バイク滑りました

D700のカメラレンズカバーが割れました(T-T) レンズ自体は大丈夫っぽいんだけれど
カメラを振るとシャカシャカ音がなって、Aにしたときにオートマがきかなくてる。
あー。で、右足首の肉がえぐれ、右足と右手に広範囲に切り傷が!
ヘルメットちゃんとしてたし、頭打ってないから、正気だったんだけれど
なんせ足首からの血がだーだー出ているのと強打した痛みでクラクラしました。
すごかったのは、コニーとクリスの冷静ぶり。
二人ともちゃんと救急法のトレーニング受けてるし、
クリスは前職でアフガンやらタジキスタンやらにいたので、手馴れたもの。
「はいはい、ちゃんと意識ある?大丈夫だからねー」と
超冷静に私のチェックをし、バイクのチェックをし
ホテル戻ってちゃんとマイ「救急セット」で傷の手当てをしてもらいました。
いやーもつべきものは冷静(でSkillful)な友だね、バイク旅行。

滝は次の日にいくことにして、
ホテルの前のレストランで飲んだくれて終りました。
将来の計画とか、国連職員になってなかったら何になっていたとか
最新機能のトイレとか、まぁそういう話で盛り上がり。
コニーとは部屋に帰ってからまた女子トーク。

次の日、足と体は痛いままだけれど別に機能してないわけではないので
別の島に渡り、滝を見て、子どもとぞうり投げをして、ごはんを食べて
また120キロ戻る旅。
バイクに乗ってるだけっていっても、結構飛ばすし、
体痛いし、虫が飛んでくるし、暗くなるし、で
終ったときは、達成感満タン。

今、満身創痍、という言葉がぴったし。
筋肉痛だし、筋違えてるし、傷だらけだし、
バイクのスタートもできないくらい
体がボロボロ・・・・ひょーこれは無理しました。
12月の最初にはクリスとハーフマラソン走るんだけれど
調整間に合うかなぁー。
調子上々のクリスは
「ハーフだけじゃなくて前日にある100キロの自転車レースもやろうかなー。やんない?」

やりませんー

限界っていろんな要素が絡まって広がるものだけれど
ちゃんとメインテナンスもしてあげないと無茶し続けたらだめね。
と夜行バスで戻ってきてそのままオフィスに入った私は思うわけです。
今日は国連クリニックで先生に傷口みてもらいましたけど

「おうおう、体が戦っているねー」

とのことでした。ガンバレ、私の体。
しばらくは朝のRunはお預けです。足が治るまでね・・・
これじゃマッサージもいけないし!
さ、仕事がんばろ。
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by miomiomiomion | 2011-10-30 23:10 | 旅の記録

沈思黙考

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時間が流れるのがゆっくりなのに
気がつくとあっという間に時間がたっている。
アインシュタインじゃないけれど
空気の重力が違うラオスでは
時間の進み方が日本やヨーロッパとは違う気がする。
ゆるやかで、なめらかで。

コツコツコツと一方方向に規則正しく進むのではなく
メコンを滑るボートのように
ぐぐぐーと進んで、すーと流れて
ふっとまた振り出しに戻るようなアナログな時間の流れ方。
近くにいるとすごく速くて力強いのに
遠くからみるととどまっているかのように見える悠久さを内包する。

その人の歴史をすべて包み込むようなやさしさが伝えるものは
毎日キリキリ生きるのではなく、
こう人生をまるごとどんと受け入れようという心。

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派手じゃないし、華やかじゃないけれど
生きることの本質をかいまみることができる。
静かに自分に向き合いながら、世界を映し出していく。

羽をひろげ
心をつなげ
根をはりめぐらせる

今まで見えてなかったものが
見えてきそうなそんな予感がする。
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by miomiomiomion | 2011-10-27 22:44 | ナショナルミオグラフック

新生活始動!

