人気ブログランキング |

世界のはじっこでの日常生活。思考生産物の物干し竿。


by miomio
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

国際婦人の日らしい

ね、ね、International Women's dayって昔からあったっけ?
少なくても私が小学校の時とか高校とか、いや大学院の時も
「国際婦人の日」なんて祝ったためしもないし、存在も知らなかったよ。

なんか女性にプレゼントするってわけでもないし
(あ、でも今日同僚からかわいいガーベラをもらった)
なんか特別な食べ物(ちらし寿司とか)を食べるわけでもないし
相撲取りが境内から豆をまくわけでもないし(それは違うイベントだし)
どうもイベントとして確立していない感は否めない。

しかし調べてみたら

Quote

1904年のこの日、ニューヨークの女性労働者たちが女性参政権の運動を起こ
したことを記念するものです。1910年の国際社会主義者会議でこの日を国際
婦人デーとすることが議決され、それが普及しました。日本では1923年のこ
の日にこれを記念した集会が初めて開かれました。

Unquote

し、知らん知らん。そんな歴史のある日だったとは。
国際社会主義者会議(このネーミングもすごい。ソビエトかと思ったら
コペンハーゲンで開催されてた。)でこの日を国際婦人デーとすることが
議決され、それが普及しまし・・・・してるか?してる?してないよね。

国連で働いて9年目になりますが
Awareness campaignの一環かなんかで
近年に設定されたものだと思ってました。ユニセフの手洗いの日、みたいに。
開発に従事するものとして、その認識はまずいのでは。

しかし、この「国際婦人の日」、2006年にスーダンにいたときに
村でイベントをやりまして
ブラをつけたおばさんたちとシーツに「女性と子供を暴力から解放する」という
スローガンを書いて一緒に町を練り歩くという愉快なイベントでしたが
それで、男性の暴力が減ったかどうかは定かでないし、
ソマリアでは女性ばっかり集まって女性がいかに社会進出をするべきかという
集会がありましたが(で私そこでスピーチしたんだよな)
男性はどこ?!って感じでしたから

なんていうかこの婦人デーイベントの
いや、Gender equalityとか女性の社会進出とかは大切よ、
しかしそれをイベントとしてどう効果的に組み込んでいくかというのは
ちゃんとExploreされきれてない気がする。

今年の国連のテーマは

農村婦人の権利と可能性の拡大-飢餓と貧困撲滅を目指して

なんだけど、なんていうか、一般の人にとっては
現実感がわかないだろうなーという遠さがあるし

電子辞書に入っている百科事典の説明の

女性解放と平和のために闘う国際的連帯行動の日。
3月8日に各国で集会やデモ行進が行われる。
国際社会主義労働運動の一環として創設された。

というのも、こうセピア色というか
ブロンズ色というか、白黒映画で早送りのチャップリンがでてきそうな
自分と重ねられる「今」の感覚がない。

ゲーム感覚というかある種の軽さとか華やかさとかCoolさがないと
魑魅魍魎でなんでもありの現代社会では
Stand outするのが難しい。
女性の権利を主張する、という
福島瑞穂とか田嶋陽子的ななうるささじゃなくて
紺野美沙子とかアグネスチャン的な優等模範な感じでもなくて
好きか嫌いかはおいといてとにかく目につくAKB的な
こう、女性っていいもんだよー楽しいよーという
Entertainingなフォーカスをして売ってかないと
女性の日ってのはいつまでも
微妙な立場から抜けないだろうなぁ。
でも下着で踊られてもその「解放」じゃないだろ、という
各方面からのつっこみが出そう。
というか、世界的に「婦人デー」を祝う主軸がない、のが
このイベントの難しさ。
アフリカの農村と、東京のど真ん中と、ヨーロッパの歴史のある町と
女性の立ち居地って違いすぎるからね。

それにしても海の日とか猫の日とか
恵方巻きを食べるとか
知らないうちにいろんなイベントが増えていて
なんかこう時代から取り残されている感をもつ今日この頃。

というわけで、国際婦人の日、おめでとう。
女性のみなさま、立ち上がりましょう。
(適当なまとめ方だなぁ、おい)

過去の国際婦人の日に書いたブログ。2009年はキューバにいてた。なつかしー

2011年3月8日 国際婦人の日(ソマリア)
2008年3月8日 フェミニズムなる宗教?(スーダン)


d0153664_11565298.jpg

by miomiomiomion | 2012-03-08 21:55 | 社会を斬る