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世界のはじっこでの日常生活。思考生産物の物干し竿。


by miomio
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空のリレー

夕方5時半。
Tシャツと短パンに着替えて外に出る。
走り始めるのはいつもこの時間。

空の青みがどんどん薄くなって
太陽のため息がふわーっと広がり
黄金色のベールがかかる。

日によって、ため息は茜色だったり
橙色だったり、紅色になったりする。
黄金色と青が調和して
薄い紫になる。
薄い紫は桃色を帯び、
桃色が溶ける頃には
紫は朱色に変わっていく。
壮大な無音のシンフォニーを奏でる下を
走り続ける。
薄い紫が、茜色になり、
夜が到着する直前に
萌黄色に落ちていく。

6時15分くらいになると
夕方のカーテンがゆっくり広がる。
空の黄色味がどんどん蒸発して
薄い紺に溶けていき、
紺色がどんどん深まって来る頃には
東の空に小さな星が輝きだす。
6時半は漆黒の舞台
星だけがしずかなおしゃべりをくりひろげる。

1時間走る間に24色以上の空の色に出会う。
温度や空気の度合いによって
色の調合は毎日違う。
大きな虹に出会うこともあるし
まるで生きているような雲が
すごい勢いで西に向かっていくこともある。
どの色も、滑らかに次の色とまざりあい
今日を明日につなげていく。

自然の音を聞きながら、自然の色に溶けながら
今日も私はソマリアの大地で走る。

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来年もハーフを走るぞ
by miomiomiomion | 2010-12-06 22:39 | ナショナルミオグラフック