荷物がやっと届いた。苦節3ヶ月、
休暇に出る前の7月20日に船便を指定したのに
3週間たってから

「ラオスには海がないので船便は難しいです」

(通常はタイまで行ってそこから陸路なんだけど)
という不可能じゃなくて、”難しい”という微妙な回答をもらう。
でまぁいろんなやりとりがあって、
結局9月の最初には航空便を指定したんだけれど
待てど暮らせど連絡もアップデートも来ない来ない日々を経て、
ドアToドアにしたはずなのに、つい先週

「今、タイに荷物がつきました。ラオスには契約代理店がないので
ご自分で代理店をみつけて、Air Franceに連絡してください」
という唐突なメッセージ。

しかし、ストレスフリーなラオスは連絡してから2日で
私のおうちまで運んでくれる優等生プロフェッショナルぶりを発揮。
終わりよければすべてよしってことにしよう。

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私の今までの人生が6つの箱と2つのトランクに集約される。
真ん中のミイラみたいのは、ケニアで買ったキャンドルスタンド。

あーやっと新しい生活が始まるなーというワクワク感。
一番最初にずーっと楽しみにしていたタンザニアのティンガティンガと
スリランカの大きなバティックの絵をかけて、一つずつ箱を開けて、
ソマリアのにおいがする洋服とか
ケニアのにおいがするノートとか新しい「所定の位置」にかたづけていく。

シンプルに暮らすにはものを増やさないのが一番なんだけれど
こういう環境にいるとどうしても増えていくよね。
いらないものは買わない、
いや、でも欲しいものはちゃんといいものを手に入れようと思う。
生活のクオリティをあげよう。
生活のクオリティが粗雑だと大人としての成長も阻害される気がする。

欲しいのはWiiとWiiのダンスダンスレボリューションとスピーカー。
大きなテレビ。靴箱。クッション。BBQセット。結構あるなぁ。

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これがうちのリビングダイニング。木で作られて明かりがやさしくて癒される空間。
3面が大きな窓でまん前にメコン川。
大きなバルコニーがあって
ハイビスカスやグレープフルーツがなっている庭がある。
川沿いにちょっとスペースがあって
オーナーが「自由に使っていいよ」ということなので
野菜を作ろうかなーと思っているところ。
日曜日に川沿いで収穫した野菜で庭でBBQ。楽しみ~~

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今日のメコン川。こういう息を呑むような色がバルコニーや庭に出ると
わーっと目の前に広がっているわけです。今日は飲みながらアンパック中。
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by miomiomiomion | 2011-10-25 23:16 | 衣食住

人生はハイキング

ファインダーを突き抜けてくるまっすぐな好奇心がある
周りの空気を輝かせるはじける笑顔がある
大地の下に上に広がっていく大きな生命力がある

犬も子供もにわとりも、花も大人も老人も
えらい人も先生もお店の人も赤ちゃんも、
すべての存在がとっても自然で温かい。

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人生はマラソンじゃなくて、ハイキング。
山道があって、川があって、雨が降って、頂上に行くと晴れてる。
つらいこともあるけれど、
涼しい風が吹けば気持ちがいいし、
まっさらな日差しにあたれば、元気になるし、
小さな虫やきれいな花にも会う。
そして体と感性を動かすと、ごはんがおいしい。
そしてたいていの場合、一人じゃない。
隣にいる友達や家族や
もしかして昨日まで知らなかった人と
話をしながら歩いていく。

おいしいごはんを食べて、面白い話で笑って、気持ちよく眠りにつく

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当たり前のものをありがたく思える生活をして
当たり前じゃないものを大喜びして受け取って
すごい勢いで走ってくる子どもたちと一緒に
自分の感情と世の中のできごとにまっすぐ向き合っていきたいなと
そういうことを考えさせてくれる瞬間が
ここにはたくさんあるのです。
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by miomiomiomion | 2011-10-24 23:07 | ナショナルミオグラフック

