世界のはじっこでの日常生活。思考生産物の物干し竿。


by miomio
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それはデートではありません

食事に行きました。
その人と出会ったのは昨年の年末のパーティで
それ以来なんだけれど
3回くらい普通のなんでもなーいメールのやり取りをしただけ。
それも2行くらいの日常報告。
元気?
ナイロビは寒くなってきました。
元気です。ソマリアは暑いです。
今日は南部で殺人事件がありました。
的な色気も素っ気もなんもないやりとり。
ま、ナイロビ来たらコーヒーでもって話ではあったんだけど
今日会ったら

やっと会えましたね。
今日のデートを楽しみにしていました。

というじゃありませんか。
辻仁成だけかと思ってました、こういうこと言うのは。
私としてはただ食事をして
まぁお酒の一・二杯くらいは飲んで
楽しい会話をしようくらいなこころづもりなところで

デート!?

って感じだったんで、

普通の食事とデートの違いはなんですか

と聞いてしまいましたよ。

それは簡単です。普通の食事は終わったら自分の家に帰るだけですが
デートというのは、終わったら一緒に帰る可能性がある食事のことです。

うははははー。
こういう会話、好きだわー。
全然プレイボーイっぽくない紳士が
こういう手の内さらしてくれればこちらも楽しく対応できますから。
相手がどうしようか全然見えないときのほうが困るじゃない?

最初であったパーティの会話もすごい盛り上がったんだけれど
あの時は5人くらい一緒だったし、全然そんな男女な方向に進む気配は
全くありませんでした。最後に名刺交換したときに
今度電話を差し上げてもよろしいですか、って聞かれただけで。

今日はプールサイドのバーで
ハイネッケンをひたすら飲みながら
(キャンペーンをやっていて2本飲むとハイネッケングラスがもらえる)
というんでいろいろ話したんだけれど、
いやー面白かった!面白かった!
結局2人で合計8つグラスもらえる計算で飲んだんだけど
そんなにグラスのストックありませんっていわれてしまった。
(だからペンと栓抜きを山ほどもらってきました)

元不良少年で遊び人、
しかし40になってから路線変更している
という人間的に好ましい成長路線を描いている
大人の男性。
話すネタはたくさんあるのだけれど
それが全然自慢話に聞こえないのは
人生経験のなせる技だと思われ。

僕は昔はどうしようもないいじめられっこだったんだ

という彼に、それはなぜ?と問うと

僕はIQが高すぎたんだ
IQがアインシュタインより高いんだけれど
ずっと僕は友達ができなかったんだ

と返ってくる。にこにこしながら。

IQ高くても、社会に順応できなかったら
意味なくない?

鼻高々コメントには冷たく
等身大のナイーブな告白には温かく

自慢話だけだとどうしようもないんだけれど
彼の場合は自慢話として、じゃなくて
どうしようもなかった一片の成長の軌跡として
だんだんと話すので、
こっちも話していて返しやすいの。
自慢ばっかだと
はーそうですか
へーすごいですね
早く帰りたいんだけど・・・となるところが
彼の自慢話ってちゃんとつっこみどころが
用意されてて、彼もたぶんそれをわかって
やっているという流れ。
たとえば収入高いっていわれてもばっさり一刀両断ですが
IQ高いっていわれたら、ちょっとチャレンジしたくなるよね。
何がどう賢いのか。
頭はいい人は好きですし。

僕は今まで理想が高すぎて
これはという女性に会えないできました。

・・・なにお見合いの席みたいなこの会話(笑)
いや、実際私彼のこと42歳の会社社長ってだけで
何も知らなかったし、彼も私のことをソマリアで仕事をしている
ってだけしか知らなかったわけだから。

でその理想ってのが
バージンで
Foxyで
あと2つ忘れちゃったんだけど
とにかく、それは理想が高いってんじゃなくて
狙いどころの設定が間違ってるだけでは?という内容。
フォックシーでバージンってそりゃつっこむよね。

「僕は人生で女性に困ったことはないんですが
今の女性は自分を知らなすぎる人が多すぎるんです。
僕を使って、自己を確立されても困るのです。」

ああ、そういうのはちょっとわからなくもない。
話してて面白いのは、彼の方が圧倒的にしゃべるのに
私の反応をみて、しゃべりの方向が広がってくるので
会話のバランスがすごくいいこと。内容のバランスはおいといて。

そんなこんなで16本のハイネッケン終わってから
夜の11時まで開いているイタリアンレストランで
酔ってるからではなくて十分おいしい
海鮮リゾットとゴルゴンゾーラのパスタを食べて
12時までワイン飲みながら彼の結婚願望を聞いてました(笑)

とにかく次の日4時半にタクシーのピックアップが来るので
3時半までだったらつきあいますけど、
うちには一緒に帰りませんよ~と言っておく。
初めてのデートをした男性と
バージンの男性と
50人以上の経験があることを公言する男性とは
寝ないんです、と言うのが私の言い分。

というわけでそのあとバーで3時までしゃべってたから
実に9時間ノンストップ。
脳みそと精神が攪拌されるような会話だったけど
ちゃんと1人でうちに帰ったんで、これはデートではありません。
しかしこういうのみをすると
次の日堪えるなぁ・・・
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by miomiomiomion | 2010-07-02 03:37 | お友達