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世界のはじっこでの日常生活。思考生産物の物干し竿。


by miomio

2011年 03月 17日 ( 1 )

to go or not to go

ルフトハンザが成田発着をとりやめたり
自国民に帰国を促す外国政府があったり
「最悪のシナリオ」を想定して
動いているようにみえる今。

でも最悪のシナリオって何

「安全である」「危険性もありうる」といういろんな見解が飛び交う中で
「東京が危険だ」とはっきり明言しているメディアも専門家もいない。
菅さんの「東日本はつぶれる」は論外として。
実際、ネットでいろんな人の意見やニュース読んでも、結局のところ
具体的にどういうシナリオになるのかがわからない。
実際に東京に避難警告が出たわけではないし
どこそこでミリシーベルトとか、放射能の数値が減少した、と
言われても、それが即どうなるのかというクリアな未来像が見えてくるわけでもなく。

列車もちゃんと動いているかわからない、
スーパーにいってももいろいろ足りないものがある、
電気が使えない、
放射能の危険性がある、

そんなことを統括して
母親は
「今帰ってこないでちょうだい」という。
「あなたが帰ってきてまたいろいろ歩き回られると
帰ってくるまで不安でしょうがないし」とも。
歩き回らないで仮に家にいたとしても
電気とか食べ物とか負担がかかる。

日本に帰って、やれるべきことやろう!と思っているのだけれど
「全力で支援する」といった国連機関は何をやっているのか
問い合わせをしても「必要があれば、声をかけます」といわれるだけだし
どこかボランティアするにしても、
今はまだ受け入れ態勢が整っていないから
個人で動くわけにはいかない。
こういうのはちゃんとシステムに入ってやらないと
迷惑になるだけだったのは、経験上よくわかっている。
「うちの家族の支えになる!」と言ったところで
「余計心配だ」と言われちゃうし、
「日本の消費を推進するのだ」と言ったところで
お店もやってないというし、足の確保も定かではない。

ふむ、そんな中で帰っても私足手まといでは・・・?
という気がしてきまして、
若干状況がわかるまで延期することにしました。

言い訳長いな。
わかっております。

いやしかしね、こう正義感だけで発信しちゃうのは
若くて無知な時は許されるとしても
ちっと年食ってしかもこの「緊急援助」業界で
7年も仕事しているわけだから
少しは賢い行動をとらないといけないような気がするんだよね。
別に賢くみられなくてもいいんだけどさ、
見切り発車でやれることが
準備をしてから動くことの期待される成果より
低い場合には我慢する。
絶対これは長期戦になるから、今急いで行動起こすばかりが
必要なんでない。
家にこもって、納豆食べてればそれだけで
私は幸せなんだけどさ。

しかしこの「無力感」は苦いね。
しかもその無力感に、「私がいたらきっと役立つことがあるのに」という
中途半端な自負心が加わって、日々とっても重く感じる。
しかもそれに加えてこの熱。ソマリアは4月5月にかけて
どんどん温度があがってくる「乾季」

誰にも頼まれてないのに
行動計画を練ってみたり
具体的な予定をたてて
動く気満々だったんですが

今はぐっとぐっと我慢して
ちゃんと走って筋トレして、栄養とって
瞑想して、4月に備えます。

それにしても、日本人の「粘り強さ」と「技術力」
それから「心配り」、桁違いにすごいね。
戦後最大のカオスがどんどんすごい勢いで
整えてられていく様子をみながら
「うわーさすが日本だわ」と感心することしきり。

バードビューで日本を見ながら
気づいたことをメモしつつ、
自分の行動計画を練り直す。
細々と発信しつつ、準備します。
4月の半ばまでには帰ります。
待ってろよ、日本。待ってろよ、納豆。
by miomiomiomion | 2011-03-17 15:50 | 社会を斬る