ラオゲイ事情

お隣の国ほどアカラサマではないのだけれど
ラオスにもゲイ人口が結構いる。
保守的なお国柄もあってかパブリックにアピールするような
市民権を得ているわけではないけれど、別にタブーになっているわけでもなく、
ごはんを食べたり、遊びに行ったりして、全然迷いなく
「僕のボーイフレンドがさー」
みたいな告白を「うちの母親がねー」みたいなノリでするのである。

ゲイの人は、目つきや手つきをみているとわかる。
エレガントなのと、美に対する意識が格段に強いこと。
あとディテールとしてピタピタのTシャツを着るとか。靴がとがってるとか。
筋肉が重要とか。ま、人によるけど、ある種の華やかな「匂い」がある。
唇をピンクにする手術を受けた写真を見せてもらったときは
全身鳥肌だったけれども。うーん、こういう痛い痛い思いをして実現するのが

ピンクの唇

ってところにちょっと目からぽーんとウロコがを飛び出しちゃう。
目が大きくなるとか鼻を高くするっていうんじゃなくて、
唇をピンク、うーん。変化球。そこくるか、という。

自分のもっている「常識」ってのが
いかに狭くて偏ったものかということを
ゲイの人たちといるとつきやぶられる。
それが自分の常識にすぐ吸収変換されるわけではないし
じゃあ私もやってみよう♪と思ったりはしないけれど、
そういう人がいて、考え方があって
その人のパーソナリティーとか存在が魅力的だと、
人間に対する理解の枠が広くなる。

昨日は、10数名中ほとんどゲイで
ゲイじゃない人は彼女持ち(しかも彼女が超美人)か
スーパーおぼっちゃまという会合で
楽しい時間を過ごしました。私なんか超マイノリティーで
普通すぎるんだわ。そこで個性を競う必要はないけれど(笑)

なんかもう、みんなごはんとりわけてくれるし、ビールついでくれるし
気が利きすぎなのがすごい。おかしかったのが、
ちょっとあとからスーパーキュートな仲間の一人の彼氏がきたときに
その場にいたゲイの方々の一斉に「きゃー」という(実際音にはならない)心のざわめきが
確実に聞こえてきて別に友達の彼氏だから、
具体的にどうするってわけじゃないんだろうけれど
みんな上目遣いで、超絶アピールするのを見て、
肉食、というのはこういうのをいうのか・・・と冷静に分析をする私がいたり。

テレビのパーソナリティとか、開発関係(同業者!)、銀行マンとか
ホテル経営とかみんな実力あっておしゃれでキュートなんだけど、
Eligibleで若い男がこんなにゲイだから、
まっとうな独身女性が余るんだよ…
と毒づいてみたりとか。

日曜日なので、クラブは行かないで帰りましたがそれで12時過ぎ。あらら
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by miomiomiomion | 2011-10-23 23:59 | かるちゃー

第4の波

国連デーのくじ引きで二位が当選

バン・ビエン(閑静なリゾート地)週末ステイお二人様

誰と行くかはまぁゆっくり考えるとして(笑)わーい

来月にスイスで開かれるEmergency Leadership Trainingに行くことになった。
P4/5レベル対象のリーダーシップトレーニングだから
ノミネートはされたけど、行けるかどうか…ではあったのだけれど
とにかく「行きたい、行きたい」と念ずる。
・・・念ずれは、花開く。求めよ、されば与えられん。
ということで、決定。パチパチ。久しぶりの国外トレーニング。
しかもスイス!

