人気ブログランキング |

世界のはじっこでの日常生活。思考生産物の物干し竿。


by miomio
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

お子様向けではありません

全然私好みではない映画。
しょっぱなからほとんど最後までスプラッタで
首とか手とかいろんなものが
必要以上にびゅんびゅん血飛沫とともに飛ぶんだけれど
えぐさも残酷さも陰惨さも感じないのは
スピード感と超豪華な出演陣と超B級を突っ切ったばかばかしさのせい。
絶対文部省認定にならない、というか
上映禁止になりそうな容赦ないエロ・グロ・バイオレンス。
悪くない、でも好きじゃない(笑)

d0153664_3202733.jpg


これ、全然知らない俳優ばっかり出ていたら
絶対見る気しないだろうなと思うんだけれど
全然イケメンじゃないのに、ラテンフェロモン美女と並んでもひけをとらない
無言の色気のある主役のダニートレホ
なんていうかとってもはまり役。影のあるという影がそのまま固まりになった
すごいオーラのある醜さ、というか
美醜を完全に乗り越えた存在感。

無駄に色っぽいシーンがあるのが嬉しいジェッシカ・アルバとか
どの映画でもどっか似た感じの「強気で正義感の強いねーちゃん」役しかみない
ミッシェル・ロドリゲスとか(しかし彼女はかっこいいね~)

d0153664_3213614.jpg


限りなく本人の地に近いと思われる演技の必要のない役のリンジーローハンとか
安心してみられる悪の親玉、スティーブン・セガールとか
コミカルで腹黒い国会議員役のロバート・デニーロとか
脇役もミニスカの看護婦のお姉さんとか
God has marcy, I dontといって
ショットガンをぶっぱなしちゃう、
悪役の告白を録音している牧師さんとか
(でこの牧師さんは最後磔拷問されて死ぬというオチ)
「時計仕掛けのオレンジ」よりさらに節操がなくて
「ショートバス」ほど性的なえぐさはなく
とにかく程よい健康なお色気シーンがいっぱいで
バイオレンスにみちているのに
そこがメインじゃないから、
ちゃんとシニシズムとか復讐とか
因果応報よろしく中和されている遊び心がある。
いやでも、顔のまんなかに刺さる大きなのこぎりとか
銃をもった手ごと切り取っちゃったり
首がどびゅーんと飛んでったり
正面から見るに耐えないシーンは満載。

お子様と現実と映画の境の区別のつかない人は見ちゃだめな映画。
これ、好きな人はすごい好きだろうなーと思う。
玄人好みのばかばかしさとメーター測定不能なバイオレンス。

d0153664_319330.jpg


とにかく女の子が色っぽくて
男がマッチョで
ちょっぴり社会派なんだけど(違法移民とか汚職とか)
それは別にメインじゃなくてテーマがあってないような
終わったあとも爽快感とは言わないけれど、
ジェットコースター乗り終わったみたいな心地よい疲労感が残る。
あ、でもこの映画に出演するのは楽しいかもと思ったり。
スティーブンセガールの情人役とか、私でもできそうよ?(ほんとかい)
あ、でもスタイルとして目指したいのは
ミッシェル・ロドリゲス。がりがりじゃなくて
筋肉と脂肪がいい感じについてて
質感があって、艶があって、媚びてない。
芯があって、情がある。
むー、かっこいい~!

ちなみに本日観た映画は「Machete」です。
by miomiomiomion | 2011-02-12 02:45 | 映画評