世界のはじっこでの日常生活。思考生産物の物干し竿。


by miomio
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こういう映画が見たいんだ

今日は仕事が終わってから
ドイツ映画をドイツ大使館にドイツ人の友達と観にいきました。
で、お約束のビールを飲みながら(ビアラオだけど)
鑑賞したのが

BASTA - C(r)ook

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ドイツ映画って今までノーマークというか、
マレーネ・デートリッヒくらいしか浮かばないけど(How classic!)、
この映画がなかなかカメラワークはいいし、
BGMの選択も絶妙で、
ユーモアも理解の範囲をちょっと押し広げるくらいだし
(Little Britainみたいに完全場外だとちょっと困る)
ちょっとイタリア映画的な雰囲気のある軽快さと
フランス映画的なアンニュイな感じ(女性陣!)と
私のツボにすとーんと入りました。
全然ハッピーエンディングじゃないのにすっきりする不思議な余韻。
人もいっぱい死ぬし、暴力も満載なんだけど、全然陰惨な重量感がないし
ロマンティックなシーンもあるんだけれど、ウェットでない。
いろいろ詰め込んであるのに、おなかいっぱいにならないのは
音楽の選択と役者の巧妙さだなぁ。

ドイツ映画ってもっとどよーんとしているかスクエアな感じかと思ったら
全然違うのね。ま、日本映画が全て小津安二郎なわけじゃないのと一緒だけど。

ハリウッドもボリウッドもみるけれど、私が好きなのは
こういうノーマークで俳優も全然知られてないけれど
独特な世界観をもつ、後味の悪くない映画(”よい”必要は必ずしもなくて)。
自分の普段使わない脳の部分に染み込んでくる様な感覚とか
そうくるか!みたいなでも狙いすぎてない変化球とか
そういうワンダーランドな世界を展開してほしい。
味のある美男美女というか、ザ・オーラが出ている人を見るのも楽しい。

ラオスはまだ映画館がちゃんとなくて隣国タイもまだまだハリウッド大作がメイン。
裏道のくたびれた小さな映画感で珠玉の映画をみたいなぁ。
ニューシネマパラダイスみたいな、プリンスチャールスとか。
日本で言うと早稲田松竹か、で終わったあとで小さい喫茶店でコーヒー飲みながら
映画の感想を言い合うの。くーそういう時間いいなぁ。
そういう映画館、ビエンチャンにもできないかなぁ。

ま、DVDが50円で買えるお国柄なので、映画館はビジネスとして
なりたたなさそう・・・残念~
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by miomiomiomion | 2012-03-07 22:28 | 映画評