新しい家に移ってから、運気が上向き。
運ってのは、経済と一緒で、波があるものだから
上向きだからっていつまでも上向きじゃないし
下向きだからって悲観することもない。
だけどね、上向きのときに波に乗れると
自分の枠がぐんと拡大できる。

旧友(というカテゴリーになるわけだね、私たちは)の大輔と話をしていて
目からウロコというか、久しぶりに肌から染みた一言。
「物事をよい悪いの切り口で見ているうちは成長しない、だけれど
自分の心地よさを基準に夢(考えること)を予行練習にして、
夢が気に入らなかったら、思考を変えればいいんだ」。

思考が現実化するってのは、
それこそいろんな自己実現関連の本に載ってることだし
全然目新しくないことだけれど、なんていうかなー
英知というものを理論ではなくて、実感として積み重ねていくと
自分の世界への理解がちょっと深まっていく気がする。
最初はよくわからないから形で入るわけだけれど、
風水でも、断捨離でも、新月のお願いでも、瞑想でも
なんかちょっとよさそうなExcercisesを自分の生活に取り入れてみて
自分に合わなければ続ける必要はないし、
なんかいいかもと思えば続けてみると、ふっとなんか「つながる」感覚がある。
ちゃんと宇宙とか自然とかの大きな流れとつながる感覚。
わけのわからないオカルトじゃなくて、
わかる、んじゃなくて感じ方なんだな。
自分のPerceptionがふっとグレードアップする瞬間。

このトレーニング、あることをずーっと自分が考えていたことが
全然別の、でももっといい形でやってきた。
国連デーのくじ引きは全然別に念じたことじゃないけれど、
なんか今の自分が引き寄せた気がする。
実はこの日、昼寝をしていて夢をみたんだ。
「国連デーのくじ引きで当選した!」という。
で、おかしいのが、一等賞はルアンパパンへの飛行機だったんだけれど、
私に当たったのが大きな熊のぬいぐるみ
「えーこんな大きいテディベアをもらってもバイクじゃ持って帰れないよ」
と言ったところで、目が覚めた。
で、電話がかかってきて言われた。
「みおー国連デーのくじ引きで2等が当たったよ」

瞑想と、家をきれいにしておくことと、願望を書き出すこと。
この3つは人生のいい波が自分に向かってくるために
自分のビジョンをクリアにしてくれる。
いつも決して順風じゃないけれど、ちょっと煮詰まった気がしても
今の自分の立ち居地がわかってて(問題点がクリアで)、
自分の生きる環境がきれいに整ってて
雑念を頭からクリアにするくせをつけておくと
運気の波をちゃんと引き寄せられる。

面白いなと思ったこと。
宝くじがあたりますように、じゃなくて
6千万を手に入れられます、という願望の設定の仕方をすること。
そうするとあらゆる方法で自分の願望が実現するように
プログラムが動きますよ、ということ。
別にお金のことじゃなくて、すべてのことがそう。
自分が思うより、世界はもっと複雑で、高度で、楽しくできている。
だから、可能性をひとつに(この場合宝くじで、と限定すること)しないで
オープンにして、ただゴールというか方向性だけすごくクリアにする、
そういうと、自分が考えたのより
もっとわくわくする形で実現するかもよ、ということ。
この前友達が言われたのが
「自分が欲しかったものが必ずしもベストとは限らなくて、
別に手に入ったものが実はベストのこともある」。
だから願望ははっきりさせておくけれど、執着はしない。
何がベスト(=いい)かどうかは、自分で決めることじゃなくて
あとでわかることだから。

さーまた来週から謙虚に生きることにしよう。
謙虚に、でも野心的に。
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by miomiomiomion | 2011-10-22 22:22 | ワタクシゴト

ラオスの食卓

食文化があまりカラフルでない東アフリカ文化圏から来ると
やっぱりアジアの食文化はポップでいいなーと思う。
ソマリアにいたときに半分冗談半分本気で
「ここでは食べるってのは車がガソリンいれるのとおんなじで
要するにエネルギー補給のためだからバラエティは考慮されてない」
と言ってたものだけれど、食がエネルギー補給だけじゃなくて
ほかの栄養素-心を豊かにする、とかリラックスする、とか
旬のものを愛でるとか色とかプレゼンを楽しむーそういう生きるということに
トータルに演出する役割を果たしているのを見て、もともとアジアから来た私は
「おうそうだそうだ、食べ物はかくあるべきだ!」と膝をたたいてしまうわけである。

