世界のはじっこでの日常生活。思考生産物の物干し竿。


by miomio
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しわは語る

人生は顔に刻々と刻まれていく。

若いうちは表層の造型の美醜に一喜一憂するわけだけれど
人生の沸点をすぎると、生き様が顔にあらわれてくる。

いい人生を送ってきた人はいい顔をしている。
愛にみちた人生を送ってきた人は愛のある顔をしている。
人の悪口や不満ばかり言ってきた人は顔がゆがんでくる。

赤ちゃんのぷにぷにの頬や
若者のつやつやの肌とは違った
しわもしみをありながら、にじみ出る成熟度をもつ
先天的な造形の美ではなくて
経験を経て、さまざま人生の機微に長けてくる老人の顔には
一言で表現できないその人の歴史が見え隠れする。

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感性、哲学、宗教、愛、家族、
よろこび、悲しみ、学び、気づき、畏れ、希望
自分が通過してきた現代進行形の経験や感情、
あらゆる要素がブレンドされて、吸収されて、
人の顔を創っていく。

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自分が70になったときに
どんな顔になっているのだろう。
化粧品や美容整形で調整できることではない
中からにじみでてくる魅力と
今までの消化してきた人生経験が調和する、
深くいい顔をしていたらいいなと思う。
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by miomiomiomion | 2010-11-03 18:47 | ナショナルミオグラフック