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世界のはじっこでの日常生活。思考生産物の物干し竿。


by miomio
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2011年 12月 08日 ( 1 )

カエルも蚕もどぶろくも

時系列がバラバラで申し訳ないのだけれど
11月21-23日に行ったロムナムタ出張の覚書。
スイスから20日の夜について、21日の早朝にはホテルまで向かえという
ハードスケジュールではあったのだけれど、
フィールド出張はいついってもエネルギーをもらう。

そりゃ、そこに住んでいる人々は
私にエネルギーをくれるためにいるわけではないのだけれど
関われば関わるほど、”開発”ってのは、
外部の人間が何かを「教えたり」「助けにいったり」
単純にするわけではないのだなぁと気づかされる。
向かうべき方向は「共存する」ということだ。
環境の問題も教育の問題も
今やすごい勢いで世界中につながっていく。
そういう中で先進国に住んでいるから
問題がないどころか
先進国のほうが答えの見えない問題が山積みだったりする。
シンプルな生活には、強力な真実がある。

ひとつのボールを大切にみんなで使ったり
大きい子供が小さい子供の面倒をみていたり
動物や植物と共存する生活を実感したり
何より、決して裕福とはいえない環境で
人々が穏やかに幸せそうに暮らしている様子をみて
人間の、生きることの、原点に立ち返らせられる。

今日の村は少数民族ナカ族の村。
みんな何度も洗った民族衣装を着ていて
髪の毛も独特の巻き方をしている
小さくて、かわいらしい人たち。
この村は昨年にWFPが栄養プログラムのトレーニングで
今まで食べたことのなかった野菜や川でとれる動物を
上手に組み合わせて新しいレシピを作った村の再訪。

子供がみんな半分はだかんぼうではだしで元気に走り回っている。
そのうしろを子犬がおいかけていく。
豚もにわとりも小さな子供がいっぱいいて
ミルクを飲んだり、ママと一緒に寝たり
とにかく平和な風景があちこちに広がっている。

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Cooking ongoing!

カエルだったり、蚕だったり
みたことのない葉っぱだったり
カラフルでポップな食材が次々と料理されていくその様は
なかなか圧巻。

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この逆立ちしているのはカエルのから揚げ君

ちゃんと蚕もカエルも食べましたよ~
タレントの香港紀行なんかでぎゃーぎゃー言って食べる人がいたりしますが
こういう「ゲテモノ」も、脳内の雑音をシャットアウトして
食べてみると全然大丈夫なのです。
蚕は感触がブドウみたいで味は鶏のささ身
カエルは魚の干物っぽい

一緒にきていた外部のミッションメンバーは食べてなかったけどね。
(彼らはムスリムで村の食べ物どころか町でのレストランでの肉も
ハラルじゃないから食べないという徹底ぶり。
もちろん文化的な、宗教絡むことだから無理強いはしないけれど
ちょっともったいないなーと思う。こういうところにきて、多文化の懐に
抱かれないとやっぱり見えてこないものがあるからね)

というわけで、子供たちも一緒に大騒ぎしながら試食会のあとは
川べりで村人主催のランチ。
ローカルのお酒や魚もいっぱい振舞われて
なんだかとっても豪華な昼食でした。
なんだかフィールド出張にいってこんなに歓迎してもらっちゃうと
仕事した気になりません。
ま、お客さん連れているときはどうしても「ショー」な感じになってしまうわけだけれど
それでも昨年やった栄養プログラムの成果がこういうかたちでちゃんと現れていて
一安心。

で、次の日は学校給食の視察。
続く
by miomiomiomion | 2011-12-08 17:49 | お仕事