新鮮な肉をがっと炭火でやくアフリカBBQの肉のうまさも捨てたものではないけれど
いろんなたれとか葉っぱとか巻いていろんな形で楽しむアジアのBBQにはやっぱりまける。
BBQだけじゃなくて、ラオスには肉と野菜を融合したたくさんの名Dishがある。

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国民的食べ物ラープ。豚肉だったり牛肉だったりアヒルだったり魚だったり。
ミントとかバジルとかとひき肉の混ぜたもの。絶妙なお味です。
野菜で巻いて、もち米(普通の米でも可)と食べます。
透明なのは、豚の油を固めたもの、それだけ聞くとちょっとひるみますが
まぜてしまうとなんということはありません。

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家食。週末とか催しものがあるときとか誰かを呼んでごはんをするとこのレベル。
新鮮な食材、できたてのお食事、おいしくないはずがありません。
野菜の味がとても濃い気がする。
生の肉も食べるし、野菜の種類が本当に豊富。

外の屋台も充実していて、夜になると道路のいたるところで
焼き鳥や焼き魚の屋台が出現する。
肉まんやもち米や揚げ肉があったり、
パパイヤサラダもその場で作ってもらうから
自炊しなくても、健康的な食生活が実現可能なのです。
アジアの食生活万歳。
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by miomiomiomion | 2011-10-21 20:15 | 衣食住

よい人ウイルス

10月10日からセキュリティーガードをつけた。
3交代の24時間・7日。ずーっとセキュリティーガードがつく。
最初にきたのは、どうみても17歳くらいにしか見えない「少年」
私より身長が低くて、やせていて、しかもシャイ。
なんかあっても、私を”守ってくれる”ようなボディーガードにはなりそうにない。
というか、なんかあったら私が助けてあげなくちゃだめそうなかよわい感じ。

次の日からいないから、たまたま来てた監督格のおじさんにきいたら
「彼は病気になってこられなくなった」だそうで…

で、今は朝は長い髪の女の子
昼間は、人のよさそうなおじさん
夜は、かわいらしいお兄さん
のローテーションで回ってる。
どの人も全然強そうに見えないが
にこにこしてとっても感じのよい人たちだ。

ラオス人って
もともとマッチョでムキムキな怖い人いないので
とりあえず”人がいる”ってことで
悪い人は来ないらしい。
で、UNDSSのセキュリティーブリーフィングでも
「House break in(家宅侵入)が増えていますが刃物をもつような
ケースはほとんどありません」とのこと。
特に私の住んでいるあたりはオーナーが
地元の有力者なので、悪いことをすると足がつきやすいから
大丈夫、という裏の情報もあり、あんまり心配はしていない。
(というか、今私のうちなんも高価なものないし。テレビくらい?)

うちのまわりのセキュリティーガードが集まって
夜に一緒にごはんを食べていたりしてとってもほほえましい。
しかしもともと悪い人がいっぱいいるような国でもないので
セキュリティーガードってのはすごく暇そうなのだ。

で、この夜担当の男の子、自発的に庭のそうじをやりだした。
朝の5時半に水の音がするから窓から覗いたら、庭木に水をやっていた。
週末に音がするから一階に下りたら、窓を(外側から)拭いてくれていたり。
セキュリティーだけだと一ヶ月のお給料が60ドルくらいなので
小さな仕事をやってお小遣い稼ぎをするのはよくあることらしいけれど
こういう心がけをちゃんとできるというのは心憎いではないか。

ということで、ありがとうをこめてちょっとチップを渡した日、
家のほうきとごみをいれるバスケットが全部新しくなっていた。
なんか、ちょっとじーんとしちゃった。

でそれと別に感動したのが、
バイクの向きが、朝になると必ず頭がゲートを向いていること。
だいたい帰ってきてそのまま庭の方向にむけて駐車しちゃうから、
そのままだと朝バイクを180度動かさないと出られない・・・
のがこのガードのお兄さん、鍵がかかっているバイクを
うんしょっと動かしてすぐ出られるようにしてくれていたのだ。

