LEAN IN (みおの本棚2014年①)
2014年 01月 08日
2013年の反省の一つとして
読書をあまりしなかったってのがある。
せっかくKindle買ったのに、
プレジレントの「読書特集」もあって、
一時的に士気はあがってたのに(一時的じゃねー)
尻すぼみになってしまった。
最初の目標は50映画50本だったんだけど、
まぁ数に走るのは意味がないから(しかも目標だけたてて満足というだめなパターン)
今年は「読んだ本(と映画)の感想をきちんと共有する」ってことにする。
ということで今年の最初の一冊。
LEAN IN
Sheryl Sandberg
飛行機移動が多くて、雪やらなんやらで時間がかかったから
休暇中に読みきってしまった。日本語の文庫だったら(内容にもよるけど)
一日に何冊も続けて読めるけど、
英語のペーパーバックってやっぱりそれなりに時間がかかる。
それでもこれは結構さらさら読めて、
しかも「ぐっとくる箇所」(ピンクでハイライトする)がたくさんある
一言でまとめると
働く女性、プライベートとキャリアを両方とも追求したい人はぜひ読むべき一冊
でもこれ、決して女性だけのための本じゃないと思うのよね。
むしろ、男性にこそ読んで欲しい。
でも女性の敵は女性(自身)、みたいな指摘も興味深い。
ガチガチのFeministが声高に叫ぶ本じゃなくて(そんな本、読みたくないし)
Feministでいうことはいうんだけど、そのプレゼンテーションがちゃんと
素敵な女性らしい、というのがいい。
女性の社会進出の見えない壁、女性が社会に出て男性と対等に働くことの難しさという
ふるーい課題を新しい視点でザクザク語ってく。
この著者、ハーバード出てて、キャリアの経歴も
世界銀行→マッキンゼー→グーグル→Facebookという華々しさ。
二人の子供がいて、しかも美人。
文章はユーモアもあって、言葉に力がある。
実力者、ってこういうことをいうんだなーとため息でちゃうわけなんだけれど、
そこで「私なんて」という思考低下に陥らず、
「よし、私もがんばろう」ともってくるのが正しいポスト読書法。
がむしゃらにがんばんなさいね、じゃなくて
ピンポイントで力の入れ具合と抜き加減を調整すること
成功する女性はパートナー選びがすごく重要であること(これ中満泉さんも言ってたなぁ)
長期展望と18ヶ月計画を同時に考えること
などなど、ぐっときたり、そうだよなーと思うところがいろいろあったんだけど、
一番共感したのがこの2点。
Leadership is about making others better as a result
of your presence and making sure that impact last in your absence.
真のリーダーシップなるものは、自分がいることで(一緒に働く)他人がよくなること、そして、
その成果が自分がいなくても持続することです。
When looking for a life partner, my advice to women is date all of them: the bad boys, the cool boys, the commitment-phobic boys, the crazy boys. But do not marry them.
人生のパートナーをみつけるにあたって、私が女性にするアドバイスはこうです。
悪い男、クールな男、コミットメントを嫌がる男、クレイジーな男の人全てとデートしなさい、
でも結婚してはダメです。
あと、ユーモアが大事(家庭においても職場においても)というのは
実際私も深く実感するところでもあり。
日本語訳も(当然のことながら)出ているのでぜひ読んでみて。
★★★★★
読書をあまりしなかったってのがある。
せっかくKindle買ったのに、
プレジレントの「読書特集」もあって、
一時的に士気はあがってたのに(一時的じゃねー)
尻すぼみになってしまった。
最初の目標は50映画50本だったんだけど、
まぁ数に走るのは意味がないから(しかも目標だけたてて満足というだめなパターン)
今年は「読んだ本(と映画)の感想をきちんと共有する」ってことにする。
ということで今年の最初の一冊。
LEAN IN
Sheryl Sandberg
飛行機移動が多くて、雪やらなんやらで時間がかかったから
休暇中に読みきってしまった。日本語の文庫だったら(内容にもよるけど)
一日に何冊も続けて読めるけど、
英語のペーパーバックってやっぱりそれなりに時間がかかる。
それでもこれは結構さらさら読めて、
しかも「ぐっとくる箇所」(ピンクでハイライトする)がたくさんある
一言でまとめると
働く女性、プライベートとキャリアを両方とも追求したい人はぜひ読むべき一冊
でもこれ、決して女性だけのための本じゃないと思うのよね。
むしろ、男性にこそ読んで欲しい。
でも女性の敵は女性(自身)、みたいな指摘も興味深い。
ガチガチのFeministが声高に叫ぶ本じゃなくて(そんな本、読みたくないし)
Feministでいうことはいうんだけど、そのプレゼンテーションがちゃんと
素敵な女性らしい、というのがいい。
女性の社会進出の見えない壁、女性が社会に出て男性と対等に働くことの難しさという
ふるーい課題を新しい視点でザクザク語ってく。
この著者、ハーバード出てて、キャリアの経歴も
世界銀行→マッキンゼー→グーグル→Facebookという華々しさ。
二人の子供がいて、しかも美人。
文章はユーモアもあって、言葉に力がある。
実力者、ってこういうことをいうんだなーとため息でちゃうわけなんだけれど、
そこで「私なんて」という思考低下に陥らず、
「よし、私もがんばろう」ともってくるのが正しいポスト読書法。
がむしゃらにがんばんなさいね、じゃなくて
ピンポイントで力の入れ具合と抜き加減を調整すること
成功する女性はパートナー選びがすごく重要であること(これ中満泉さんも言ってたなぁ)
長期展望と18ヶ月計画を同時に考えること
などなど、ぐっときたり、そうだよなーと思うところがいろいろあったんだけど、
一番共感したのがこの2点。
Leadership is about making others better as a result
of your presence and making sure that impact last in your absence.
真のリーダーシップなるものは、自分がいることで(一緒に働く)他人がよくなること、そして、
その成果が自分がいなくても持続することです。
When looking for a life partner, my advice to women is date all of them: the bad boys, the cool boys, the commitment-phobic boys, the crazy boys. But do not marry them.
人生のパートナーをみつけるにあたって、私が女性にするアドバイスはこうです。
悪い男、クールな男、コミットメントを嫌がる男、クレイジーな男の人全てとデートしなさい、
でも結婚してはダメです。
あと、ユーモアが大事(家庭においても職場においても)というのは
実際私も深く実感するところでもあり。
日本語訳も(当然のことながら)出ているのでぜひ読んでみて。
★★★★★
by miomiomiomion
| 2014-01-08 23:27
| みおの本棚