なんだかなーこういう小さい、心憎い心遣いをしてくれる人が回りにいると
私もいろいろいい人になりたくなる。
帰りに焼き鳥の差し入れをしてみたり、朝オレンジジュースをあげたり
小さい「ありがとう」を積み重ねて、
お互いが気持ちよく生きられるのはとっても素敵なことだなと思うのだ。

今日も日曜日のカフェでネットつなげて仕事しようとしたら動かなくて
うちのICTに電話して「どうしたらよいのか」アドバイスもらおうとしたら
10分しないで、”外に出る用事があったからついでに”きてくれたりする。
とにかくよい人が周りにいっぱいいると、悪い人になるのは難しい。

いいことも、いい気持ちも、伝染する。
いいことをしてもらったら、倍にして返す、
そういう気持ちでみんなが生きたら
世の中はどんどんよくなる、そう思うのだ。

社会をよくするのは難しいことではない。
周りの人間に、愛と感謝と心配りをもって生きること。
それが基本だ。
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by miomiomiomion | 2011-10-20 18:09 | かるちゃー

時間の砂

手のひらに載せた砂がさらさらと指の間から落ちていく。
そんなイメージで時間が過ぎていく。
そして今の持ち時間がなくなると
砂時計をひょいっと裏返すようにまた時間が出現して
またさらさら流れていく。
そしてあるときにふっと、追加する砂がなくなって終わってしまう。
だんだん自分の持ち「時間」がやせ細っていくこともあるだろうし
そうじゃなくて、突然停電するみたいに時間の追加がなくなる人もいる。
時間は永遠じゃないんだ。
否、時間は永遠だけれど、私たちは永遠じゃない。

時に湿った、時に黒いときもあるし
キラキラ光ったものや、白い軽い時もある。
時間には「質感」がある。

今の私の周りにある時間は重くて、速い。
ちゃんと時間をつかまえておかないと
進み方が加速していて、
正直怖くなる。
大切なものもどんどんすりぬけていく。
どんどん、どんどん。さらさら。
歳をとるのが怖いのではなくて
いろんなことがわかってきて
その更に奥がみえてきたときに
自分にその先を攻略する元気や能力がなくなっていて、
感じるであろう敗北感が怖いんだなぁ。

自分にプレッシャーをかけて
成長する必要はもうないのかもしれないけれど
常に自分は「今」のベストコンディションにしておきたい。
できない言い訳はいくつも準備できるけれど
「時間がない」というのは、
時間管理と優先順位付けがうまくないだけ。
「能力がない」というのは
24時間の使い方が間違っているだけ。

朝起きてから確認するThings-to-doリストに
今日だけじゃなくてちょっと向こうの自分を見越した
課題も付け足しておこうと思う。
今だけに集中するんじゃなくて、たまに顔を上げて進むべき方向を
確認しないと、がむしゃらに目の前のものに没頭するだけじゃ
だめなのだ。大人だからね、学生時代にみたいなレールがないし。

人生のステージが何段階も進んでくると
隠れアイテムや攻略法がどんどん巧妙になってくる。
ステージを降りちゃう生き方も、そりゃひとつとしてありだけれど
「なぜ私は今、生を受けたのか」とかそんなことをまじめに考えてしまうと
それは自分が楽しむためだけじゃないんだと思うわけ。

ホリデーでのんびりするのも、映画を観るのも、マッサージに行くのも
お酒飲んで楽しく騒ぐのも、買い物するのも、全部ありだけれど、
“この時間の使い方をしていれば、10日後の自分はよりよくなっているか”
ということを頭の片隅においておきたい。

ふと気がつくとオフィスにいすぎてしまったり、
あんまり価値のないネットの情報を読み込んでしまったり、
だらだら飲んで、語ることもあるけれど、
手のひらに載せた時間をぎゅっと握り締めるような自覚をもって
生きなくては、と思ったりする今日この頃。

悠久の時間に身を委ねる生き方をするには
まだちょっとエネルギーがありすぎるし、
この世の中にやらなければいけないこともありすぎる。
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by miomiomiomion | 2011-10-18 18:38 | ワタクシゴト

ノルウェイの林

映画「ノルウェイの森」を観た。

短い時間にすべてのエッセンスを詰めようと思うと
どうしようもないのだろうけれど
原作の小説を読んだときに流れる透明感がありながら重くだるいゆるさというのが
どうしても凝縮されてしまい必要以上に濃い、のに重量感が足りない仕上がりになっている。
最初に小説の「ノルウェイの森」を読んだ中学生の時に
「どうして好きでもないのに寝るんだろう」という
不可解な男の性に対する疑問をもったものだけれど、
一年前に英語で読み返してみたら、
ことのほかすんなり主人公の気持ちに乗り込むことができて、
あー大人になったんだという感動というより自分に棒読みな気づきがあって
それはそれで新鮮だったのだけれど、この映画はうーん、どうだろ。
行間をいろいろ読みながら展開するか、もしくは小説をなぞりながら
「ああこういうシーンであった」と追憶するのならよいけれど、
小説を知らないで映画だけで観たらちょっと消化不良感が残りそう。
一言で言うと、人が死にすぎる。
ワタナベの心の葛藤や登場してくる女性陣との絡みが
どうしても上滑りというかちょっと根が張り切れていない印象が残る。

雨とか雪とか落ち葉とか幻想的な日本の美が織り込まれていて
そのあたりはさすがトランアンフン監督!なのだが、
村上春樹のワンダーワールドを形を崩さずに表現するには
ちょっと一般映画の時間枠内では足りないな。

しかし松山ケンイチがワタナベ、というのはとてもいいキャスティングだと思う。
私のイメージの直子は菅野美穂、なんだな。
菊池凛子ははかなさよりおどろおどろしさの調合が強い。
脆い狂気というのは彼女の得意領域だとしてもなんというか
もうちょっと「イノセント」というか「うぶ」なテイストが直子にはあっていい。
水原希子は男を振り回す小悪魔的なかわいさがいいけれど、
やせすぎである。←映画の筋とはあんまり関係ない。
ちなみに私がこの映画に出るのであれば(年齢じゃなくてキャラとして)
英子先生かな、と思ったり。
映画をみながらキャスティングを考えたり
自分だったらどの役をするだろうとか脳内で遊ぶので
一粒で3度くらい楽しむ。
英語の映画だったら気に入ったフレーズを抜き出すとかね。
映画って、いいものだ。

ところで話は変わるが、ラオスはDVDが50円なのである。
もちろん海賊版なのだが、薄暗い地下市場でこっそり売人が声をかけて売ってくる・・・
なダークなシチュエーションで手に入れるわけではなく、
どうどうとショッピングモールの3階でずらーっと最新セレクションを揃えて
売っているのである。というか、正規版を売っている店を見ないですからね、
みんな海賊版で買うのだけれど、ケニアのみたいに40映画All in one的な
すごいいろいろ入ってるけど20%くらいは再生できない、
とかそういうクオリティの問題もないので、とってもストレスフリー。
まともな映画館がないので、おうちでDVD鑑賞となるわけですが
早いうちにホームシアターを完成させる予定。
大きなテレビでちゃんとスピーカーつけて映画漬けの生活を送るのだ!
日本映画があるのも嬉しいこと。
「海猿」「戦艦大和」「Up in the air」「HERO」「Gantz」
「サウンドオブミュージック」を買ってあります。
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by miomiomiomion | 2011-10-16 18:02 | みおの本棚